PRO-WRESTLING」カテゴリーアーカイブ

祝福が欲しいのなら

2018/9/22
東京女子プロレス「HOW DO YOU LIKE SHINKIBA?」

○中島翔子 vs 上福ゆき
かみーゆはもう独自路線を歩み始めてて、
それに相手がどんだけつきあえるか?という試合になってるのかしら。
東女らしくていいとおもいます。
サイコパスっぽくコーナーに迫るの、非常にぐっときました。
あとあのポシェット可愛い。かみーゆの私物かしら。
翔子さんは言葉は少ないけど、表情でいろいろ伝えてくるのが愛おしい。
そして木曽さんの重要性を思い知った感じ。
だよねぇ。旗揚げからずーっといるんだもんねぇ。
翔子さんに仕返しでめっちゃ早くフォール数えるの超よかった。

○ハイパーミサヲ vs ヒナノ
試合中にふと思ったんだけど、パミさん、いい受けするなー、って。
そうだったそうだった。
意外に印象が薄いけどハイパミさんって攻撃面はなんとなくなんとなくだけど、
受けの部分ではちゃんと技術があって安心して見られるんだった。
なんかヒーローとして相手のよさを引き出そうとしているのが好印象だった。
あとロープを使っての腕攻めがなんか理屈っぽくてパミさんらしくてよかった。
腕への関節技のバリエーションとか増やしたらおもしろそう。
そしてヒナノさん、心配…大丈夫かな…
格闘技経験あるんじゃないの?という気持ち。
その経験値を活かすならもっと前面に出せばいいし、
ジャッキー推しならそれを活かすなり、
酔拳つかうなら徹底してやればいいし、
なんか嘘泣きもずーっとそれだとねぇ。
うーん…どこにいきたいんだろう。

○才木玲佳&ミウ vs ラク&優宇
さいたマッスルのふたりが地味にだけど徐々に連携がよくなっている気が。
シャッフルタッグ以降に継続して組み続けているのってマジラビ以外だとここだけよね?
タッグ戦線がわりと単発タッグなストーリーではある気がするので
(この試合のあとに動く話は置いといて)、
いつかここのチームが熟成されてタッグ戦線に名乗りを上げるのを期待してる。
才木さんの使い方としてはミウさんのトレーナーみたいな立場が似合いそうだし。
ラクさんのおやすみエクスプレスが地味におもしろコンテンツみたいになってきてて、
おやエク大喜利みたいなのが始まってるのはいい流れ。
ラクさんが寝る、から寝かしつけられるという、
かける方にもかけられる方にも謎のプレッシャーが与えられてるのがいいと思います。
ちょっとずつラクさんがプロレスしてきているなー。いいぞー。

○伊藤麻希 vs 瑞希
これ、めちゃくちゃいい試合だった気がする!気がする!
試合の決着を急ぐわけではなく、腕の取り合いから順番にビルドアップされて、
正当なプロレスの試合がゆっくりと構築されていく感覚。
試合の熱が最高潮に達する前に時間が来てしまったのがもったいない試合
(実力差によるなんらかの理由があるのはお察しですが)。
それでもなんでも「伊藤ちゃんがここまで出来るの!?」っていう驚きがありました。
試合前は「どっちが勝つの…?」っていう勝敗が気になったけど、
ああ、そうか。引き分けもありなのか。と納得。
ふたりのストーリーが静かに伝わって来て、
低温火傷みたいなひりひりするいい試合だった…これはいいものだ…
で、試合後の本編がまた最高だった。
負けを認めて軍団を(したくないけど)解散を選ぶ伊藤ちゃんさんの想いと、
(本音はわかんない。予想)なんでも全部手に入れてつなげておきたいみずぴょんすの策略と。
たのしいからマジラビつづける!でも伊藤リスペクト軍団もけいぞく!ってのと、
よこにたつひつようないからまえをあるいてて!っていう攻撃がすごい。
マイクなしでのやりとりもよかった!聞こえないところあるのはいい作戦だと思った!
こういう伊藤リスペクト軍団を動かしているのはみずぴょんす、っていう図式は最高。
これでタッグはマジラビの安泰はいいけど、
伊藤ちゃんの行く先はどっちなんだろうか。続きが気になる。

○愛野ユキ&天満のどか vs ヒカリ&坂崎ユカ
結果としてユキちゃーんの自力初勝利!
…だけどいろいろ考えちゃう。
まず素直にユキちゃーんの勝利は嬉しい気持ちはある。
やったぜ!って思う。
で、勝った相手がヒカリさんっていうのはちょっとひっかかる。
勝ったときの流れ。
決め手となった合体ブルドッキングヘッドロックは、
スタイナーブラザーズの技ってことでその辺をきっちり選んできたところはツボる。
で、それをかけた相手がユカっち。
ユカっちの技術ならあの技を受けられるのでわかる。
その後、サイドスープレックスをかけてヒカリさんからの勝利…と。
決め技の受け手とジョバーの役割を分けたのはなんとなーくわかるんだけど、
わかるんだけども…
姉妹タッグの絆のようなものをみせるにしても、
アプガプの中でも成長株なヒカリさんに対しての勝利というのがなぁ。
単純に強さの足し算だったら坂崎&ヒカリ組のほうが数値は上に思えちゃってた。
ヒカリさんをもっと大切に育てて欲しかった。
正直、のどかおねえさんとしてピーク近くまで引き上げたものを、
天満さまにギミックチェンジをして、まだちょっと迷走していた印象があって。
いや、、ね?ストーリーとしては胸熱ではあるし、嬉しい展開ではあるんだけど、
なんか複雑な気持ち。まあ、めでたいな!めでたいよ!
そして天満さまとユカっちのマイクのやりとりは最高だった。
真面目な中のコミカルさでは種類は違うけど、すごいシンクロだった。
というか天満さまのマイクは流石の一言。
あの謎のお辞儀の角度も含めて。
あとユキちゃーんは初めてのマイクかしら。ちがったっけか。
ヒカリさんはユカっちと組めて躍動していた印象。
あのタッグとしてだけでなくスピード感や連携はアプガプに必要なものな気がする。
ところでブレイツは解散でいいのよね?

○山下実優 vs 滝川あずさ
あずにゃん、頑張った!という気持ち。
美威死鬼軍特需があったのかと思ったら、
改造が解けても、そのままちゃんと試合が出来るレスラーになってたのはえらい。
でも、序盤でマイクが前歯に激突するその引きの強さが流石のエースだった山下さん。
あれで全部持って行った感がある。
チャンピオンは作れてもエースは作れないわ…凄いわ…持ってるなぁ。
先の後楽園ホールで赤井沙希戦。
3周年で山下実優戦。
のの子さんは既に引退済みだし、この先のカードはどうなるんだろうか。
特にラストマッチとか。
元のどかおねえさん戦の因縁を回収してないのか、そうか。

あずにゃんの結婚したい!ってのはどれくらい本当なんだろう。
本当にお相手の方はいらっしゃらないのかしら…
キャラなのかな。
今日の主役よな?と思っておチェキを撮らせていただいたのだけれども、
書いてくれたメッセージが「写真集発売!」で、そういうとこだぞ…ってなった。
なんか大人の事情とお金のにおいがするねん…宣伝だいじだけどさ…

タッグは試合が決まって10.8下北沢大会。
たぶん勝者とさいたマッスルが対戦な予感。
シングルはいま全く動いてない。次の新宿おFACEで伊藤ちゃんかなぁ。
今年はタッグのトーナメントあるのかな。
マジラビはそのまま行きそうな気がしているので、
トーナメント優勝チームとマジラビでイッテンヨン。
山下政権も年内しばらく続くだろうから、中島山下でイッテンヨン。
どらぼん不在が相当響いてる印象。
なんかもっと気が狂った選手とか出てこないかな!

Groove Me

2018/9/8
東京女子プロレス「いざ進め、成増の熱いやつら!」

○滝川あずさ vs ラク
あずにゃんの実況は実況じゃなくなって来ているわねw
ニュース速報だからいいのか。
ラクさんのコーナーからのプレーンチョップも結婚したいエルボーも、
どちらも軽くドラゴンリングインになってるのもよい。
10年前のあずにゃん+その10年後のあずにゃん=最強、って公式が意味わかんないのすごかった。
試合自体はちょっと間延びしちゃった印象かなー。
ラクさんはチョップ、河津掛け、Maxとき、おやすみエクスプレスと技が多くなってる。
なんか活かせないかな、それ。
関節技がないのか。B寝台とかなんか考えたらいいと思う(適当)。

○瑞希 vs 上福ゆき vs ヒナノ
かみーゆ最高すぎる。
思っているけど言いづらいタブー的なことを言うの、いいよね
(ヒナノさんの目が自撮りのときより小さいこと)。
で、みずぴょんすとヒナノさんを軽く馬鹿にしているところ、いいよね。
みずぴょんすの真似をしながら弓矢固めに入ろうとするのが面白かった。
弓矢固めってわりと古典的でもあるし、
そんなに難しくないっぽいので実際に出来るようになったらいいのにな、と思いました。
かみーゆの武器であるだろう、長い脚が活かせるし。
でもできないことを無理矢理やろうとして結局できない、って流れがいいので覚えなくていいのかも?
フェイマサーの決定率があがったらなー。いいのになー。
みずぴょんすはまわりに振り回されて、ぶちギレして、
相手をどんどこ踏んづけてぺしゃんこにしてまわるの最高すぎる。
怒った表情も素敵だよー。
…と、いいますがタッグのチャンピオンなのにこういう試合に回されるのは、
信頼度のあらわれ、っていう前向きなとらえ方をしたい。
後半へ続く。

○天満のどか vs ヒカリ
「ヒカリさんがしゃべったー!」とちょっと嬉しくなった。
叫んだりするのはずーっとあったけど、
相手を煽るような言動をはっきりと表に出したのは初めてのような気がします。
どうだったっけ…いままであったっけ…
今回のは「ギブアップしろー!」的な言葉でしたが(うろ覚え)。
パミさんやあずにゃん、かみーゆのようにマイクを持って喋って欲しいわけではなく、
試合の流れのなかでの煽りみたいなのは効果がある気がする。
なにより感情を出してくれるとこちらも感情移入がしやすいのがわかった。
こういうので成長というか、変化というか、一歩前に進んだ印象が持てる。いいと思う。
コブラツイストを軸にしつつ、グラウンドでの関節もぐっとくる。
ローリングクレイドルも好き。
天満様はおねえさん時代のバックフリップを再解禁したのがよかった。
キルスイッチっていかにも(かけられる側の協力が必要な)プロレス的な技で、
技が決まらない、っていうムーブがあるのはなんかお得。
ただおねえさん時代に比べて感情がこちらに伝わりづらいのが不安点。
見ているわたくし側の問題ではあるのかもしれないけども。

○優宇 vs 愛野ユキ
あまりみてません。
これ、どうなるかな。どうしたら気が晴れますがね。
着地点がみつからないんだよなー。
とにかくユキちゃーんがんばって!という気持ちではいました。
この試合はどうだったんだろうか。

○まなせゆうな vs ハイパーミサヲ
クイーン・オブ・U.S.A.決定戦という謎展開。すげー。
文豪ハイパミ先生が執筆した本を試合前にばさーっと広げて、
それを受けた対戦相手と観客がわけもわからず困惑して、パミさんが振り回して…って流れを、
対戦相手との共著となって観客にみせてくる、っていうのはなんか斬新。
両者の強い要望により、ってワードがDDTグループらしくていいと思いました。
まなせさんの「よーし、やったるで!クイーンになったるで!」っていう気合の頼もしさよ。
試合中の場外での展開が少し長くて中だるみしたけど、
木曽さん、難波ちゃん、観客を巻き込んだのはよかった。
ミーハー気質のパミ先生がUSAを取り扱ったのは当然の流れではあるし、
その流れに見事に乗り切ったまなせさんのプロレス適性の高さが垣間見れた試合。
というかまなせさんがシリアスもコミカルもどっちもいけそうなので、
東女をもっとかき回す存在になってほしいなぁ、と。もったいない。出来るのに。

○山下実優&坂崎ユカ&中島翔子 vs ミウ&才木玲佳&伊藤麻希
アメリカ帰りの三人の凱旋試合。
山下×坂崎、坂崎×中島のそれぞれの連携があってよかった。
マルメコミアンズ久しぶりにみたなー!うれしい。
あと三人の見せ場ね。
こう改めて連携の組み合わせをみるとユカっちの器用さと凄さがわかるな…
対するアイドル軍はミウさんの存在が消えることなくアピール出来ていたのがよかった。
ベアハッグにつながるムーブが非常に見栄えがする気が。
カナディアン、逆エビ固め、タワーブリッジの3本が並ぶのも素敵よ、あなたたち。
ミウさん、伊藤ちゃんさんが好き勝手にやって、
それをフォローする形でれいたんがきっちりしめるのでいいチームでした。
途中、セコンドについているみずぴょんすに伊藤ちゃんさんが噛みつく形になって、
この前のDDTでの赤井沙希さんのコメントじゃないけど、
伊藤ちゃんさんが闘っている相手っていうのは自分自身で、
その自分の中にあるもやもやがみずぴょんすに噛みつく、という場面につながった、と。
試合自体は当然、アメリカ帰りの三人組の圧勝だけども、
試合後のストーリーの流れが伊藤リスペクト軍団のストーリーにつながった。
この試合、みずぴょんすは出てないんだけどな…

発端はシャッフルタッグトーナメントでのマジラビの優勝。
からの後楽園でのベルト挑戦→ベルト獲得があって、
マジラビの結成はくじ引きだったのでみずぴょんの意思とは関係く偶然。
でもそのタッグがワンデータッグのはずが優勝後も継続して、
ベルト挑戦の決定をしたのはみずぴょんの意思。
偶然と意思がつながって結果を出したことへの伊藤ちゃんの嫉妬…だよね。
やきもちというかさみしいだけなような。
そして伊藤ちゃんが他人に対して常に疑心暗鬼であることや、
自分が一番でいたいというエゴが次回のシングルへとつながる…
女の嫉妬が闘いにつながるのはプロレス的でいいとおもいます!
実力的にはみずぴょんすが圧倒しているけど、
どういう試合になるのか楽しみすぎる。

そんな後楽園後の東女でしたが…
どらぼんの不在が自分の中で大きいのに気がついた感じ。
音楽が鳴ってないんだよな。グルーヴ感がないというか。
わかるかな…伝わるかな…
いまだいぶ凪な状態であの異様な興奮状態にない。
楽しい!かっこいい!おもしろい!ってのは当然たっぷりあるけど、
ヤバい!あたまおかしい!っていう狂気と興奮が薄い。
推しメンは中島、辰巳、瑞希の相変わらず3人だけど、
一番感情移入出来ていたのがリカさまだったもんで、
ちょっとさみしい気持ちが大きくなってきたなぁ。
言ってもしょうがないし、一番もどかしい気持ちなのは本人だろうけど…
東女が自分の中で存在が大きすぎるのでいかない選択肢は全くないので、
その辺は自分の気持ち次第でなんとかするしかない。

Thusday Night Fever

2018/9/6
我闘雲舞「Gatoh-Move Japan Tour 376」

○希月あおい vs 紺乃美鶴
いいプロレスラーの基準は受けがいいこと、と再三書いてますが、
現役を去りゆくあおいさんが美鶴さんに「なんでもきて!」と言った通り、
エルボー合戦をどんどこ受けていたのが胸熱でした。
受けることで相手のよさを引き出すのがいいレスラーで、
じゃあ、美鶴さんがこの試合で引き出されたよさとは?
美鶴さんの好きなところ…ってのを考えたときに、
泥臭さというか、負けん気の強さというか、そういう気持ちの部分なのかな、と。
普段と違う表情が怒の方向に振り切って表に出て闘っている姿がぐっときているわけで。
エルボー連発や世界バレー発射の場面はいいぞ!とは思ったけど、
「もしかして勝てる!?」とはならなかったのが正直なところ。
椅子取りゲームじゃないけども、
椅子が全部埋まっているんだったら、もう一つ違うところから椅子を持ってきて座れば解決な気がする。
違うな。全部埋まってるわけじゃなくて、空いてる席があるよね、たぶん。
でも、それは難しいことだと思うし、正しいことなのかもわからない。です。
その他大勢であるわたくしが言うことじゃないから自分で見つけて欲しいなぁ。
ナニモノかになろう。
でもなんかいままでのいろんなところにヒントが落ちていた気がする…
本人の与り知らないところで。
昔、美鶴さんを初めてレベルで見たときにどういう感想を持っていたか思い出してみたい気持ち。

○高梨将弘&里歩 vs 駿河メイ&バリヤンアッキ
ここ最近の駿河メイさんの印象としては、
なんかエキセントリックでサイケな言動や行動がちょっとおもしろくなってる。
この前のダレジョのヤギもそうだけど、ハート強いな!って感心しきり。
まわりをどんどん振り回す…というか困惑させる謎のムーブは見ていて楽しい。
本人は困惑させる気とかまったくないんだろうけど。必死なんだろうけど。
序盤の高梨さんとのバックの取り合いは見応えがありました。
もちろん高梨さんの上手さもあるけど(またいいレスラーの基準の話になるので省略)、
スピードって運動神経だからセンスだよねぇ。
バリヤンアッキさんはヒートアップでのタイトル戦は見られなかったけど、
それ以降、上を脱いで試合するようになったのね。いいとおもうー。
確かにガンプロで急に登場して謎すぎるインドからのレスラーだった頃に比べて、
すごいいいレスラーになったと思います。みていておもしろいもの。
どこが?ってのは説明できないけども、謎の愛されキャラなのもいい。
そして市ヶ谷の外でアッキと場外乱闘をして、
「がっしゃーん!」って音がしたと思ったら次の瞬間には窓枠に登っていて、
一気にフットスタンプを落としていく里歩さんがヤバかった。
「ひっ!」みたいな変な声でた。気がついたらいつも飛んでる。
なんだろう、あの里歩さんの凄さって。
ずーっと余裕を感じるので経験値なんだろうかな、やっぱり。
里歩さんの本気のライバルになりうる存在が同団体内にいたらどうなるんだろう。

○米山香織 vs 水森由菜
いやー。ゆなもんの狂気みたいなのが凄い。
あれだけのどっしりとした体型のレスラーってどこかヒール気味に見えたりするんだけど、
本人は実際もアイドルなので、アイドルレスラーだし、
徹底したトロピカルの言葉の意味はよくわからんがとにかくすごい自信なのが凄い。
設定した目標に向かって本当にまっすぐな気持ちで努力しているんだと思う。
それが多少視野狭窄になりがちで、いい意味でも悪い意味でもマイペースなんだろうなぁ。
そしてクローズラインの説得力が凄かった。
誰かが言っていたけど(バンビさんだったかな)、
ラリアット/クローズラインは説得力がないと使うべきではない、みたいなことを言っていて、
ゆなもんがどごーん!とクローズラインを放った時にその言葉がふと思い浮かびました。
あれはすごかった。
本人は怪我とかもあったし、自分の賞味期限みたいなのを意識している気がする。
そのあたりの理由で必要以上の必死さとそれに伴う努力があるんだと思う。
一気に里歩さんのライバルの位置まで登りそうな気がして楽しみではあるし、
美鶴さんとメイちゃんと(いつ復帰かわからないけど)帯ちゃんの前に立ちはだかる壁になりそう。
その辺は怖さだなー。ちょっと怖い。

我闘雲舞は美鶴さんみたさに観戦していましたが、
徐々にメイちゃんが意外に奇人でおもしろくなってきたし、
今回初めてチェキ撮ってもらったら里歩さんは天使だし、
ゆなもんの狂気もどこまでいけるか楽しみだし、
帯ちゃんの復帰も心待ちにしているし、
さくらさんはぎっくり腰だもんで、
観戦のペースをあげようと思いました。
平日市ヶ谷とリングの試合かな。下北沢でまたやらないかな。
楽しいねぇ。

ばらばらオッケー

2018/9/2
誰でも女子プロレス「EXTRA2」

ダレジョの2回目。公開練習→シングル4試合→ドロップキック選手権。
前回より公開試合に参加するメンバーは減りつつも、
初参加者もありで誰でもと謳っているだけあるなー、と思いました。
引き続きの参加者は余裕が出て来ていて雰囲気はユルくなってた印象。
ユルい気持ちだと怪我しちゃうぜ…という気持ち。
衣装だって初回はせっかく作ったのに今回は着ない、とか。
初心を忘れてしまうのは怖いわね…慣れって怖い。
それは置いといて、結論としては楽しい時間でした。
抗争…というわけじゃないけど「対戦したい!」と指名しての試合があったそうで、
そういう所謂「プロレス的」な展開が産まれているのも本物っぽくていい。
旗揚げ、と打ったからには点でなく線でつながる部分も出てくるもんね。
メイちゃん以外に本気でプロレスラーになりたい人はひとりだそうだけど
(いずれデビューしたら「ダレジョのときから応援してました!」って言いたい)、
それでも全試合がちゃんと楽しめる試合になっていたのはさくらさんの指導の賜物。
「何故、ダレジョを観に?素人のプロレスなんてひとつもおもしろくない可能性だってあるのに」
という会話があって、
「さくらさんならなんかおもしろいことをしてくれそうじゃないですか」とすーっと答えられた。
だもんで「すごいぜさくらえみ」という結論。
しかしメイちゃんの心臓はすごいな…
ヤギの物まねがヤバい。すごいじゃなくていろんな意味でヤバい。

なかったことにする気だこのひとたち

2018/8/28
DDT「DDT LIVE! マジ卍 #15」

○大石真翔 vs アントーニオ本多
試合のゴング前にごんぎつねが始まったパターンは初!最速!すごい!
最近の真面目なプロレスをするアントンがかっこよすぎる。
相手が出来るまこりんだもんで、すごい見応えがあった。
こういうちゃんとプロレスが出来る人をもっと評価してほしい。
このふたりとかストーリー与えたらがっちり出来るんだけどなぁ。
なんでそうしないんだろうか。ぷんすこ。

○マッド・ポーリー&遠藤哲哉 vs 飯野雄貴&彰人
ポーちゃんと飯野くんがサイズ的にばっちりでいい激突具合だった。
飯野くんがいい具合に覚醒してくれたらいいのになぁ。
でもちょっとまだプロレスになってないのが残念。
軽量級と重量級がそれぞれタッグを組んだ安定感のある試合でした。
これがダークマッチかー。もったいない。

○マイク・ベイリー&MAO & 平田一喜&樋口和貞
樋口くんの評価がどんどこ上昇している気がする。
ストロングもコミカルも両方出来るのっていまのDDTでは貴重。
そしてT2ひーが解散してもやることは似てくるのね、平田さん。
いきなりは変われないってことなのかな。
そんでいっつも思うんだけど、
ベルトを持っているチャンピオンがその王座の形式で試合をするなら、
それにベルトをかけないのは不思議でしかたない。
タッグチャンピオンがタッグで試合するならベルトかけたほうが盛り上がると思うんだけど。

○入江茂弘&ライアン・デイビッドソン&渡瀬瑞基 vs 高梨将弘&KUDO&石井慧介
征夫さんは平日は来られないのか。だよね。
酒呑童子のいつもの連携に石井さんがうまいことからんでてよかったです。
入江軍はゲスト外国人を組み込まれるのでタッグとしての連携は薄めだし、
入江くんの孤軍奮闘な印象です。
デイビッドソン選手はあまりインフォメーションがないのでなんか未知数。
キャラ付けが欲しいなー。もったいない。

○チェリー vs 上福ゆき vs 伊藤麻希 vs まなせゆうな
意外と…といったら失礼ですが、おもしろい試合でした。
おチェリーさんとまなせさんの実力者ふたりがいるのでわりと安心できた感じかしら。
かみーゆがよかった!
ドロップキックもビッグブーツも見栄えよくびしーっと決まったし!
おしゃべりが達者でちゃんと話を回せていたのでよかった。
試合のオチとしてはなんか一番おもしろいすっきりする感じだったのでよかったです。
無駄に豪華だし。
でもこれ(アジャさん登場)は単発で終わっちゃうのかな。出オチか。
ちなみに出てきた成金おじさん(知人の元上司)はまったくタイプじゃないです。ぷんすこ。

○青木真也 vs 伊橋剛太
総合格闘家やボクサーのオラつき感が苦手なので、
なーんか「好き勝手やってー」みたいな冷めた気持ちに。
そりゃ関節や打撃等々の展開になったら専門家のほうが強いよね。
プロレスのフィールドに来たらプロレスやって欲しいなぁ。
まあ勝村せんせいを観ていたら格闘家が強いのはわかるけども。
で、次の対戦相手が梅ちゃんみたいなんだけど、
ここで無理をさせる必要はないんじゃないの?って思いました。
ちょっと怪我が続いているのでしっかり完璧に治したほうが、
今後の彼ためにもいいよね、きっと。焦るのはわかるけど。

○HARASHIMA&大鷲透&上野勇希 vs 島谷常寛&佐々木大輔&高尾蒼馬
ノッブ大活躍。活躍?
終始テンションが高くて最高だった。
ダムネ勢もずーっと笑いをこらえてたし。
この試合は新生ディザスターボックスのお披露目みたいなもんな試合でした。
鷲関は意外と今まで通りのプロレス…そうか。
結局は上野くんを上げていくユニットなんだろうな。
HARASHIMAさんの正当な後継者としてはいい気がする。
ちょっと金髪にしてきたのは好みではないけども。
でも、平田をここに追加加入させる流れはどうだ…
T2ひーでやっていたことをそのままやろとすると、鷲関の活躍が…となる。
怖い大鷲透をみたいんじゃー、おいー。

○里村明衣子 vs 男色ディーノ
里村明衣子のKO-D戴冠の説得力よ。
立ち振る舞い、試合展開、言動(内容も含めて)。
全てがここ最近のKO-D王者に劣らないオーラだった。すごいわ。かっこいい。
ディーノの肩の怪我、っていうのは蛇足だったんじゃなかろうか。
怪我がなければ勝てなかった、という謎の注釈がついてしまった気がする。
スタミナはそれなりに互角まで持って行けると思うんだけど、
腕力は男子にはなんだかんだで勝てない、ってこと?となった。うーん。
肩の怪我を感じさせないぐらいにはハードヒットに攻撃していたし、
里村もそれを受けて、返していたし。
普通にプロレスをして、普通に勝った、でいいじゃない。
なんかすっきりしないものが残ったなぁ…
そして次回後楽園で入江くんを含めての3WAYマッチ。
どうせ入江くんがディーノからフォールを獲ってタイトル奪取でしょ。
怪我をしなければ獲れなかった里村。
里村は負けずしてタイトルを落とす。
みたいなストーリーなのは避けてほしい。いまのDDTはそう疑ってしまう。

見えない中に見えてきた師弟関係

2018/8/26
BLACK OUT presents KING OF DDT 2018 FINAL ROUND

○岩崎孝樹 vs 島谷常寛
ダムネ入り後のノッブがだいぶ頑張ってる。
元DNA勢の個性がいまいちなところや、
文化系プロレス枠の後継者が見当たらない中、
意外とがっちりプロレスが出来ること、
ナチュラルにコミカルなことになっていることなどなど、いいと思います。
岩崎くんはガンプロで本当によかったの?ってたぶんずーっと思い続けるはず。
頑張ってほしいけど、どう頑張れるんだろう。

○平田一喜&高木三四郎&大鷲透 vs 飯野雄貴&彰人&ゴージャス松野&赤井沙希
T2ひーラストマッチということで、
いつもの定型マッチを続ける中でひとつひとつが際立つ印象に。
「あー。こういうのあったなー」というわりとスルーしていたムーブがはっきりと見えました。
思い出ってこうやって縫い付けられていくんだなー、というやつ。
対戦相手の組み合わせが「なんでこのひとたち?人数も合わないし」と何故?の嵐だったんだけど、
試合展開で納得。彰人のパラパラあったなー、そういえば。
というわけでT2ひー、お疲れ様でした。
あと飯野くんはいつカミングアウトするんだろう。

○遠藤哲哉 vs MAO
やっぱりこの組み合わせになったか…という準決勝。
予定調和がすぎるぜ。
この試合で思ったのが、遠藤の試合運びが佐々木に似てきたな、ということ。
相手の技を受け切って、耐えて、そこから勝つというプロレスの流れが出来てきた印象。
そればっかりすぎると試合の展開がみえてげんなりはするけど、
相手のよさを引き出すことが出来るレスラーっていうのはいいレスラーよね。
逆にいうとMAOではまだまだ試合の展開が作れなくて、遠藤が作った、ってことか。
ふむふむ。

○佐々木大輔 vs HARASHIMA
HARASHIMAさんは去年も丸め込みであっさり負けてるのよね。
しかも遠藤に。
だから二年連続で準決勝はダムネに負けたのか。
ループものはなあ。
説得力なく負けるにはこういう一瞬の隙をついた…的な結果しかなくて、
もうプロレスの強さ云々じゃなくて、ストーリーありきなのが興ざめではある。
でもどの団体でもそうか…ストーリーあるよね。
それがおもしろいかおもしろくないかは別として。

○高尾蒼馬&マッド・ポーリー vs 高梨将弘&KUDO vs バラモンシュウ&バラモンケイ vs 石井慧介&マイク・ベイリー
バラモン兄弟が来るともうバラモン兄弟の試合で楽しい。
楽しい、というのはだいぶ震源地から離れているところからみているから。
墨汁をポーちゃんが吹くのはいいわね。
ポーちゃんはもっと評価されてもいいと思うんだけど…
試合はまあ、今日はダムネデーだから。

○男色ディーノ&大石真翔&スーパー・ササダンゴ・マシン vs 渡瀬瑞基&入江茂弘&ジェイソン”ザ・ギフト”キンケイド
ディーノがKO-Dを獲った、という展開はわりと好きな流れ。
ただ肩の怪我が本当なのか嘘なのか、という疑問符が浮かんでいるのはどうだ…
こうして入江が試合展開関係なくディーノを懲らしめるのが目的になって、
その方向性が「肩を壊す」という流れになると、肩の怪我は嘘なのでは?と見えてしまう。
嘘は嘘でいいけどさ、嘘と気がつかれない流れにして欲しいなぁ。
でも、見ている側にわかりやすく見せるのも必要で、
結果として、場内が静まり返ってもそれでいいのであれば、いいと思う。
好き嫌いありそうだな、このストーリー。
あとキンケイドがこの試合がラストだったみたいなんだけど、
そのアナウンスがないのはどういうことなの。
結局、ガンプロでやったシングルが一番よかった。
あれをもっとたくさんの人に見てほしかった。
また来ないかなー。近年のDDT参戦の外国人レスラーでトップクラスに好き。

○藤波辰爾&アントーニオ本多&坂口征夫 vs 伊橋剛太&樋口和貞&上野勇希
大ベテランが出場すると伝統芸能を見ることが出来るのはありがたやありがたや…という気持ち。
ドラゴンスクリュー大好きなので好き。ドラゴンだし。
昭和のレスラーっていうのは上背とか厚みとか身体の大きさが全然違う。すごい。
藤波辰爾って元々はJr.階級の選手だったわけだけど、
いまのJr.サイズとは大違いなのね。
プロレスラーっていうのはバケモノじみたイメージがあって、
いまのわりと一般人っぽいのは平成の流れなのかなんなのか。
昭和のプロレスってなんか別物なんだろうな。と思いました。

○佐々木大輔 vs 遠藤哲哉
準決勝で感じた遠藤の受けのプロレスが、
決勝ではそのまま佐々木の受けのプロレスに変換した形。
DDTにおけるユニットの意味、ってよくわからないけど、
イメージとしては師弟関係みたいなのがあって、
技術の引継ぎみたいなのが行われているんだろうな、と。
その中で、まだ師匠越えはさせないぞ、という会社としての意思を感じました。
同ユニットなので綺麗なスイング。
それ故のいい試合でした。めでたしめでたし。

この段階でディーノと佐々木の両国メイン。
ちょっとありえないな…
ポイントはアメリカで里村が”失った”と言っている赤いいつどこか。

すきとすきが合わさって

2018/8/25
東京女子プロレス「BRANDNEW WRESTLING 2 ~今、攻める時だ~」

○ヒカリ&ラク vs ヒナノ&ミウ
んー。んー。
確かによくなっている部分はあるけど、変わってない部分もあるよなー、という印象。
試合が止まって一瞬「ん?」ってなるときがまだある。
確かに出来る部分が増えてるのはわかるし、
技も考えてきてて(ラクさんの謎技はなかなか沸いてたし)頑張ってるのはわかる。
個性っていう便利な言葉があるのでそれで済ませることも出来るけど…
正直、この先、トップまで登りそうだな、と期待できるのはヒカリさんだけ。
表情も動きも技も全部、ヒカリさんだけがプロレスラー。
アイドルとしても曲が1曲しかないのもどうかとおもうよ?
ちゃんと大事に運営してもらえてるのかな。
よくも悪くも東女。

○天満のどか&愛野ユキ vs 上福ゆき&まなせゆうな
天満さまのヤバさがヤバい。まさかのスチームパンク。
体操のおねえさん→スチームパンクって意味がわからないのがすごい。
冷静にのどか女史を想像するにスチームパンクがばちっと合致するのもすごい。
とにかくこの試合は天満さまの出オチというか、自己紹介というかお披露目というか。
そういう試合。
外見はかわったけど、試合の内容は大差がないように思えた…けども、
フィニッシュがキルスイッチになったのでもう大興奮ですわ。すげぇ。
でもなんとなく猪突猛進さが薄れたかも?まだわかんない?
あとこの試合はかみーゆに期待をしていたんだけど、
わりといつものかみーゆだったので拍子抜け。
まなせさんもそう。
まなせさんはお衣装にもこだわりがあって素晴らしさあるけど、
元来の人のよさが表に出まくっちゃって、安定感出ちゃってる。
悪いことでは決してないんだけども…プロレスも本当にしっかりして安心感あるし。
今後の東女でかみーゆとまなせさんはわりとキーパーソンだと思っているわたくしです。

○プリシラ・ケリー vs ハイパーミサヲ
いやー。ハイパミ劇場すごかった。
まず通訳の翔太さんの活躍はうれしい気持ちに。
言葉の壁と文化の壁を飛びこえるわさびを使った侘び寂びよ。
プリシラさんはメイヤングクラシックにも出場するぐらいの実力者なので、
その片鱗を魅せるしっかりとしたプロレスだった。
世界観がだいぶぐっとくるので次回の来日時(=タイトルマッチ)が楽しみ。
で、そのプリシラさんと遜色なく試合をしたパミさん。
なんだかんだで今の東女勢でも古参の領域ではあるので、
実はちゃんと出来るのを見逃しがち。
ヒーローはもっとプロレス的にも評価されてもいいと思うの。

○赤井沙希 vs 滝川あずさ
正直、アズサクリスティはあくまでも沙希様あってのアズクリであって、
その保護がなくなってしまうと、
つまりあずにゃんとしてのレスラーとしてのクオリティが、
改造される前のレべルに戻ってしまうのではないかと。そういう心配をしていました。
が、
結果としてこの試合はめちゃくちゃ面白かった。
沙希様には美意識の高さがあったけど、
赤井沙希選手にはそれに加えて荒々しさがあってぐっときました。
逆では?と思ったけど、沙希ちゃんの時はヤンキーさががっつり表に出るのね。
そうだったそうだった、という気持ち。
結婚したいという気持ちの強さは勝ちたいという気持ちの強さにつながって、
それが何度もキックアウトすることが出来たし、
そういう試合は見ていると力が入る。
アズクリ時代の技も、フォールに入るムーブも、
ギミックが元に戻っても使っていたのはなかなかぐっとくるものがありました。
引退ロードにおける特需ではあるんだけど、最後にぱーっと花咲いてほしいという気持ち。

○里歩 vs 中島翔子
うわー。いいもんみたなー!っていう気持ち。凄い試合だった。
619だとかノーザンライトだとか、同じ技を持っている同士だし、
スピード感やスケール感も似たようなタイプ。
本当に大きく違うのはキャリア、経験。
そしてそれがどうしても翔子さんがチャレンジャーで里歩さんが受ける側の立場であること。
里歩さんがちょっとだけ焦ったり少しだけ追い込まれているのを珍しい気持ちで見られました。
(そんなことなかったのかな…)
というのも去年末の「ことり」さんとの試合(タイトルマッチと引退試合)には、
コーナーの上から文字通り見下ろして立ちはだかったシーンがあったのに対して、
今回は逆でコーナーの下から応戦していく姿が見えたので。どうだ…そういうことじゃないのか…
とにかく、里歩さんは何につけ翔子さんを少し上回っていた印象。
ただ立ち姿やオーラはもう神がかっていた。天使だった。
天使といえども、
試合後に翔子さんの手を振り払うめちゃくちゃ気の強いところに恐怖感を感じて寒気がしましたね。
それでも翔子さんは大怪獣であることを見せつけて、追い込んでいたので、
決して越えられない壁ではないと思いました。
もちろん贔屓目ふくめてなので越えてほしいという強い気持ち。
それがいつになるのか楽しみでしかたがないですね。
そしてこの試合の意味ってのが団体にも翔子さん個人にもとてつもなく大きい気がしました。
他団体には才能のある選手はいっぱいいるので、広い視野で見てほしい気持ち。
でも、東女に合う選手っているのかな、よく考えたら。

○瑞希&坂崎ユカ vs 伊藤麻希&才木玲佳
奇跡的な試合でした。
マジラビが結成されたこと自体がワンデータッグマッチの組み合わせ抽選の奇跡だし、
タッグタイトルが返上されて空位だったことも奇跡だし、
その流れの中で伊藤リスペクト軍団の分裂があり、
タイトルを返上したうちの一人が才木玲佳であることも全部ミラクルが起こしたこと。
…のような、気が、しました。どうだろ。
とにかく(もちろん贔屓目ですが)みずぴょんすのヒロイン感が凄かった。
伊藤ちゃんをリスペクトしている気持ちが本物なのかなんなのかわからなかった初期に比べ、
離れようとしていたのは伊藤ちゃんで、みずぴょんすはそれを惜しむ雰囲気だったような。
今回だってタッグトーナメントで優勝した結果、
流れとして伊藤ちゃんとのチームの離別があり、前哨戦を含めてタイトルマッチで対峙し、
結果として勝利する結果となって、最終的な発展的解消。
たぶんみずぴょんす本人の意思とは異なる流れに流されている儚さね。はー、可愛い。
しかしまあ、ユカっちとみずぴょんすのタッグはずるいわ。
ふたりで手をつないでエスケープしてる姿はなんかもう泣きそうになった。

○山下実優 vs 優宇
山下さんが勝って本当によかった。
逆の結果だったら東女が嫌いになるところだった。
いいたいことはやまほどあるけどいわない。
おつかれさまでした。

とにかく自分的セミの中島里歩戦。
自分的メインのタッグタイトル戦。
このふたつが震えるほどヒートしたので満足度が最高潮です。
あとは自分の中でのゆさん問題が解決したらなー。
これ、どう着地させたらいいのかしらね。さてさてふふー。

みんな、おげんきで

2018/8/25
DDT「KING OF DDT 2018 3rd ROUND」

○岩崎孝樹&高木三四郎&下村大樹&レッカ vs 飯野雄貴&大鷲透&上野勇希&彰人
大社長チームがなんでこのメンツなんだろう?って思ったら、
DNAが解散した後にDDTに来なかった人たちだったんだね。
となるともうDDTには出ない雰囲気になってたんだけど、
BASARAもガンプロも試合数は少ないので、
じゃーなんでそっちの団体を選んだんだろう?って不思議に思ってしまう。
BASARAはまだしも特に岩崎くんのガンプロ行きには素直に応援できない部分が出てくる。
今後のキャリアを考えたらどんどん試合したほうがいいと思うんだけどなぁ。
ガンプロのぬるさじゃ、停滞することにはならないんだろうか。むむー。

○ライアン・デイビッドソン&ジェイソン”ザ・ギフト”キンケイド&渡瀬瑞基 vs 島谷常寛&高尾蒼馬&マッド・ポーリー
やー、のっぶが頑張ってる!って印象がどんどん強くなっている感じ。
ダムネ入りはキャラが活きるので正解に思えてきました。
対戦相手もそれなりに強いレスラーになるだろうし。
背の低さはプロレスでカバーしたらええんや!
もしかしたら大物になる予感がしそうなようなそうでもないような。
ライアンデイビッドソンさんは良くも悪くもアメプロな選手で、
ちょっと見得を切るのが気になっちゃう…好みの問題なんだけど。
見得を切ると確かに見栄えがよくはなるんだけど試合のリズムが悪くなる。
DDTは大型な選手は少なく、このメンツ的にもスピード重視の試合が多くて、
その試合のリズムが悪いと魅力もちょっとマイナスになっちゃうんだよな。
難しいところある…
キンケイドは相変わらずおもしろいなー。いいレスラーだなぁ。
もうちょっとキャラが明るかったらDDTでトップが取れそう。

○男色ディーノ&大石真翔&スーパー・ササダンゴ・マシン vs ゴージャス松野&KUDO&高梨将弘
ディーノの肩の怪我ってわりと疑っているんだけど、本当のところはどうなんだろうか。
でもまあ、それをうまいことネタに昇華しているのがこの愉快な三人組のいいところ。
試合自体は松野さんがいたらいたで戦力ダウンなんだからしかたのない結果だけれども、
なんか松野さん必要?って思ったりする。
その辺の選手の整理ってやるべきじゃない?ビアちゃんとかめったに出てこないんだし。

○入江茂弘&太陽ケア vs アントーニオ本多&樋口和貞
太陽ケアの凄さが全く分からないのでなんか普通。
声援もそんなに飛んでなかったし。
ここ最近のアントンがちゃんとシェイプされていて、
しっかりしたプロレスの出来る状態になっていて、実際にしているのが凄い。
鷲関が怖い鷲関に戻るのであれば、アントンも強いアントンに戻ってほしい。
…戻る?
まあ、強い側面が多めに出たらうれしいなぁ、という気持ち。

○MAO vs マイク・ベイリー
同チーム同士の対戦。ストーリー的にも上手く出来ている。
タッグチームは異なるタイプの選手が組んでお互いを補うタイプと、
同じタイプの選手が組んで長所を増幅するタイプがあって、
このチームは当然のことながら後者。
同じタイプなので手はあうのはもちろんだし、同じチームなんだし当然。
ハイフライヤー同士の無茶をしあう試合でハラハラするいい試合でした。
MAOの確実性があがっているのが勝因かしら。
ベイリーはケニーになれないのは何が足りないんだろう…っていつも考えちゃう。
プロレスではないなにかだからかしら。

○遠藤哲哉 vs 平田一喜
団体の平田推しがどこまで続くか?という注目の試合。
結局、勢いはここで止まりかー、ってなりました。
さすがに両国メインまではいかないかw
今回の頂点を目指した方向性というものが、
トーナメントが終わっても継続するのか。
それとも年に一度の季節ものなのか。どっちなんだろう。
しかし「やればできるのに」というレスラーが多いのか、
たまーにそうみえるように上手いことプロレスが組まれているのか。
文化系の残り香みたいなものを感じさせたいのか、
ストロングを推進したいのかよくわからないな。

○HARASHIMA vs 坂口征夫
こういうグラウンドの攻防みたいなのは好きです。
試合がグラウンドからはじまる、もしくは総合格闘技のような展開は、
プロレス、非プロレスのどっちにも取れるので好き嫌いは分かれそうだけども。
息を飲む展開ではあるけども、ふと冷静になった時に、
「HARASHIMAさんはなんでもできるな!」という尊敬の念が沸いてきました。
エースって簡単に作れるもんじゃないよ…どんだけ努力してるの。
そうか、鍛えてるからか。
キックばっかり、ハイフライばっかりの未来が見えるDDTですが、
ちゃんとプロレスを出来る土壌みたいなのがあるといいなぁ。

○佐々木大輔 vs 石井慧介
石井のよさがぴくりともわからないセンスのないわたくしではありますが、
みていて思ったのは佐々木の受けが凄い。ってこと。
いいプロレスラーの基準のひとつって受けがいいことだと思っているし、
プロレスは相手の技を受けてナンボみたいな部分があると思っているので、
佐々木大輔が好きなのはこういうところなんだな、と納得しました。

いつか来るお別れに向けて

2018/8/25
東京女子プロレス「BRANDNEW WRESTLING 2~今、攻める時だ~」

カード発表されつついろいろありすぎるのでいろいろ想像妄想大予想。

ヒカリ&ラク vs ミウ&ヒナノ
アプガプのデビュー戦と同カード。
その意味とは?
イッテンヨンではミウさんが勝って「この子がエースなんだな…!?」と印象づいたけど、
試合を重ねるごとにヒカリさんが頭みっつ分ぐらい抜けた感じに。
その抜けた部分をさらに膨らませ突き進むのか?
ミウさんの復活?再興?追走?があるのかないのか…
とにかくそのふたりがプロレスをするだろうけど、
残りの二人がどれだけインパクトを残せるか?というのがグループとしての課題。

元おねえさん&愛野ユキ vs まなせゆうな&上福ゆき
元おねえさんの新キャラ新コス新入場曲のお披露目試合。
プロレスのスタイルは変更あるのかしら。キャラ次第か。
それ以外のテーマはあまりいまのところはないかな…
あるとしたらプリンセスカップのまなせさんからのリベンジ。
ユキ&ゆきがどれくらい出来るか?というところに注目。

ハイパーミサヲ vs プリシラ・ケリー
プリシラケリーはメイヤングクラシックに出るぐらいの実力者なわけで、
パミさんで大丈夫…?とは思ったんだけど、
実は隠れた実力派だから安心してる。
問題はパミさんの劇場にどこまでつきあえるか…
でも前回の来日の時にタッグは組んでるのでコミュニケーションは取れそう!
勝敗が全く読めないし、案外いい試合になりそうで期待大。

滝川あずさ vs 赤井沙希
まずは沙希様がパリへ帰国との報。
美威死鬼軍のストーリーはなんとなーく尻つぼみにはなってしまった感はあって、
じゃあ、次はどうなるのかな…?と思ったら帰国。
今回は一時帰国ではないのよね?
マーサちゃんも帰ったし、ユキオサンも旅へ…でもなんで後楽園前に…
と思った矢先に滝川あずさ卒業&引退。
そして後楽園でのこの試合!そういうことか!
…というかあずにゃん卒業かー。
歳と将来を考えたらしかたがないのかもしれないけど…
まわりの成長度合いと比較して、シスター化があったかもしれないけど強くはなった。
でも、この先の伸びを考えたら絶頂期ともいえる今このタイミングはベターかも?
その先のアナウンサーを目指すというのがどこまで本気なのかはわからないけども、
もし本当にアナウンサーを目指すのであれば確かにプロレスは足枷なのかも。
のの子さんも引退時に言っていたけど、
青春のボーナストラック/延長戦、みたいなものはプロレスにはあったんだと思うし、
のの子さんも絶頂期に卒業したし、婚勝軍らしい卒業かと。
で、後楽園にこの試合を持ってきたのは最高の流れ!いいとおもいます!
注目は赤井沙希選手がどういうスタイルで東女で試合をするかなんだけど…
DDTでの試合はわりとおまけでちゃんと強さを感じてないのよねぇ。
沙希様はお強いんだけども…はてさて。
願わくば、赤井沙希選手のDDT、東女のダブル所属とかなったらいいのにな。

中島翔子 vs 里歩
個人的メインイベントのこちら。
翔子さんが熱望して実現したこの対戦。
東女の中でもトップクラスのテクニシャンである中島翔子と、
女子プロレスラーの中でもトップクラスのテクニシャンである里歩。
このふたりがどれだけ手が合うか?というのが注目点。
…ではあるんだけど、手が合ったら絶対にメインを食う最高の試合になるはず。
というかいまからメイン以上の好勝負な予感しかしてない。
どちらかというと里歩さんが受けて、翔子さんがずーっと走り回ってる感じかしら。
619の打ち合いとかいまから考えるとぞくぞくする…
タイトルマッチ規模の最上級の試合をさせてあげて欲しい。
この試合はとにかく単発で終わって欲しくない。
東女の鎖国政策は悪いことでは決してないんだけど、
外を見せてあげたい選手は何人かいるし、
逆に里歩さんと試合をして欲しい選手もいる(特にユカっち)。
東女全体の問題として考えて欲しい試合かな、これ。
そういえばおうおう!ベルトかけろや!ベルト!持ってるだろがい!
(まあベルトがかかったら勝敗がわかっちゃうよね…)

坂崎ユカ&瑞希 vs 才木玲佳&伊藤麻希
ちょっといろいろ考えさせられるタッグ。
最近のDDTはちょっと政治的な部分があって、
それが才木玲佳の存在。
なーんか、彼女にベルトを持たせようとしている感じがする…
対外的にいい顔をする駒を欲している気がする…
というのもまずシングルをユカっちの初防衛戦で渡したこと。
ユカっちは団体でもトップクラスの愛されレスラーなのに…
その後、剥がして山下に与えたすぐ後に、
マリカとのタッグベルトを手渡したのが(マリカの実力を考えると)腑に落ちなくて。
DDTグループはどこに向けてプロレスをしているんだろう?と疑ってしまう時がある。
不穏…不審…考えすぎか…
素直に考えよう。
マジラビは最強すぎるぐらい最強のタッグだと思うので、
才木伊藤組ではちょっと対応が出来ない気がしてます。
というのも変則的なマジラビに対して才木伊藤組は直線的すぎること。
ユカっちはみらクり。みずぴょんすはブリバト。
どちらもタッグ屋の側面があり、タッグ属性が高いこと。
どちらも急造であるのは同条件だけれども、そのタッグ属性の点で、
マジラビのほうがタッグワークは上になると思う。
パワーは確かにれいたんに分があるけども、
それは伊藤ちゃんがどちらかを押さえて分断できた場合に有効。
だもんで、ポイントは伊藤ちゃん。
伊藤ちゃんが泥臭く、どれだけついてこれるかに注目。
にしても楽しみなのは間違いない。

山下実優 vs 優宇
ノーコメント

おねえさんなりの責任のとらせかた

2018/8/12
東京女子プロレス「いざ進め、板橋の熱いやつら!」

○瑞希 vs ミウ
みずぴょんしが苦戦していたように見えた…
それぐらいミウさんが健闘していたように思えました。
パワー系の片鱗が随所に見えてよかったと思います!
アプガプはいろいろと苦戦しながらも努力しているんだろうし、
東女の中で居場所を見つけようとしているんだと思うので頑張ってほしい気持ち。
ただ大切にしすぎていたり遠慮をしたりしないで欲しいなぁ。
ぺしゃんこにするフットスタンプじゃなくてフェイスロックで終わった意味。

○ハイパーミサヲ vs ヒナノ
ハイパミ劇場の舞台にヒナノさんは無事に立てるのか!?と思っていたけど、
パミさんの握手の罠を嘘泣きからの奇襲でかわしたのすごくよかった。
ただその嘘泣きのきっかけを作ったヤンジャンの投票のくだりは流石のパミさんだった。
応募はがきを手に「他の人に投票するぞ!」という脅しもわけわかんなくてよい。
試合の準備で一生懸命ヤンジャンをかきあつめるパミさんを想像すると非常に愛おしい。
ヒナノさんは水を飲んでの酔拳を使い始めたけど、
やるならもうちょっとしっかりコピーして欲しい気持ち。
ただ水を普通に飲んだだけで終わっちゃってた。
ちゃんと酔拳みた?好き?酔八仙だよ?最後は自分の拳法を編み出すんだよ?
というかジャッキーチェンネタをもっと昇華させたらいいのにな。
ヒナノさんは全体的なセンスがなぁ…あと積極性と自己主張。

○のどかおねえさん&愛野ユキ vs ラク&中島翔子
東京ファイナルおねえさん。
試合前の体操がかなりの起立率で胸熱でした。
プロレスラーとして卒業、退団、引退ではなくて、
単なるキャラ変としてファイナルを迎えて、なんとなーくさみしい気持ちになったのは、
おねえさんというキャラがどんだけみんなに愛されていたか、ということで。
大社長をリングに呼びつけて、おもいっくそ蹴りをいれ、
「おまえがやらせたんじゃろがい!」というハートの強さはほんと最高。
というかやらされた”おねえさん”というキャラは本人はどう思っていたんだろうか…
与えられた役をこなすのは役者としての務めだけど、本心はいかがなもんだったんだろうか。
まあ、おそらくだけど試合のスタイルは急に変えられるものじゃないし、
プロレスとしてはそのままなのかもだけど、心機一転したシオ(仮)さんの再デビューに期待。
ユキちゃーんとのタッグはこれからも続いていくんだろうけど、
妹を踏み台にして姉がクロスボディを放つのは超いきれるのでいいと思います!
翔子さんは相変わらずかっこよくてぐっとくるんだけども、
おやすみエクスプレスをやれて「やったー!」と喜んじゃうところとか最高に可愛い。
おやつあげたい(けど翔子さんは栄養とかこだわってそうなので与えるおやつに迷っちゃう真面目なわたし)。

○沙希様 vs 上福ゆき
○沙希様 vs 上福ゆき
いやー。瞬殺芸は久しぶりに見た!さいこう!
瞬殺芸の好きなところは再開した試合も「また瞬殺!?」という天丼な一瞬があって、
そこを乗り越えて試合が続くところ。
かみーゆの「もう一回ゴン!ってして!」って表現がわけわかんなくて最高。
ゴングのゴンかな。英語の発音的な意味で。違うな。なんも考えてないな。
(追記:「ゴンッてして!」は木曽さんにゴングを鳴らして!ってお願いしていた模様。
確かに本部席に「ゴング!」って言ってる!考えてる!)
プロレスの試合の内容は勉強してほしいけど、プロレスの知識みたいなのは勉強しなくていいぞ!
170cmOVERの長身同士故の見栄えの素晴らしさはもちろんあったけど、
そうじゃない闘いも見てみたかった気持ち。
ドロップキック、ビッグブーツだけじゃなくて、
フェイマサーの命中率もあがったらいいし、なんならこの前だしたセントーンも使って欲しい。
美威死鬼軍が解散状態でひとりぼっちの沙希様。
そのタイミングで元見習いメンバーのかみーゆが闘うのであれば、
なんらかのストーリーの展開を期待したのは事実だし。
後楽園を前にしてなんのストーリーの発展はなかったので、その後楽園で動き出すのか、な。
休憩前の試合にしてはあっさり終わってしまったのは残念。

○坂崎ユカ vs 滝川あずさ
あずにゃん、おかえりなさい。な試合。
前滝川あずさ時代にはプロレスに不安があって、おねえさんとの最弱決定戦とかあったし。
アズサクリスティに改造されて急に強くなって。
シスターの試合は沙希様のおかげで試合がみられるものになっているのでは?という疑念もあったけど、
ナンバーワンアナウンサーに戻った後もしっかりとプロレスが出来ていたのでよかった。
セミだもんね。しかもユカっち相手の。
ユカっちは終始あずにゃんの顔をごしごししていたのが面白かった。
ただまだ左目が本調子じゃないみたいで心配…
なんのリリースもないので大したことではないのかもしれないけど、
目は大切だし、ちょっと怖い。目測も誤っちゃうだろうし…

○優宇&まなせゆうな vs ヒカリ&山下実優
まなせゆうなさんのプロレスは綺麗なプロレスというか、
どんなスタイルやキャラにもシフトできる柔軟性があると思っていて。
器用貧乏…とは違うんだけど、、えー、、なんて言えばいいんだろう。
いつぞやの新木場でのタイトルマッチでみせた爆発力は持っているのに、
試合の随所でいい動きやいいムーブを出しているのに、
なんとなーく「いい選手」とみられているフシがある気が。どうなんだろう。
強さのスイッチを入れたら東女の中でも上位クラスなのは確実で…
優しさは武器にも足枷にもなるのかも。
で、たまにヒールのスイッチが入るのが好き。
あと今回の御召し物も個性的で好き。
ヒカリさんは初のメイン…?
アプガプの中でも抜けてきたし、東女の中に入っても遜色ないから、
なんか一度マイクでも握ってみたらおもしろい展開になりそうだな、と思いました。
で、この試合自体はどうでもいい。もう勝手にやってー、って。

夏の後楽園前、名古屋大会は残っているけど、都心部最後。
中島vs里歩のシングル。里歩さんは前哨戦はなし。
タッグのタイトルマッチ。伊藤ちゃんさんとれいたんが欠席でなにも進まず。
あとなんかあったっけ。決まってないことが多すぎる。
核のひとつになるべき美威死鬼軍のストーリーも特になし…
シオ(仮)さんの再デビューみたいなのもカードはまだ。
プリシラケリーの対戦相手もまだ。
ちょっと不安だなぁ。