月別アーカイブ: 2018年1月

どこをみて闘う?

2018/1/28
DDT「D王 GRAND PRIX 2018 the FINAL!!」

○吉村直巳 vs 島谷常寛
吉村はキャラがダサいのでひとつも好きではないんだけどまあいいとして、
島谷がなー、もう少し背が大きければなー。という気持ちに。
よくはわからないけども、例えば200kgを持ち上げられるほどの筋力をつけたとして、
背が大きい、小さいで持ち上げられるレスラーのサイズって異なるわけよね?
だとしたら島谷が筋肉をつけても、限界が出る、ってことなのかなぁ。
どうなんだろうか。

○梅田公太&坂口征夫 vs 渡瀬瑞基&上野勇希
みんな黒の短パンだ!ストロングスタイルだ!
この試合のよかったところは、
征夫さんだけが別格で強くて本来なら他を圧倒できるのに、
試合を決めたのが梅田ってところ。
征夫さんがサポートに徹していたのがぐっときました。
あとなんか渡瀬が劣るのが気になる…
なんか技の入りとか流れとかちょっとワンテンポ遅いように思えました。
妙な間が出来ちゃう。
センスだよなぁ、そういうの。

○スーパー・ササダンゴ・マシン&赤井沙希 vs アントーニオ本多&タノムサク鳥羽
鳥羽さんが出てくるとうれしくなる。
出来れば入場曲を聴きたかったけれどもまあそれは。
インフォマーシャルマッチということでお金を出してくれる人に気を使った試合。
今回のテーマは確定申告。凶器は経費。
まあ結果わちゃわちゃしてどさくさで試合が終わって終了なんだけど、
なかなかおもしろかったです。
お金を出してくれる税の先生が逮捕されたままだけど、営業妨害にならない?

○KUDO&高梨将弘 vs 高尾蒼馬&岩崎孝樹 vs 樋口和貞&下村大樹
ちゃんとしたユニットが酒呑童子だけ。
そしてExtream戦を控えているKUDOさんががっちり勝利。
ベルトを外部の選手が持っているから前哨戦が組めない。
ただの単発のタイトルマッチになっちゃってる。
DDTはアメプロみたいなドラマをやってもいいと思うんだけどなぁ。
DDTのDはドラマチックのDだってことを思い出して欲しい。
そして最近の酒呑童子はリングでお酒を飲まない!
しかたないことだけれどもさ!

男色ディーノ&石井慧介 vs 黒潮”イケメン”二郎&ジョーイ・ライアン
イケメンは華があるなぁ。
やりすぎぐらいがちょうどイイを貫いてる。
そしてジョーイとの相性がなかなかいい…気がしたんだけど、
試合内容がそれを活かしきれてなかったのが残念。
そしてこの試合のキモは試合後の両国大会に向けての整理整頓だったがにんとも。
ムタをひっぱりだしてディーノとぶつかるのはいいけど、
大家はわかる。石井はわからない。
全日時代のソレとはわかるけど、なーんか石井の印象が弱いんだよなぁ。
ジョーイとカバナは期待しかない。

○勝俣瞬馬&大石真翔&MAO vs 高木三四郎&大鷲透&平田一喜
NωAの解散はいいことだと思う派なのでいいと思います!
試合はいつものT2ひ~の試合なのでまあ、おいといて。
解散後のその先の展開がひっかかったり。
MAOはベイリーと組んでやっていくのはいいとして。
まこりんがちらっと言った「KO-Dを狙っていく」という発言は、
口にしたからには責任を取ってそれに向かって頑張ってほしい。
ディーノとわちゃわちゃするのはいいかもだけど、
KO-Dにからめる人材って現状のDDTには少ないので、どんどんかき回して欲しい。
勝俣のALL OUT入りは意外。
意外というか、ALL OUT大丈夫なの?という気持ち。
確かにハイフライヤーではあるのでいままでユニットにいなかったタイプだけど、
がっちり本気で鍛えているイメージが全くない。
身体能力だけでやっている感じ。
マイナスからのスタートなんじゃないかしらね…やー、ホント。
中途半端すぎて魅力を感じないなぁ、ALL OUT。

○遠藤哲哉&佐々木大輔&マッド・ポーリー vs 竹下幸之介&彰人&マイク・ベイリー
そのALLOUTだけども、
勝俣よりもハイフライヤーとして上位互換なベイリーを擁してもダムネに敗退してる。
ただただ意識が高いぜ、みたいな特徴しかなくて勝ちに結びついてないのは駄目よね。
ダムネはもう安定感あっておもしろくていつまでもそのままでいてくれや…って思う。
で、遠藤の髪型はどうしちゃったの?

○石川修司 vs HARASHIMA
リングが壊れるアクシデントはびっくり。
休憩なし=リング調整なしってのが影響しているんだろうか。
それにしてリングが壊れた間に場外乱闘をきっちり19カウント行って、
その間にリングの応急措置をしたスタッフ陣(松ちゃんと木曽さん?)がかっこよかった。
試合自体は石川修司が負けるイメージが全くないのと、
いまの石川修司が負けちゃ駄目でしょ、っていうので予想通りにはなりました。
予想っていうか希望というか。石川修司好きなので。
リングが壊れたことによるHARASHIMAさんの機動力が奪われたのが、
結果としておもしろい方向に行った気がしました。
しかし、ちゃんとした見応えのあるメインのシングルマッチって久しぶり。
やっぱり竹下じゃおもしろくないんだなぁ、という気持ちに。
そして試合後の竹下のマイクはなんだあれ。
勝つ気あるんか。
チャンピオンとしての自信、自覚、風格とか全く感じなかった。
あんだけかっこつけてるのに…
そういう発言ヒトツ取っても好きになれない。

どうも最近のDDTは迷走している気がする。
そういうことは求めてない気がするんだけど?みたいな疑問符が浮かぶ。
「こうきたか!これアツい!」ではなくて「えー?そうなっちゃうの?それ必要?」みたいな。
ストーリーも試合内容も観客に向けてではなくて、
なんかその場にいない、インターネットの向こう側の人たちに向けてやってる。
なんならサイバーエージェントの人たちに向けてやってる。
こうしたらおもしろいんでしょ?っていうのがちょっとだけズレてるんだよなぁ。
文化系で居続けるには文化系のセンスが必要なんだけど、どうなんだろうか。
行くけども。今後も。

そして誰もいなくなった

2018/1/20
我闘雲舞「Gatoh-Move Japan Tour・336」

○CHANGO vs 山田太郎
CHANGOさんは初見です。山田太郎もプロレスラーとしては初見かな。
どちらも巧さが見えるレスラーでした。
CHANGOさんのほうは多少のユーモアが含まれているのと、
謎の妖しさがあって好みです。
狭い市ヶ谷で男性のプロレスラーが試合をすると迫力あるなぁ。
いいとおもいます!

○里歩 vs サワディー仮面 vs 関根龍一
いつもは圧倒的なファイターな里歩さんが少し小さく見えた試合。
小さくって物理的なはなし。
直線的で多動的な関根に比べて他のふたりのテクニシャンぶりが際立った試合。
里歩さんのスケールって市ヶ谷で収まるレベルじゃない気がする今日この頃。
本人はこのポジションでいいのかな。いいんだろうな。

○さくらえみ&高梨将弘&真琴 vs 沙紀&チェリー&趙雲子龍
紺乃美鶴が無念の欠場。
体調を崩してしまうのはしかたがないとして、携帯が壊れるってどういうことなの。
前節の座談会でのさくらさんと美鶴さんのしばきあいが最高で、
美鶴さんのハートの強さとそれに反するふわっとした根底がおもしろくて、
あの勢いでのタッグマッチの行方が気になっていたのだけれども…ちょっともったいない。
急遽集まったみなさまによる賑々しい6人タッグでした。

ぼいんの置き土産

2018/1/20
東京女子プロレス「行こう!行くべ!行けば!行く時!迷うなら王子に行くだけさ!」

○ヒカリ&ラク vs ミウ&ヒナノ
うーん…決められたことを一生懸命やることは大切だけど…
リング外からヘルプに入るのを押さえ、押さえられているのに、
そこに必死さが伝わらずに力なくただ棒立ちしているように見えるのはちょっとどうだ。
まだプロレスではないかな。プロレス劇。
個性がないのでやっぱり名前と顔が一致しない。
色と顔は一致した。たぶん。
せめてアイドルネームとリングネームを別にしたらどうかしらね。

○瑞希 vs ハイパーミサヲ
ハイパミさんが嫉妬に燃えてみずぴょんすを痛めつけようとするのかと思ったら、
リカ様の好きなものはわたしの好きなもの!というなんかまた怖い方向の解釈で最高だった。
東女に天才は何人かいて、その一人がハイパミさんだと思ってる。
「あー。よっしゃいくぞー!」をふたりがやった流れは最高だった。
あとみずぴょんすは腹黒いとなんとなーくわたくしも思っております。
めちゃくちゃかわいいけども、みずぴょんす。
頑張れ、ハイパーミサヲ!リカさんに愛が届くその日まで!

○のどかおねえさん&優宇&伊藤麻希 vs 辰巳リカ&黒音まほ&上福ゆき
未来少女(少女抜き)に伊藤ちゃん。
どらごんぼんば~ずにかみーゆ。
どっちもちょい足しみたいなタッグでしたが、それぞれおもしろいカラミだった。
制御不能で大暴れする伊藤ちゃん。
かみーゆが加わることでスクールカースト上位のチームみたくなったどらぼん。
かみーゆがフェイマサーを使ったのはびっくり。
長身…というか足の長さが映えるいい技のチョイス!
まほの投身自殺をかみーゆが止めてそこをリカ様が射殺する流れが最高すぎて震えた。
もうその世界観!そういう世界観大好きすぎる!
未来(少女)のみなさんは伊藤ちゃんが相変わらず暴走してプロレス界イチ可愛い。
そしておねえさんがかみーゆからスリーを取ったのは胸熱!
おねえさんをどんどんアゲていってほしい!
スクールカーストに負けないで!

○アズサ・クリスティ&沙希様 vs 坂崎ユカ&小橋マリカ
タッグの前哨戦。
ユカっち孤軍奮闘の巻。
冒頭の小橋さんがなんにもないところにドロップキックしたやつで早々にがっかり。
それでもユカっちの謎のくしゃみ攻撃からはじまって、
合体ブルドッキングとか、沙希様の蹴りを受けての女郎蜘蛛とか、
あずにゃんの聖書の誤爆とかなんとかかんとか。
見どころはそれなりにあったなぁ。
あとは好き嫌いなのかな。
あずにゃんの演技力がもうちょっとだけあがれば…
とフィニッシュ時の高笑いに感じました。
もうちょっとあそこは下品な笑いのほうが狂気が出てよかったという個人的な好みです。
ユカっちが最近大人なんだよなぁー。
沙希様とのやりとりでの言い回しとかそういうの。
悪いことではないし、そういうのも好きなんだけど。

○山下実優&中島翔子 vs のの子&まなせゆうな
のの子さん卒業前ラスト王子。
東女はラストのひとつ前が本当の最後で、
卒業試合はその人のボーナストラックみたいな部分がある印象。
だもんで、今回が実質ラストだったのかなぁ。
山下中島という旗揚げメンバーとの最後の試合。
強いのの子とおもしろいのの子の両方、のの子さんのすべてが出た試合。
DDTに男色ディーノがいるように、東女はのの子さんがアイコンだったんだよね。
さみしいなぁ。
試合後の三人のやりとりを見るとのの子さんが慕われていたのがわかったし、
その後の”最後のお願い”に涙腺も決壊しましたよ。もうもう。
まなせさんは確かにやさしすぎるところがあって、
例えばかみーゆのお世話とかセコンド業とか、
そういう人のために動ける人はそれはそれでいい人なんだけど、
自分のために、自分のエゴを通すというのは大切なことだよなぁ。
なんらかの形でタイトルマッチに挑むとは思っていたけれども、
去りゆく人の置き土産、っていうのがまなせさんらしくてぐっとくる。

括目してみよ

2018/1/14
我闘雲舞「Gatoh-Move Japan Tour 335」

○田村和宏&沙紀 vs 里歩&バリヤンアッキ
あの狭い市ヶ谷でおっかなくなるぐらいの迫力。
流石男子…ってプロレスでしたが、どこかしらでガトムらしい流れがあって楽しい。
東女で里歩さん見てからのガトムだったので、
里歩さんのスケールは市ヶ谷じゃ狭い?って感じてしもた。
バリヤンアッキは謎の雰囲気あっておもしろいなぁ。

○趙雲子龍 vs くいしんぼう仮面
この二人がタッグもなにもかも含めて初対決というのは意外!
アルカディアで見られなかったくいさんが見られてうれしい。
バービックのくだりであった、
田村和宏は田村潔司の…お弟子さん?なのかしら。
そのUの流れを組む自分の前でUWFを馬鹿にするのはやめてくれ!という流れがあって、
いい押すなよだった。
この二人が試合をしてスイングしないわけがない試合で満足!
北尾も見られたし、いいもんみた!

○さくらえみ vs 紺乃美鶴
美鶴さんが気持ちをどんどこ前に出して、
それをさくらさんが余裕でいなす、という試合。
試合前も鼻歌を歌ってたし。キャリアの差はいかんともしがたい。
試合というか試合後の座談会での殺伐としたビンタ合戦が全てかなぁ。
この日当たらなかったものが数日後の試合でも当たるか?という問答。
それは数日でも成長はしていくものだから当たるかもわからないけど、
この段階での問答の中では答えられなかった美鶴さん。
そういう精神的な戦いの中でも掌で転がしているのがさくらえみの怖いところなんだろうな。
しかしその中での「おまえなんかな…!足が短いんだよ!」っていう、
そういう謎に和んでしまうズレたことを口にする美鶴さんが本当に可愛い。
そして足の短さを指摘されてのさくらさんのバービック!さいこうのオチ!

「ことり」がいなくなってしまったガトム。
アーサさんも体調不良、帯ちゃんも休場中。
かなりピンチな状況だけれども、それを感じなかった。
さくらえみがいる限り大丈夫なんだろうな…って思いました。
またふとしたタイミングで見に行きたい。

蝶のように舞うふたり

2018/1/4
東京女子プロレス「東京女子プロレス’18」

○ミウ&ヒナノ vs ラク&ヒカリ
アプガ(プロレス)のデビュー戦。この子たちの立ち位置がまだつかめてない。
東女なの?東女じゃないの?っていうところとか、
本人たちは本当にプロレスをやる気があるの?とかそういう。
アイドルとしてはルックスやらなにやらをひっくるめたらだいぶ低いところだと思うし、
歌だって(仮)の替え歌しか作ってもらえてないし。
プロレスに関してはまだデビュー戦なのでにんともかんともだけど…でも、うーん…
試合に関しては一生懸命練習してきたことを忠実にこなしてる、っていう印象。
とりあえず声だせー!みたいな。
相手が動くのを待って棒立ちみたいなところもたくさんあったし。
面白かったのは青い子がプレーンなチョップと河津掛けと出して「G馬場だ!」ってなったところ。
しかしリングネームもここまま行くにしてもどれが誰だか個性がなくてわからない。
まあ、その辺は覚える気があまりないこっちが悪い部分だけど。
正直、必要ないものだと思っているので、もうちょっと様子見。
普通に東女の練習生として入って来てくれたんだったら応援もできたけど、
アイドルアレルギーがあるので、アイドル!って来られると拒否感ある。
この先は好きになるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

○優宇&のどかおねえさん&小橋マリカ vs 辰巳リカ&ハイパーミサヲ&上福ゆき
優宇さんと辰巳リカさまがここにいるのはなんかもったいない…
けどそれだけ層が厚くなってきたってことだとは思う。
かみーゆがプロレスがまだ未熟な分をキャラで補い始めていていいと思いました
(プロレス出来るようになるにこしたことはないけども)。
おねえさんをいじめるのひどい。ひどいけどおもしろい。
スカートめくりとかプロレス関係ないしw
がんばるおねえさんは見ていてぐっとくるし、
完全復活したおパミさんのマイクというか謎の言動は感心しきり。#好きです辰巳リカ。
優宇さんとリカさまがしっかりしたほうのプロレスを見せてくれていたので安心。
でも、多少の寄せ集め感は否めなかったのでそこが残念。
前哨戦…まではいかないけどちょっとテーマが欲しかった。

○ベーダ・スコット vs 黒音まほ
東女ってわりとハイスピードなプロレスなんだな、って実感。
というのもベーダスコットさんがちょっともったりした動きだったので。
フィニッシュもちょっと崩れちゃったし…
あとやっぱり事前情報って大切で、彼女がビーガンということが伝わっていたら
あの白菜と人参を差し出した意味みたいなのはもっと分かったはず。
東女後楽園に外国人選手が参戦するのはいいとは思うんだけれども、
単発で終わってしまうのがもったいないよなぁ、という気持ち。
まほさんが海外受けがいいのは納得できるなー。
けど今回はもうちょっといい相手をぶつけてあげたかった…

○男色ディーノ vs 伊藤麻希
伊藤ちゃんさんは常に問題作。
アイドルがホモレスラーにばしんばしんに殴られて叩きつけられているのをみて、
げらげら笑ってたけど、笑ってる場合ちがうよなぁw
当然普通にプロレスしても通用しないんだから、
伊藤ちゃんが見せるのは生き様みたいなものだし、
出す限界の技はリップロックですよね、そりゃ。すごい…
ディーノは男子レスラーとして丁重な相手をしてた!男前だった!
確かにこの組み合わせは「おもしろい!」とはなるけれども、
見終わった後に結果としてなんにも残らなかった!
プロレス的にはおもしろかった!でもなんにも残らなかった!っていうのが最高だと思っているので、
この試合は最高だった。伊藤ちゃんすごいぜ。

○沙希様&アズサ・クリスティ vs のの子&まなせゆうなwith西本はるか
パイレーツをいまこのタイミングでひっぱり出してきてどうなるの?って思ったけど、
「胸も気持ちも上を向いていないと駄目」と「胸に金棒」っていう強いワードが出てきたので納得そして満足。
ところでここ最近のまなせゆうなさんの評が自分の中で爆上げなんだけど、
試合中に観客への手拍子を煽るときに「だっちゅーの」コールを発生させたのは素晴らしかった。
美威死鬼軍はいつもの美威死鬼軍でした。
沙希様がのの子さんのボインメーカーをEVILみたいなので返したのはオカダEVIL戦のオマージュかしら。
考えすぎ?
あずにゃんは早く目を覚まして欲しい気持ち。
いまのままじゃ個性が消えてる気がするので。

○坂崎ユカ&中島翔子 vs 里歩&瑞希
今大会のベストバウトだった。
それ以上にいままで東女で組まれたタッグ戦でのベストバウトだった。
が、やっぱり贔屓目もあるけど一番目立ったのは里歩さんだった。
華がありすぎる。なんでだろうか。
全てにおいて余裕があって技が綺麗で貫録がある。
翔子さんがトペを豪快にミスった時に優しく翔子さんをぽんぽんしてあげてたのすごい。
とはいえ、みらクりあんずも決して遜色があったわけじゃなく、
東女のテクニシャンTOPふたりが組んでるんだもん。自慢のタッグチームですよ。
縦横にあれだけのスピードで動けるのは異次元感じちゃう。
でもなー、相手のりほぴょんも同じタイプだったんだよなー。
619の掛け合いとかノーザンライトの投げ合いとか
(里歩さんが翔子さんにかけたノーザンライトがすごかった。なんであの体勢から…って)、
ダイビングボディアタックが対角で同時に放たれたり、
ダイビングフットスタンプが連発で飛んでくるのとかエグすぎた。
エグい中に美しさ…可愛さ…なんだあれ、見栄え?みたいなものがあってずーっと見ていたい。
ここでりほぴょんが負けてしまったので里歩さんの今後の参戦が未定ではあるけど、
また来てくれないかなぁ。人気実力ともに東女のトップになれるのに。
にしてもみらクりあんずの防衛はほっとしました。
実質的なタッグチームが東女には他にどらぼんぐらいしか存在していないので、
結構な長期政権になりそうな気がする。

○山下実優 vs 才木玲佳
戦前の予想というか予告通り、壮絶な蹴り合いだった。
メインでしっかりと殺伐としたプロレスが見られるのは東女の強み。
絶対王者と思われていたれいたんに勝つにはそれなりの説得力が必要だよなー、
って思っていたけど、さすがのエースにはそんな心配は必要なかった。
れいたんのシャイニングウィザートとジャックハマーをよくぞしのいだ!という気持ち。
フィニッシュのクラッシュラビットヒートが膝蹴りに進化しててエグ味ある。
いいとおもいます!
新技ではなくて、既存の持ち技をアップデートして磨きをかけたのはすごいと思う。
これで東女にベルトが帰ってきた!
とりあえず一周したってことなんだろうか。
れいたんは一旦プロレスお休みぽいので今後の展開は気になるところ…
リカさまと翔子さんが虎視眈々と狙っているストーリーかな。ふんむ。

イッテンヨンが東女年間最大の大会だとすると、
それなりに納得の大会ではありました。
タイトルマッチふたつが本当によかった。
それ以外のストーリー…
まあ美威死鬼軍のストーリーがうまく活かせてない印象はあるかしら。
にしても楽しかったので問題なし!
2018年も東女たのしみ。