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殺陣とプロレス

2019/8/16
魔界~怠惰Sloth~

噂の魔界に行ってきた!うれしい!
プロレスをベースにした時代劇ミュージカル…って解釈でいいんだろうか。
所謂「殺陣」のパートで武器での動きとプロレス的なフィジカルコンタクトがある。
これがまた凄い。
舞台装置がロープのないリング。
バトルシーンのBGMが生演奏。
プロレスを初めて観たときに感じるであろう印象の一つに、
「音がでかい」ってのがあって、
そのリングから鳴る音と演奏の音がいい感じにシンクロしてる
(もちろんシーンとしての動きも曲の展開とシンクロしてる)。
そうだった。プロレスって結構作りこまれた「殺陣」なんだよ。
わー。気づきがここにあったわ!
出演しているレスラーのみなさまだって信頼できるメンツで、
これ実際の試合だったら超豪華だよ、みたいな。
そして今回の観戦(?)の目的である里歩さまのご出演シーンが素晴らしすぎて、
鳥肌が立つぐらい最高でした。
和装でバトルシーンをする里歩さま、ですよ。震えるわいな、そんなの。
とりあえず惜しむらくはいままで見てこなかった、ということ。
ストーリーの前後がわからなくて十分に楽しめるクオリティなので問題はないんだけど、
事前にわかっていたらもっと面白いだろうな!と思いました。
選手の名前じゃなくて、役名で観たほうがもっと面白いだろうし、
歴史的な背景も勉強しておいたほうがもっと理解度が深まっただろうし。
とにかく、これはまた観たいやつだなー。タイミングが合えばいいな。

2016の10曲

毎年恒例の今年の10曲。
2016年はこんな感じでした。
アーティストかぶりなしをルールに選んだ10曲。
愛と憎悪がどろどろと渦巻くランキング。

10.Flow/[.que]
本来はソロのエレクトロニカの人なんだけども、
その人がバンド編成を組んでみたよ!っていう。
エレクトロニカの人なのでメロディーとかアレンジとかが、
よく言えば手が込んでて悪く言えば意識が高い。
で、女性ヴォーカルの人が声質が好きなかすれかたというか、
響きかたというか、そういうのをしててぐっとくる。
ぐっとくる声って大事。
いい曲なんてのは山ほどあるんだから、どっかでひっかるエモさって重要。
ただこの人の本来のインストの作品は好みではなかったです。おもしろい。

9.溢れているよ/安藤裕子
で、その声とか歌い方とかエモさの先にあるのか手前にあるのかだけど、
この人の世界観がすばらしくぐっときたこれ。
アルバム通しての雰囲気がよかった。
なんかひねくれてて陰湿なものがあるんだけど、
もちろんその裏にあるまっすぐでキラキラした部分がちら見しててなんかよかった。

8.Runaway/Electric Youth
自分の元々の守備範囲であるテクノ/ハウスの部分なんだけど、
BPMが遅めで綺麗な曲がマイブームだった2016年。
所謂美メロなハウス。
よつうちのいいところの上澄みみたいな曲だった。

7.Backtail Was Heavy/Lone
テクノはオールドスクールなものに回帰している節があって、
それってたぶんEDMが定着した反動みたいなものだと思うんだけど、
「THE!打ち込み!」みたいな良質のテクノが多かった印象の一年。
Loneさんはだいぶフェティッシュな打ち込みをなさっていて、
その中でもハードコア気味のこの曲は血管が切れそうになるぐらい興奮する。
テクノには他のジャンルにはない感情に直接訴えてくるものがある。
大変興味深い。これはいいものだ。

6.Daze (Populous Remix)/Cuushe
感情に訴えてくるテクノっていうのはメロディーであり声であり。
歌では決してなくて声のよしあしが直接ぐっとくる。
とてつもない美しさを孕んだ名曲。
日本人ですって。
日本人のこういう陰湿というなねっとりとしたこだわりのある美しさは好き。

5.Don’t Fly/back drops
新人アイドルグループ。
ただ平均年齢がとんでもない。
日高のり子、山崎和佳奈、松井菜桜子です。お察しください。
声優やらアニソンやらは微妙な拒否反応があるわたくしですが、
単純にいい声。歌うまい。
そしてびっくりするぐらいツボるシンセ音…
曲の作りは単純なんだけどね。
いまの声優はただのアイドル声優なだけで、
キンキン声でしゃべられても!歌われても!という拒否反応。
伊達のベテランじゃないぞ、というなんか企画勝ちな一曲。
新曲でないのかしらね…

4.ひとりあそび/ふるの つばさ
つーちゃん。
今年は推しのアイドルが完全に駄目になってしまったので(後述)、
はぐれ活動として主にSSW界隈を見ていた気がします。
そのなかで引っかかったこのお方。
曲を聞いたら
「どこかで聞いたような…あの人たちに似てる…」みたいな感想になるんだけど、
まあ、それは置いといて。
なんか不安定な綺麗ごとじゃないことを言っているんだけど、
私をみて!みたいなアレを感じてぐっときました。
ライブ自体はピアノの弾き語りだったんだけど、とてもよかった。
が、2016年いっぱいで活動終了。ざんねん。

3.はなみずき/あーた
今年新規に見つけたSSWさんではかなり推していきたいあーたさん。
人としてえらくポジティブでまぶしい感じのなんかすごい平和な人。
アイドルみたいな作られたキラキラではなくて、
なんかもうナチュラルにこういう人なんだろうな、という。
…という曲を好きになる前に人を好きになるのは間違いじゃないよな。駄目かな。
で、
曲を好きになるのっていろいろポイントというかツボみたいなのはあるんだけど、
この人は自分でも歌っているけど声がぐっとくる。
説明できないけど、ぐっとくるのよ…
そして曲自体のこの人がもって生まれたキラキラが詰まってる。すごい。
わたし、TOになりますね。

2.アイライン/エレクトリックリボン
問題のエリボン。
エレクトリックリボンさんはあんなに好きだったのに、
いまはちょっと嫌悪感すらあるわけ。
推しメンが抜けたのはまだしも(超重要事項だけども)、
元々の創立者が、
つまりは曲を作っていた、いわば頭脳であり、心臓部である人が抜けた。
残された人に看板そのままで中身にどうでもいいものを詰め込まれてもさ、
それはもう好きだったユニットではないわけ。
やるなら変名でもなんでもしてほしかったし、
それこそ結成10年だかなんだかしらないけど、
中身が君たちになって1年も経ってないよね?
そんな状況なのに結成10年を宣伝文句で使わないで?っていう、
なんか神経を逆なでされるようなさー、もうさー。
じゃあなんでこの曲が2位なの?って話になるけど、
作詞作曲が前述のあーたさん。偶然だぞ。
あーたさんのライブをみたあとにこの曲を聴くと、
この曲を歌っているあーたさんが頭に浮かんできて、
そんでもってそれがさいこうなのです。あーたさん、すげーな。って。
曲としてはすごいいい。「好きなんだ!」のフックがさいこうの高揚感。
ただアレンジが思い出補正にひとつも勝てないぐらい汎用すぎて本当に本当にがっかりするんだ。
あすすの天才さには敵わなすぎる。

1.君の魔法/period.
で、エリボンがただの廃墟と化したなかで、
旧メンバーを追いかけるはぐれボンクラ軍団と化したわたくしの、
唯一の希望の星ともいえるperiod.さん。
NAOMiRUSTYさんがいろいろあって活動終了。
Pastel Pantsさんのソロ活動があって、
Nice Arrangeさんはなんかもやもやする
(誰もみてないから言うけどなっさんの相方が嫌い。なっさんは可愛い)。
で、period.さんはほぼ毎回ライブにいかせていただいているのですが、
曲数がそんなに多いわけではないんだけど、
一生懸命ライブという空間やら空気を作ろうとしていて、
もちろんそのために歌の練習をがんばって、
先生に教えられたことや自分で工夫してきたことをライブで表現しようとしていて、
それが聞いててすごいわかるのがおもしろい。
努力してるんだな、っていうのがすごい尊敬できる。
自分で初めて作詞作曲したという曲(この曲ではない)が本当にすごくて、
早く音源化できたらいいのになー、って思ってる次第。
period.さん…period.のくらげさんは天才なので。

そんな感じなんだけども、
今年はエリボンの崩壊でアイドルにはあまり興味を持てなくて
(あれ以上の天国はなかった。5人の最強のエリボンを超えるものはもうない)、
SSW界隈もライブにはふわっと触れましたが、がっちり追うわけでもなく
(period.さんだけが生きがい)、
DJまわりだと自分がハードハウスに回帰したのと、
レコード熱があがっているので新譜は特になし。
しいていうならエレクトロニカ気味のゆるい音源が好きに。
まあ、そのあたりはこのランキングには反映されないので…
基本的に女性ボーカルものが好き。
あとなんかひっかかるもの。
来年もいろいろ聞いていきたい気持ち。

(the end of)エレクトリックリボンさんとわたし

前回までのあらすじ(すっすが卒業するまで)。

あれから早幾年なんだけどpippiがリーダー就任。
chiaki、natsukiが卒業。
nagisaが加入。
波乱すぎんだろがい。

年末のワンマン(?)が終わってからもしばらくライブにはいかなくて、
定期公演もあったけど、それもいけなくて、
渋谷のライブにふらっといったのが久々。

で、その時に思ったのが、
「あー。フロアみてないな」でした。
決まり事がいっぱいあって、がんじがらめで、
そのからまった状態で個性も消えていってスケールも小さくなって。
そんな量産型の型にハマったグループになっておもしろいか?っていう。
あの野生はどこに忘れてきちゃったの?って。

司令塔でもあり頭脳でもあり心臓であったasCaさんが抜けて一番の心配は、
「曲、どうするの?」でした。
たぶん、誰もがみんなそう思ったんだと確信しているんだけども。
そんな中で新曲を発表したんだけど、それが一つも響かない。
あまりにもレベルが低かった(個人の感想)。
とりあえずそれっぽい曲を作れるって人に発注して、
とりあえずそれっぽい曲が出来てきた。
それっぽい曲が出来ちゃうぞマシーンに突っ込んでぽぽーんと出てきた感。
(後々それは出来てきたわけじゃなくて存在していたと知るがまた別の話)
エリボンのライブのよさって、メンバーだけじゃなくて、
ボンクラの力も相当あると思ってたんだけど、
それを全部あっさりと切り捨てた曲だとな、と。
アイドルの、大メジャーではない、フロアとの距離の近い、コールありきの文法ってある。
そんな文法なんて全部無視じゃん。あー、駄目だ。って。

もう一つがアルバムリリースのミッション。
誰が得をするんだろう?って(実際、これのせいで辞める人でたでしょ)。
「ミッション失敗したらリリース中止」っていう言葉の意味ね。
失敗したら、中止。この二つのワードがもうさいあくじゃないですか。馬鹿なの?
課題を出している側の「課題だしてる自分かっこいい」みたいなのも感じるし、
「こういう課題あるとおもしろいでしょ?」っていう、
アイドルグループってこういう課題とか出したらいいんでしょ?っていう、
まるで見当違いの印象もあるし。
そのテンプレ、どこで拾ってきたの…?
とにかく、このあたりも迷走感がすごかった。
こんな悲壮感じゃ応援なんてできない。感情移入なんてできない。

この先のことを確認したかったので卒業公演後のライブにもいったけど、
既存曲のアレンジを変えてきて、ただただ駄曲に成り下げやがったのを聞いて、
もう完璧に駄目だなって思いました。
あんなにasCaさんが考えて、一生懸命作って、フロアとメンバーで育てた曲を、
あっさりとのっぺりとしたなんの気持ちの抑揚も起きない駄目な曲にしやがって。
天才の作った高い完成度の曲なんて凡人が弄ってそれを上回ることなんて無理じゃん。
だったらその労力を新しい方向に向けたらいいじゃん。
既存曲のオケに辞めたメンバーのコーラスが残ってるじゃん。そこをなんとかしなよ。
きっちりできないならやらないでよ。悲しいわ。

結果としてasCaさんが提唱した「最強のエリボン」は確かに最強だった。
最強の5人だった。
柱が抜け、エース格が2枚抜け…
残ったのは牙を抜かれた野生のアイドルと役割を失ったリーダーになっちゃった。
運営があんなセンスないのはもう悲劇ですらない。

そんなわけで悲しい気持ちでいっぱいです。さようならという気持ち。
でもまあ、アイドルを応援するのはたのしかったです。

2015の10曲

とあるところで毎年恒例になっているその年のベスト10曲。
アーティストかぶりなしをルールに選んだ10曲。
全部好き。

10位 サスティナブル しゅらしゅら / NAOMiRUSTY
09位 ユニオン・ロッカー / A.R.B.
08位 BAD COMMUNICATION -ULTRA Pleasure Style- / B’z
07位 不死身のエレキマン / ザ・ハイロウズ
06位 M4EVER / スチャットモンチー
05位 クリームソーダ / エレクトリックリボン
04位 きみとぼく / DJ HIKARU
03位 エメラルド / おやすみホログラム×Have a Nice Day!
02位 マイアミソング / Miami
01位 Hang Arround / Kit Cat

10.サスティナブルしゅらしゅら/NAOMiRUSTY → 元エレクトリックリボンの青い人ことNAOMiさんが満を持して再デビュー。曲はDr.USUIで作詞が小林愛っていう俺得すぎる組み合わせで期待値がぐんぐんあがってこの曲をランクインさせた時点ではまた聞いてもないという素晴らしさ。しゅらしゅら、っていう単語のふわふわした雰囲気でどんな歌詞なんだろー。って思って歌詞カード読んだら興奮しすぎて血管切れるかと思った。小林愛さん、天才かよ…曲もちょっと懐かしい感じのピコピコ感。スルメ感高い。で、NAOMiさんの歌…とか声とかそういうのが全部ひっくるめて好きだったんだなー、と改めて。DISCUNIONのアイドルレーベルってのが謎なんだけど今後に期待。場合によっては人生かけちゃうぞ。

09.ユニオン・ロッカー/A.R.B. → 今年いちばんハマったのがプロレス。ユニオンって団体がありました。10年続いたその団体が今年の10月に解散。団体を知ったときにはもう解散が決まってて、一番最後のラスト興行だけ見られました。エモかった…なんでもそうだけど、最後の最後って美しさがあるよな。そもそもA.R.B.が団体のテーマ曲ってのがいいじゃないですか。たとえ曲名きっかけだったとしても、奇跡的に歌が融合したミラクル。

08.BAD COMMUNICATION-ULTRA Pleasure Style-/B’z → 今年いちばんハマったのがプロレス。ガンバレ☆プロレスって団体があります。そこの代表、大家健の入場曲。大家健ってのが本当に駄目な人でなにをやっても駄目だし言ってることがめちゃくちゃだしプロレスが強いわけでもないしそれでもなんだか不器用にやってるんだけどそれが奇跡をばんばんに見せてくれたのが今年。ガンプロの話をすると長くなるけど、兎に角、この曲が流れると興奮するんだ。すごいんだ。リングサイドにかけよってバシンバシンにエプロンを叩くのが最高に楽しかった。曲とそのまわりの景色がその曲をすごいところに連れて行く奇跡。

07.不死身のエレキマン/ザ・ハイロウズ → 今年いちばんハマったのがプロレス。今年いちばん好きになったレスラーが木高イサミの入場曲。イサミさん、本当にかっこいいんだ…酒場プロレスっていう飲み放題のやつがあってそこで大合唱になって震えた。昼と夜をかき混ぜて朝まで踊れる男っていう言葉のすばらしさ。曲を聴くシチュエーションって様々あるんだけど、さっきのバッコミといいこの曲といい、出囃子って重要だよなー、という好例。ディジェリドゥの音だけで鳥肌が立つレベル。

06.M4EVER/スチャットモンチー → チャットモンチーとスチャダラパーのコラボ。想像してなかった。曲の世界観がすごい。異常。や、異常じゃないんだけどこの二組のコラボでこれ?っていう。橋本さんが壮絶なまでに役にハマっててさいこうすぎた。そしてオチ!曲を聴いて本当に笑っちゃったのは久しぶり。これ、すごいよ。橋本さん、さいこうかよ。

05.クリームソーダ/エレクトリックリボン → 今年のエリボンについては言いたいことが山ほどある。山ほどあるのでそれは別のエントリを確認して頂いてですね。で、asCaさんの曲がちょっとぴーんと張りつめちゃった何かがあって曲に余裕が感じないんだけど、テンション的にはずーっと高いのでずーっと盛り上がる感じの曲。名曲。なっちゃんの声をどう受け入れるのか?が今後の個人的な課題。

04.きみとぼく/DJ HIKARU → ライムベリーですよ。ライムベリー。解散じゃなくて3人中2人が脱退。さらにプロデューサも縁を切って、過去の曲はいっさいに歌わない。それ、解散じゃないの?もう別もんじゃないの?そんなアイドル界さいこうのごたごたがあったライムベリー。怒りすら湧くストーリー。その脱退後に発表されたDJ HIKARUの歌。歌詞をしっかり追うと本当に切ない。本当にかわいそう。奇麗はハウスなんだけどもさいこうのasCa仕事。曲の裏にあるストーリーがその曲をとんでもなく奇麗な場所へ連れて行った名曲。

03.エメラルド/おやすみホログラム×Have a Nice Day! → 歌も正直なところへたっぴだし、曲に展開があるわけじゃないし、それでもなんかけだるくて切なくてなんともエモ味のたかい曲。EDMのブームがアイドル界にちょっとある気がするんだけど、純粋な所謂EDMというわけじゃなくてトラックがエレクトリックという曲が多い気がしてて、地下でトラックとかなんとかを作ってた人が頑張ってるんだろうな、って気持ち。DJが誰でも簡単に出来る世の中だもんで、こういう踊れる曲はいいとおもうの。

02.マイアミソング/Miami → コバヤシアイとカジヤアイの天才2人組が某コンピに提供した曲なんだけど、すごい。チープなエレポップに乗っかってる歌詞がすごい。もうそんだけなんだ。勢い大事。ホント、これすごい。

01.Hang Arround/Kit Cat → これもDr.USUI仕事だったや。四つ打ちの曲なんだけど、どこかにロックを感じるし、Kit Cat(というかジョッさん)のイメージにすごい合っててわかりやすくてキャッチーでうきうきするしでずーっと聞いてる。好きな曲ほど理由がないんだよな…説明できない。

惑々

仕事があまりにも忙しいのでついかっとなって買ってしまった。
CS-eR95UkAA2K3k
大丈夫か…

おうちにきて一週間ぐらいたちますが、まだ開けてない。
開ける暇がない。

使い方とかさっぱりだし、これでどうしようとかプランもないので、
びしーっとなんかやってみたいと思います。

今後、ここに、メモ程度に、なんか書いていきたい。
ひっそりとがんばる。

まずはこのへんを読んでみようかな、と…
http://dawcom.wiki.fc2.com/wiki/%E7%89%B9%E9%9B%86JD-Xi
http://www.dtmstation.com/archives/51928807.html

エレクトリックリボンさんとわたし(reprise)

やっと書くときが来た。

ここまでの流れ。

asCa、erica、NAOMiの三人体制の時に知る。
AZUMIが増えて四人に。
NAOMiが脱退。
AZUMIが脱退してasCa、ericaのふたりエリボンに。
オーディションでnatsuki、chiaki、pippiが加入。五人に。

自分が知るより前の体制はまあ置いといて、
この5つのフェーズのうち、どこまでがエリボンだったんだろうか、って考えたりする。

自分が知る限りの一番エリボンらしかったのは最初の三人体制。
というか、やっぱりNAOMiさんの存在が大きかった。
会うたびに「げんきなの?」って心配してくれてうれしかった。
脱退を知ってTIFの会場に言って泣いて、
波音チューニングをひとりで海で聞いて泣いて。
卒業公演で泣き崩れて。
あー。終わったんだなー。って思った。

AZUMIさんは加入時はすごく未完成で、見ていてはらはらしてて、
歌もそんなに上手じゃないし表情もかたいし。
でも場数を踏むたびに成長していってすごいな、って思てて。
ちょっときついこととか上から目線で言っちゃったけど、
すごい応援してたし、頑張ってほしいって思ってた。
で、いきなりの脱退。
というかエリボン自体が事務所を抜けて。
ひとり残されたAZUMIさんはどうなるんだろう?って思ってた。
Re:ガールズの話はあとでまたするとして。

そんでから新メンバーの三人。
natsukiさんはオーディション自体は見てないんだけど、
オーディション後から新メンバー発表までの間、
twitterでちょいちょいからんでて、
誰かを推す、っていう体験が少しだけできた。
正直「この子、果たして本当に可愛いのかな…」って思うときあるけど、
持ち前の孫力で「あー。可愛い生き物だなー」という感覚の可愛げがあった。
なんか一生懸命頑張ってるのは伝わってくるし、
いまいる場所が好きなんだな、っていうのも伝わってきてるし。
過去のいろいろ(あるのかないのかわからないけど勝手に想像してること)が、
すごいコンプレックスがあって重荷になってて、
それを乗り越えようとしてるのか、
でも新しい方向にどんどん進んで行こうっていうのがわかる。
自撮りもがんばってる。
頑張って欲しいと思うし、この子のことはすごい好き。
問題はいままでのエリボンになかった声質。
クリームソーダで声がうわずってるのかエフェクトかけたのかわからないけど、
あそこでずーっと引っかかる…もやもやする…
ソロで別楽曲に参加した時はがっちりハマってた。
それが何を意味するのかははっきり言わない。

chiakiさんもオーディション見てないな…
この子はわかんないんだよな…でも、好き。
歌は上手、声も綺麗。
フロント3人になってericaさんと近いものがあるのでちょっとそこに埋もれがち。
でも、不思議と魅力のある人間性。
エキセントリックで何を考えているのかわかりづらくて、
奥が深くて何にも考えてないようでむっちゃ考えてる。
話ががっちり噛み合えば、がっちり噛み合うと思うのでたくさん話がしたかった。
たぶん一番話をしてあげられる謎の自信があった。
パンの話とかカレーの話とかいろいろあるし、
この子のいう話に「うんうん。そうだねー」って答えてあげたかった。

pippiはどうしても好きになれなかった。
結局なんだか苦手な存在になってしまった。
初台での出来事以来、ぎくしゃくしてて、
ずーっとどう扱っていいのかもわからないし、
向こうもどう接していいのかわかんないんだと思う。
赤坂のカラオケの時のすごい苦手そうな顔が忘れられない。
オーディションの日にたまたま見かけたときも無理だな、って思ったし、
お披露目の時も「この子、必要?」って思った。
まあ、マイナスのこととかはたくさん言えるんだけど、
後ろにいる立場でいままではasCaさんのサポート的なものでよかったんだけど、
それがなくなった後、独り立ちできるのか?って。
存在意義が見いだせるのか?って。
たぶん責任感とか頑張る気持ちとか強いと思うんだけど、
強すぎてあらぬ方向にすっとんでいきそうな怖さはある。
どうするんだろう。

そしてasCaさんが卒業する。
エリボンを作って、その中心にいる人、いるべき人。
そんな大黒柱が辞めてしまう。曲も提供しないという。
それはさ、もうエリボンじゃない別のものなんじゃないの?
下北沢で偶然会った時にちょっと話が出来て、
その時にすごく心配なことを言ってて。
いままでのこと、これからのこと、自分のこと、まわりのこと、
全部を背負って悩んで考えてそれでも耐えてきたものが、
ぱーんってはじけた結果が卒業なんだろうな。
asCaさんがよく言ってくれる「考えすぎ」ってこと、
すごくありがたく思えるんだ。でもそれをそのまま返してあげたい。
たとえば一瞬の握手会のときやチェキのとき、
またはツイッターでの返信がどうしてもテンプレのように思えるときがあって、
本当にこちらがいいたいことはその程度のことじゃないし、
かえってくる言葉もそんなものじゃ足りないよ、って。
本心なんだろうか。サービスなんだろうか。すこし不思議だった。
でもそれが心の底からの感謝の気持ちを込めた対応だったのはわかってる。
考えた結果の卒業だし、これで少しでもゆっくり眠れたらいいな、って思う。
だもんで、卒業って聞いて、どこかほっとした部分もあった。
ただ曲は提供し続けるもんだと思ってた。それもないのか。

自分が聞きたくて、見たかったものはasCaさんの作る曲で、
それを歌うエリボンの皆様なわけで、
ただ誰のかわからない歌を歌うエリボンは見てみたいのかな?という気持ち。
わかんないな。自分でもどういう気持ちなのかわからない。
曲が好きなんだもん。もちろんメンバーも好きだけどそれよりも前に。
残る4人を応援したいとは思うんだけど、
asCaさんじゃない曲を聞いたらどう感じるんだろう。怖いよね。

ヲタクについて。
自分もこういう長文を書くぐらいの気持ち悪いヲタクなのはわかっているんだけど、
深く関係を持つようになって(関係といっても現場ぐらいでしか会わないけど)、
あー。なんか気持ち悪いなー。って思うようになった。
誰が誰を推すとかはいいんだけど、TOだなんだと、
自分が自分がという強さや、上に立とうとする気持ち悪さ、
妙な競争心がある居心地の悪さ、クソリプの糞さ、知識顕示欲の気持ち悪さ、
ひとつの輪なんだろうけど、そのなかで渦巻く思惑みたいなのが見えて、
あーここにはいられないなー。って思った。
中にはすごい好きな人もいてお友達になれたらいいのにね、ってのもあるけど、
それよりもなによりも、そこからどこにもいけない恐怖みたいなのがあった。
natsuki生誕委員が動き出してからのあの感じ。
あと本当に気持ち悪い人間もいるわけですよ。よく生きてるな?っていうさ。
その空気にふれるのがちょっと嫌になったんだよな。
おもしろくない人といてもちっともおもしろくないよ。
でもちょっとちやほやしてもらったのはたのしかった。

そして自分のキモオタ具合にも嫌気がさして。
エリボンが好きすぎてもっと個々と話がしたいってなった。
でも、自分はその他大勢の一人なんだよ。
心の底から会話がしたいって思っても、それが出来る機会なんてない。
そのフラストレーションがたまってばーんってなった。
プレゼント買ったり、気を引くことを言ってみたり、
馬鹿みたいじゃん。気持ち悪い自分じゃん。なんなんだろう。
自分が忌み嫌う気持ちの悪い存在に自分がなっている嫌悪感。
だったら抜け出したほうがいいな、と。
もっともっと理由はあるんだけど。
自分の活動のこととか。まあ、それはそれ。

AZUMIさんの話。
エリボンを抜けてひとり事務所に残って、
新メンバー募集で集まって、そのメンバーが逃げて、
残ったふたりで謎のユニットを組んで、
そしてさらに加わった謎のお料理おばさん。
またさらなるオーディションで集まったメンバー。
Re:ガールズのコンセプトもよく伝わってこない。
そもそも目指す場所がこちら(ファン、言い換えるとヲタ)を向いてない。
アイドルって誰に好かれたいんだろう?って。
Twitterのリプ禁止が全ての諸悪の根源だと思うんだけど、
一方通行ってそんなにつまらないものなんだと思った。
ここ最近のアイドルに関しての話で。
エリボンをみててヲタとやりとりしてて楽しそうだけど、
AZUMIさんはさみしそうに見える。かわいそう。
この前たまたまみた路上のライブで、
コールもMIXもなにも起きない。声援も飛ばない。
エリボン時代のAZUMIさんを知ってる人が誰もいなかったんじゃ?
あそこのファンを全部切ったわけでしょ?
それが彼女の望んだことなんだろうか。それで楽しいんだろうか。

最後にericaさんの話。
言動は適当で大雑把でむちゃくちゃで破天荒だけど、
一番気持ちが強くて、しっかり将来を考えていて、
責任感があって、人情に厚い人がぇっかさん。
メンバーはもちろんファンのことも考えてる。
そういうところが本当に好きだし、ガチ恋にも似た気持ちはある。
気持ちが強いが故にメンバーとやりあってきた部分もたぶんあると思うけど、
常識人なので間違ったことは言ってないんだと思う。
自分の活動を大切にしているからこそのこと。
で、asCaさんが抜けて実質リーダー的な存在になるのかなー、と思いつつ、
この子はリーダーにしちゃ駄目だな、って気も。
決して悪い意味ではないんだけど、遊撃的参謀タイプだと思うので。
一番さみしがってるのはぇっかさんなんだよ。抱きしめてあげたいよ。

ここに書いたことが全部じゃないし、
受け取り方によってはどうとも取れるので怖いけど、
でもいろいろ思うところはこんなかんじでした。

ライブはあまり行く気がまだしてない。
新しいCDも買ったけど、怖くて聞く気になれない。
年末のワンマンは仕事で行けない。
それでもエレクトリックリボンが大好き。
これまでもこの先も。

自己満足的に自分の音楽遍歴を思い返すその5

クラブミュージック、テクノ、ハウス。
そればっかり聞いていた時期もあったんだけど、
洋楽は渋谷のHMVやらヴィレッジヴァンガードやらで、
ちょっと気になったヘンテコな(と自分で感じた)CDを買ってた。
邦楽はほぼ聞かず。

Messengerがちょっと流行していた時期にココロの師匠が教えてくれたのがPerfume。
メジャーデビュー直後ぐらいかな…
友人がライブのスタッフとして関わっていたことや、
テクノポップユニット、ということでテクノ界隈でもちょっと面白い、ってことで。
ココロの師匠は某氏の結婚披露宴に出席した時にパちゃんがライブしていて知ったそう。
Perfumeは「引力」が好きです。このFlashのせい

で、そのあたりからネオ渋谷系をちょっと掘り出した。



Contemodeは当時新宿のOTOでやっていて、
同時期に自分も[02]をやっていた関係で周年パで一緒になったこともあった。

それでも基本的にクラブなので、Perfume以外のライブとかはいかずで。
洋楽/邦楽も雑多に聞くようになってはいた。
あとじゅんちゃんに「ハッピーテクノだよ!」って教えてもらったこれね。

で、2013年5月5日。
エレクトリックリボンを知ることとなり、一気にドルヲタへと堕ちるのであった。

おしまい。

自己満足的に自分の音楽遍歴を思い返すその4

初めてクラブに行ったのは意外と遅くてリキッドルームでのCLUB LOVELY。
BUL PETERが来たとき。
爆音のに包まれる。音の振動を感じる。ってのはなかなかなかったので、
天国か何かと思った記憶。
そこからちょいちょいクラブに行くようになって、
友達も増えて、DJを初めてPartyも初めていろいろなことになった。

ROCKWESTのとあるパで遊んだ朝方。
「今日、暇なひとー」って声に挙手してみたらLOVELYのスタッフバイトに誘われて、
そこからちょっと中の人に興味を持つきっかけに。
NAO NAKAMURA大先生のパに自分がお手伝いしているとか夢のようで。
そこでの関係者も楽しかったし、人生がぱーっとかわる感覚はあった。



自分が深くかかわったパは代々木公園などなどの健康優良野外レイヴ[FREESLOW]。
横浜CLUB FIREでの箱デビュー戦などの[Vertigo!]。
CODEで平日にやっていた[Defective]。
小箱セルフオーガナイズのハシリ[Clover]。
細々と箱版[ABCDisco☆]や素人集団J-POPパ[RIGHT STUFF]。
新宿OTOでど平日の深夜に数年間やっていた[02]。
現在ライフワークの[BEATNIK]と[TECHNO NIPPON SERIES]。
二丁目、なによりDJと自分をつなぐもの[ABCDisco☆]。
DJ歴16年か。思えば遠くへ来たものだ。

一瞬知り合っていろいろあった人や、
そこから深くかかわっていろいろありすぎた人、
それはもうなんかしっちゃかめっちゃかではあったけど、
概ね楽しい人生ではあった気がする。
そのかわりつらいものもどどーんと背負ってしまったけども。

自己満足的に自分の音楽遍歴を思い返すその3

高3の夏に部活も終わって受験体制になり、
まあ浪人覚悟ではあったけど、ずーっと勉強してた。
所謂「ながら勉強」でないとはかどらなかったので、
歌詞のないインストものを…という流れでわりと無意識にテクノに到達。
今は亡き本厚木のディスクユニオンで買っていたけど、
なにを買っていたのかは具体的に思い出せない…
+8とかDISCO BとかJEFF MILLSだった記憶。

「I Am Not A DJ/Fumiya Tanaka」1995。
「DJ-Kicks/C.J. Bolland」1995。
「Mix-Up Vol. 1/Takkyu Ishino」1996。
「X-Mix – Fast Forward & Rewind/Ken Ishii」1997。

雑誌はなぜかremixを買っていて(loudはまだか)、その流れでこの辺のMIX CDを買った。
自分の聞いていたものが”ダンスミュージック”だったのか!と目から鱗。
でもまだDJしようとは思ってなかった。
ただターンテーブルをレコードを聴く、という本来の単純な理由で購入。
1台だけ。ミキサーはなし。

予備校が横浜だったこともある、授業の合間に横浜のHMVあたりに通っていた頃、
インディーズコーナーにあった「PUNA」のCDをたまたま手に取った。
とにかくジャケ(…もなかったな。透明なケースにCDが入ってるだけ)がPUMAのパクり。
「こんなの出していいんだ…?w」ってなんにも考えずに買ってみた。
それがMIX CDでDJはNAO NAKAMURA。たしかVol.4か7。
今迄聞いていたテクノよりも気持ちが高揚して、なんかキラキラしてて衝撃的だった。
こんな音楽があるのか!?って。そこで人生が変わった気がする。

まず、これはなんだ?っていう単純な興味があって、
クラブ、っていうものがある。と知って。
大学には渋谷経由で通っていたのでWAVE、CISCO、タワレコ、ユニオンなどなど。
WAVEが1階だった頃~6階に移動したあたり。
YO-C+TOMOのAngelを買ってずばばーん!ってなった。
クラブ行かないと!

自己満足的に自分の音楽遍歴を思い返すその2

中学、高校あたりの話。
この辺の細かい時期はあいまい。
たぶん時期もぐちゃぐちゃになりそう。

TBSのラジオで永井真理子→東京少年を知る。
あときっかけが思い出せないんだけど(TVKの番組かな…)Replicaが好きになって、
そればっかり聞いていた記憶。
他にはレンタルで借りてきたCDを片っ端からテープにダビングして、
雑多的に聞いていた。
世間ではバンドブームがあったけど、そこは全くのスルー。
洋楽とかだとHeartを聞いていた記憶がすごいある。

電気GROOVEを初めて聞いたのはすごい覚えてるんだけど、
高2の冬に前日に借りていた「VITAMIN」をウォークマンに入れていざ登校だー、
って時に「ハッピーバースデー」って歌い始めて
「あ、今日は誕生日だった。すごい」ってなった。
なんで電気GROOVEに行きついたのかはわからないんだけど、
たぶんスチャダラパーと同列のラップグループだと思っていたはず。

その頃、通っていた塾の講師の人の影響で本厚木のディスクユニオンに行くようになって、
そこで勉強の邪魔にならないインスト電子音楽のCDを買ったりしてた。
で「日本人でこういう電子音楽やってる人いるのねぇ」ってなって
KEN ISHIIの「Innerelements」を興味本位で買い、「N.O.」を買ってはっとした。

ソニーテクノの流れは「テクノ専門学校」を通過したぐらいで、
Aphex Twinはなぜか「Selected Ambient Works Volume II」が最初。Iはここ最近かも。

なんかこの時期に画期的にすぱーん!とテクノにはまったか?といえばそんな感じではないし、
ただなんとなくBGMとして流していた電子音楽が実はテクノで、
ダンスとして入ったわけではなかったので踊る衝動とかもなかった。
あー。いろいろあるんだなー。でも、とりあえず今は受験…みたいなテンションだった。
後々の音楽への接し方もこんなゆるさ。