月別アーカイブ: 2017年11月

辞めたら手に入る

2017/11/26
ガンバレ☆プロレス「愛してマスカット2017」

○ガンバレ・ザ・パワー&ガンバレ・ザ・アキハバラ vs ガンバレ・ザ・グレート&ガンバレ・ザ・シューター
パワーさんがぐだぐだすぎて試合もなんだかぐだぐだに。
知恵遅れの人がプロレスやるのはみているの怖いなぁ。
グレートさんのプロレス脳の高さと、その仲良しのシューターさんのカラミはおもしろい。
そして第一試合にザ軍団はもったいなくないか?

○「ことり」 vs 4代目3代目J-soulパンディータ vs 大家健 vs 翔太 vs 今成夢人 vs ドクター・キリコ
ガンプロらしさ、ってパンディータとかDr.キリコとかの有象無象が登場する部分でもあって。
そういう「らしさ」を持ってこっちゃんを送り出せたのは大変美しいものがありました。
そういえばそうだった動物世界一こと「ことり」さん。
プロレスの技術だけじゃなくて、表現力の高さもこっちゃんのいいところだったなぁ…
ほんともったいない。いつ帰ってきてもええんやで…

○夏すみれ vs HARUKAZE
「戦慄の厚化粧」っていいキャッチフレーズだなぁ。
本人はコールされてめっちゃ怒ってるけど、絶対においしいって思ってるはず。
すらっとしてスタイルもいいし、プロレス映えする夏さん。
結構すきなんだけどな…大江戸隊だからいいヒールだし。
定期参戦してほしい気持ち。
HARUKAZEは試合後に大家さんが出てきて夏に頭を下げているときも、
なーんの発言もリアクションもしなかった。
プロレスって自己表現だし、ガンプロだと余計にそうだし、
もっと伝わってくるものがないと駄目なんじゃないかしらね。
なんの面白みもない。
顔も整形顔で怖いし…マスクもおばあちゃんみたいに見えるし。
夏すみれの次回参戦の条件である
「勝ったら入れ替わってレギュラー」
っていうのはフラグがでっかすぎてちょっとおもしろくないんだなー。

○大家健&”brother”YASSHI vs 翔太&今成夢人
“brother”YASSHIがすごいかっこいい。雰囲気ある。
レスラーって強い弱いじゃなくてこういう雰囲気というかキャラというか、
そういうのがすごい大事…
で、強い弱いから遠いところにいるのが大家さんなんだろうな。
試合はすやますやまが作っていた印象。
特に翔太。
怪我からの復帰だろうけども、完治しているから復帰したんだろうし、
タッグワークというかスピーディーな動きがかっこよかったです。
あと安部ちゃんのセコンド業が素敵でな…

○佐々木大輔 vs 冨永真一郎
カリスマは伊達のカリスマじゃないな、という気持ち。
ガンプロにリングにあがっている違和感がすごかった。
なんでこんな場末のリングに?っていう。
冨永真一郎というレスラーはいいレスラーだと思います。
立ち振る舞いやムーブや所作が綺麗で見栄えがする。
ただそれがプロレスが好きなんだなー、っていう綺麗すぎる部分がある。
それでいて、確実性に欠ける部分がちょっと見え隠れするのが気になってました。
試合後にカリスマが言っていた
「サラリーマンなんて辞めて練習生からやりなおせ」
っていう言葉にすべてが集約されていた気がしました。
もし本当に冨永がサラリーマンを辞めて練習生からやり直したとして、
元々持っているセンスに確実性みたいなものが加わったら、
本当にすごいレスラーになるんじゃなかろうか。期待しちゃう…
そして試合後の流れでガンプロそのものが賭けられてしまったわけだけど、
これもフラグが大きすぎてにんともかんともな感じ。
インディJr.はなんとなーくガンプロ前にカリスマが落としそうで、
それだったら別のものがかかっていたほうがいいよね?
じゃあ、団体そのものだ!っていう安易さがどうもなぁ…
ただダムネーション全員登場という対抗戦の様相を呈してきたのは期待!

華麗なるヒーローの帰還

2017/11/23
東京女子プロレス「笑顔YESシンジュク」

○黒音まほ vs 上福ゆき
カミーユさん、大丈夫?っていうわりにシングルが続いてるわね。
逆にシングルの相手が出来るっていうのはそれなりにプロレスが出来るってことだから、
まほさんは認められているってことでいいんだろうか。
かみーゆは本当にプロレスが出来るようになったら、
背が高くて手足も長くてお顔も整っているから、
めっちゃ東女の中心になれそうな気がしているので頑張ってほしい。

○瑞希&伊藤麻希 vs のどかおねえさん&小橋マリカ
マリカさんがよくなってた!
「よっしゃいくぞ~」からのぺちぺちがぺちぺちじゃなくなってた。
わりとばしばししてた。たまたまかもだけど。
しかし伊藤リスペクト軍団が名作すぎる。
前日にライブが決まって歌も振りも突貫で練習したのに様になってた!
みずぴょんす!すごいな!って思いました。
試合自体はやっぱりみずぴょんすが突出してて安定感ある。
そしてのどかおねえさんが漫画みたいでさいこうでしたね。
伊藤ちゃんは試合後の本編で全力だして来てて、
大社長とのやりとりはDDTイチなんじゃないかしら。
イッテンヨンでまさかのディーノとシングルってすごいことだよ…あたまおかしい。

○辰巳リカ vs ハイパーミサヲ
ハイパミさんの復帰戦ということで、
パミさんは去年のプリンセスカップで山下、KANNAに勝つぐらい流れがよくて、
マイクだけじゃなくてプロレスもしっかりしてきたところで怪我で離脱。
膝ってよっぽど頑張らないともとにはもどらないよな、きっと。
底上げが進んでいる中での離脱は本当にもったいなかった。
で、やっと復帰できてうれしい気持ち。
しかも「#好きです辰巳リカ」のストーリーをきっちり作ってきたのが流石でした。
このまま半ストーカーみたいなストーリーが残ったらいいのにね。
試合はリカ様の足への一点集中みたいなロックな展開でぐっときました。
謎の狂気いいよね…リカ様…

○沙希様 vs 滝川あずさ
問題作だった!いい意味で!
美威死鬼軍と婚勝軍との試合で一度は沙希様からスリーをとってるあずにゃん
(レフリー辰巳リカでスリーが無効だったやつ)。
わりといい試合だった!
実は放送コードブレーカー、Xファクター、トラースキックって全部見栄えがするんだよなぁ。
レスリング技術やらパワーやら基本的なところはまだまだかもだけど、
リング映えする技を持っているのは強い。そしてしゃべれる。エモさもある。
あれ?もしかしていいレスラーなんじゃ…と思わせておいてのまあ、敗戦。
で、ユキオサン登場で誘拐!さいこう!
美威死鬼軍のストーリーは(蛇界もまあ含めて)東女の誰かが巻き込まれてみないことには、
そこだけ浮いちゃっておもしろくないので、
どかーん!と大きくストーリーが動きそうなのは楽しみであります。
まずはどう改造されてくるのかが楽しみすぎる…
イッテンヨンまであと一か月かー。うまく流れが作れるかな。

○山下実優 vs 優宇
初代の山下さんと二代目の優宇さん。
勝ったほうが四代目と対戦。なるほど。
山下さんは優宇さんに負けてベルトを獲られた、で1点。
れいたんとタッグチームの仲間、で1点。
計2点。なるほど。
優宇さんが最強だったあたりってずーっと寝たまま試合をしていた印象で、
ここ最近は立ってプロレスをしている。
つまりはプロレスが出来るようになって来ている。
じゃあ、いいプロレス?って聞かれるとまだパワー頼りなんだよな。
山下さんはエースとして今年はなにもしていなかった印象。
もちろん佇まいや立ち振る舞いはエースのそれだったけど、ストーリーとして。
そして出番が来たってことで山下さんの勝利。
れいたんとはチームメイトだし、キック主体で似た感じだし、
ちょっとおもしろそうではありますね。

○中島翔子&坂崎ユカ vs のの子&まなせゆうな
やっぱりのの子さんはのの子さんだなー!という素晴らしさあった。
試合の勝敗じゃないところで圧勝していたのはのの子さんヒトリ。
そしてまなせさんが生き生きしていたのが印象的でした。
テーマとしては翔子さんののの子さん越えだったんだけど、
超乳コンビにつかまっていた時間はやっぱり翔子さんが長かった。
おっぱいで挟まれてる翔子さんがさいこうでしたね。
タッグチームとしてのみらクりあんずは見ていて美しい。
長期政権だろうなぁ…
翔子さんのセントーンはすごい好きです。ぽーんとしてる。

で、試合後に伊藤リスペクト軍団が来て、
みずぴょんのタッグタイトル挑戦が決まったけれども、
パートナーがX。沙紀かな…ブリバトかな…
だったらおもしろいけど名タッグ屋だぞ、ブリバトも。
あと伊藤ちゃんに振り回されるみずぴょんが可愛すぎて死ぬ。

箱舟の運んできたもの

2017/11/23
DDT「ウチコミ!presents God Bless DDT 2017」

○マッド・ポーリー vs 下村大樹
ポーちゃんがアンダーマッチって本当にもったいないよなぁ。
結局大きなポーちゃんと小さな下村の対戦。
力の差は歴然。リング調整でしたね。
そしてキングオブダークってどこいったの。鈴木大の引退とともに廃止?

○梅田公太 vs 上野勇希
怪我から復帰の梅ちゃん。
その怪我でいない間にデビューした上野くん。
DDTの選手って蹴りが主体って人が多くて、
それってプロレス?って思うことがしばし。
その中でまともにプロレスしているのが上野くんだと思っていて。
DNA、ひいてはDDTの世代交代をする際に、
将来のエースになるべきなのは上野くんとMAOなのでは?という気持ち。
ここはただ先輩を立てたというブック。
そういうのおもしろくないんだよなー。

○平田一喜 vs 男色ディーノ vs 渡瀬瑞基 vs 島谷常寛 vs 赤井沙希 vs 吉田考志
インフォマーシャルマッチで死人が出るDDTらしい試合。
…試合?
王様ゲーム(っていうアニメ?)のルールをうまいことプロレスに持ち込んだのは流石。
血を吐く死にざまが全部同じだけど、なんとなーく個性があった。
要は毒霧なんだけども、上手い下手があるんだねぇ。

○坂口征夫&KUDO&高梨将弘 vs 樋口和貞&岩崎孝樹&レッカ vs 勝俣瞬馬&MAO&ディエゴ
まこりん不在のNωAにおいて、まこりんの凄さが逆に伝わってきた…という感想。
上手いレスラーはやっぱり上手いわ。
酒呑童子以外は急造だったもんで、連携のよさはもちろん酒呑童子だし、
個人の実力も合せて突出しすぎてた。
DNA勢はもうちょっと頑張ってほしい気持ち。

○LiLiCo&大石真翔&スーパー・ササダンゴ・マシン&大家健&石井慧介 vs 越中詩郎&高木三四郎&大鷲透&入江茂弘&アントーニオ本多
なんかいろんなものの無駄遣いですごかった。
越中は持ち芸(ヒップアタック)を出しただけだし、大谷の登場とかズルいし。
木曽さんとササダンゴが入れ替わるのが最高におもしろかった。
木曽さん、いいよね。
よく考えたら何もしてない人もいるよねw
そんでLiLiCoは思ったより参戦ひっぱるのね…という気持ち。
10人タッグは今後もこういう形式になっていってしまうのかな。
あと飯野くんはガチのゲイだと確信している今日この頃です。

○遠藤哲哉 vs マイク・ベイリー
タイプの似たような選手同士の見応えのある試合でした。
が、
決着がああいう丸め込みで終わってしまったのは残念。
これもプロレス…っていうのはわかるし、
フィニッシュホールドで決着するのはわかりやすすぎるっていう考えがあるのもわかる。
けども、トーナメントでのHARASHIMA戦もなんかこういう丸め込みだったし、
決着ありきな選手と思えてしまって残念。
出来るのに。いいフィニッシュもってるのに。
ベイリーは一時の見得を切って流れが止まるのは薄まってた印象。
ただ相手選手が受けの体制になってしまう技がなー、という気持ち。
難しい…

○佐々木大輔 vs 高尾蒼馬
NO DQってことだけどあったのは椅子とダムネの介入と手錠ぐらいか。
ユニットでがっちり活動しているのって酒呑童子とダムネぐらいで、
スマスカはあってないようなものだし、
あったとしても高尾くんさんが自己主張しないと全く面白くない。
で、その自己主張が前哨戦までにただ椅子で殴る、っていうワンパターンしかなくて。
じゃあ、その椅子の流れがあったら今日も椅子じゃん、って椅子だった。
椅子だけだった。
なんかそういうところなんだよなぁ。DDTの選手って。
なんかしらのストーリーというかお題を与えられて、
その枠を出られない。今回のお題は椅子。
もうちょっと自分の枠をはみ出して欲しい。
完璧な佐々木の試合。

○HARASHIMA&丸藤正道 vs 竹下幸之介&彰人
これもお題が与えられていて…お題というか役回りか。
主役に任命された彰人が試合を回していたようにみえました。
彰人とHARASHIMAさんの因縁。
丸藤から彰人に伝承されたという完璧足四の字の煽りV。
それだけのネタがあって、あとは善戦マンの彰人さんが演じきって終わり。
煽りVで餌を撒くのって大事かもだけど…
彰人の言うとおり丸藤が前哨戦もなしに、
本番だけだから余計に煽りVで全ての予告を出し切っちゃったのがなぁ。
竹下はフロムコーナートゥーコーナーの印象しかない。
丸藤は好きなのでにんともかんともだけど、
タッグ屋がいないDDT内でこういう外部のエース級に頼るのはどうなんだろか。

竹下政権が続くDDTはちょっとみんなが枠にハマってしまっておとなしすぎる。
マッチメイクが、とかじゃなくて、
個々のキャラクターとして。
高尾、入江、樋口あたりがもう一枚剥けないと大きくなれない気がする。
さらにその下の上野、MAOあたりが。
正直、行き止っている印象が強いです。

夢が終わる音

2017/11/4
我闘雲舞「Gatoh-Move Japan Tour 320」

○「ことり」 vs 紺乃美鶴
引退の決まった「ことり」さん。
いま見ておかないとみられなくなっちゃう。
ということではるばる来たぜ市ヶ谷。
こっちゃんも美鶴さんも普段の姿とは想像できない、
試合に入っての気迫の出し方が素敵。
美鶴さんは当たりも強くなって来てるし、ちゃんと練習してるんだなぁ。
まあ、そりゃそうか。
「ことり」さんは相変わらず戦闘機のようで見ていてわくわくする。
気持ちと気持ちのぶつかり合いで普通にいい試合でした。
やりたいことが出来なかった、と言っていたけども、
短い時間、狭い空間でやりたいことを全部出すのは難しいことなんだねぇ。
残される美鶴さんがこっちゃんとシングルで当たるのは最後らしいんだけど、
何か引き継げたんだろうか。

○米山香織 vs 沙紀with帯広さやか
もう帯ちゃんしか見えなかった…
内容とか頭になーんも入って来てないやw
プロレスラーとしての存在感って、
試合だけじゃなくてセコンド業でも生きるのね。
沙紀さんってちょっと苦手…
鍋の誤爆オチはおもしろかったです。

○里歩&アーサ米夏 vs さくらえみ&志田光
やっぱりさくらえみのプロレス脳ってすごいわ…って思いました。
志田さんをそこまでちゃんとみたトキないのでわからないのですが、
さくらさんのペースというか、どたばたというか、
そういうものに巻き込んで行って試合の雰囲気を作ってたのがよかった。
そして里歩さんはマイペースで所作も綺麗。
アーサさんはばんばん巻き込まれてとばっちりを受けるっていうやつ。
先のことを考えてしまうと、
「ことり」さんがいなくなってたぶんその代わりの立場になるのはアーサさん。
そりゃもちろん同じ意味での代わりではないけれども、
表に立つ立場…っていうのをよく考えたら、
現状、ガトムの外交的な存在になっているのは、
「ことり」さんがいなくなるのがわかっていたからなのかなぁ…

とにかくも風雲急を告げちゃった「ことり」の引退。
まだ19だもんね…まさか、だよね…
座談会でさくらさんが言っていた
「「ことり」の夢だけじゃなくて高梨さんの夢も終わるんだからね(意訳)」が、
ぐっさりときた。
本人もはっとしたんじゃないかしら。
もちろん高梨さんだけじゃなくて、里歩さんやさくらさんはじめガトムのメンバー。
「ことり」を応援していたファンたち。
それがみんな夢を見ていて、突然終わってしまうんだよなぁ。
例えば推しのアイドルが脱退とかは経験したことあるけど、
別に応援していただけで夢は抱いてなかった。
でも「ことり」さんには夢があった。ありすぎた。
もう代わりはいないんだよな…すごいなぁ。
あと何回みられるかな。

ホワイトドラゴンは砕けない

2017/11/3
東京女子プロレス「笑顔YESシンキバ」

○中島翔子 vs 上福ゆき
カミーユさんは相変わらず。
そう簡単には成長しないってことかしら。
対戦相手がそれなりにプロレスが出来ないと試合にならないよなぁ。
いまでさえギリギリなのに。
英語で捲くし立てるの飽きたし。
まだシングルは厳しいんじゃないかな…
まなせさんが超乳に行ってしまったのが痛い。

○優宇&小橋マリカ vs 山下実優&伊藤麻希
不思議と印象が薄いこの試合。
福岡同郷コンビの「伊藤!あたま!」ぐらいしか。

○滝川あずさ vs のどかおねえさん
沙希様の言う「しょうもない決定戦」との位置づけのこれ。
…の前に、のどかおねえさんの衣装忘れが全部持って行った。
結果も忘れ物をした罰ゲームなんじゃないかと思った。
あずにゃんのアナウンスをしてロープエスケープ(嘘)のムーブは飽きてきた。
飽きてきたところで再度技をかけられて「せーので離そ?」のネタは新しいパターン?
まとめます。
のどかおねえさん→バックフリップ、低空クロスボディ、WARスペシャル
滝川あずさ→トラースキック、Xファクター、放送コードブレーカー、コーナーからのエルボー
なるほどですね…
フィニッシュ技になりそうなのが確かにトラースキックぐらいかな。
WARスペシャルでタップを奪ったことあったっけか。
個人的な趣味としておねえさんのエモさは好きだし、
あずにゃんの狡さみたいなのも好きだし。
このふたりで最弱決定戦みたいな位置づけにされたのは心外ではあるなぁ。
のどかおねえさんだっていいレスラーだよ。
ネガティブな決定戦は辞めてほしい。
まあ、あずにゃんの初勝利は初勝利でめでたい気持ちはあります。
勝っておかないと沙希様との対戦につながらないしね…
よく考えたらしょうもない決定戦なんだったら小橋さんも仲間に入れてあげないと。
カミーユはまあまだしかたない…

○沙希様 vs 瑞希
完全にみずぴょんの試合だった。
伊達じゃないよ、あの子。
普通のストーリーじゃなかったら勝敗は逆よなぁ。
けども、プロレスは負けの美学みたいな部分もあるので、
今回は完全に贔屓目だけどそういう試合だった気がする。
途中の伊藤リスペクト軍団のコンビネーション(というか伊藤ちゃん)は素晴らしかった。
やー、DDT本体でも沙希様がみてみたいわぁ…

○まなせゆうな&のの子 vs 坂崎ユカ&黒音まほ
超乳コンビずるすぎるわ。
なんで試合開始前にハカがあるの。おもしろすぎる。
あとフィニッシュのWオパイェね。
まさか二人で滾るとは…すげぇ…
流石ののの子さんとしか言えない。
まなせさんも楽しそうでよかった。
ユカっちのぶら下がり式首四の字の後ろに落ちていく瞬間と、
まほさんの投身自殺ムーブでこめかみを打ち抜くムーブは、
どっちも震えるほどクールでさいこう。
試合後のマイクで「喧嘩をしないように」と言いすぎるのがフラグすぎて。
あとのの子さんの「すべてをかけて臨みたい」が嫌な予感なんだけど、
予感が外れますように。

○才木玲佳 vs 辰巳リカ
美威死鬼軍との抗争があって、どらごんぼんば~ずが結成されて、
タッグリーグがあって…そこで勢いあったのに準優勝。
それでもタイトル挑戦のチャンスが与えられて今日のこの結果。
それでも2017年は辰巳リカさまの一年だったとしか思えない。
足への一点集中、フラッシングエルボー、低空ドロップキック、ドラゴンスクリュー、足四の字。
ドラゴン戦法といいつつも、武藤ムーブなんだよなぁ。
才木玲佳は確かに強いとは思うんだけど、
プロレスなんだよ、プロレスなんだけどもさ、
そこにここ最近はなんとなく政治力を感じてしまって素直に応援できない。
ジャックハマーはまだしも、だよ。
シャイニングウィザードを武藤から公認を得たとかずるいじゃんね。
プロレス技は数々あるけど、
シャイニングウィザードは受ける側が明らかに膝を立てて待つ、っていうのが好きじゃない…
まあいいか。しょうがない。それがブックってもんですよ。
ただ、この試合は辰巳リカの試合だった。
エンジェルアタックからなにもかも出した。
それを受け切った才木玲佳を褒めるべきかも。
タッグトーナメントの開催の中で、ジャックハマーとシャイニングウィザードを習得したのと、
特に新技がなくベースの底上げと狂気を身につけてきたのと、
そこの違いだったのかなぁ。うーん。悔しいなぁ。
辰巳リカさまに関しては思うところが多すぎて、
思うところ、というか思い入れというか。
世界観が最高にぐっと来ているのでこれからも全力で応援したい。