2018/1/4
東京女子プロレス「東京女子プロレス’18」
○ミウ&ヒナノ vs ラク&ヒカリ
アプガ(プロレス)のデビュー戦。この子たちの立ち位置がまだつかめてない。
東女なの?東女じゃないの?っていうところとか、
本人たちは本当にプロレスをやる気があるの?とかそういう。
アイドルとしてはルックスやらなにやらをひっくるめたらだいぶ低いところだと思うし、
歌だって(仮)の替え歌しか作ってもらえてないし。
プロレスに関してはまだデビュー戦なのでにんともかんともだけど…でも、うーん…
試合に関しては一生懸命練習してきたことを忠実にこなしてる、っていう印象。
とりあえず声だせー!みたいな。
相手が動くのを待って棒立ちみたいなところもたくさんあったし。
面白かったのは青い子がプレーンなチョップと河津掛けと出して「G馬場だ!」ってなったところ。
しかしリングネームもここまま行くにしてもどれが誰だか個性がなくてわからない。
まあ、その辺は覚える気があまりないこっちが悪い部分だけど。
正直、必要ないものだと思っているので、もうちょっと様子見。
普通に東女の練習生として入って来てくれたんだったら応援もできたけど、
アイドルアレルギーがあるので、アイドル!って来られると拒否感ある。
この先は好きになるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
○優宇&のどかおねえさん&小橋マリカ vs 辰巳リカ&ハイパーミサヲ&上福ゆき
優宇さんと辰巳リカさまがここにいるのはなんかもったいない…
けどそれだけ層が厚くなってきたってことだとは思う。
かみーゆがプロレスがまだ未熟な分をキャラで補い始めていていいと思いました
(プロレス出来るようになるにこしたことはないけども)。
おねえさんをいじめるのひどい。ひどいけどおもしろい。
スカートめくりとかプロレス関係ないしw
がんばるおねえさんは見ていてぐっとくるし、
完全復活したおパミさんのマイクというか謎の言動は感心しきり。#好きです辰巳リカ。
優宇さんとリカさまがしっかりしたほうのプロレスを見せてくれていたので安心。
でも、多少の寄せ集め感は否めなかったのでそこが残念。
前哨戦…まではいかないけどちょっとテーマが欲しかった。
○ベーダ・スコット vs 黒音まほ
東女ってわりとハイスピードなプロレスなんだな、って実感。
というのもベーダスコットさんがちょっともったりした動きだったので。
フィニッシュもちょっと崩れちゃったし…
あとやっぱり事前情報って大切で、彼女がビーガンということが伝わっていたら
あの白菜と人参を差し出した意味みたいなのはもっと分かったはず。
東女後楽園に外国人選手が参戦するのはいいとは思うんだけれども、
単発で終わってしまうのがもったいないよなぁ、という気持ち。
まほさんが海外受けがいいのは納得できるなー。
けど今回はもうちょっといい相手をぶつけてあげたかった…
○男色ディーノ vs 伊藤麻希
伊藤ちゃんさんは常に問題作。
アイドルがホモレスラーにばしんばしんに殴られて叩きつけられているのをみて、
げらげら笑ってたけど、笑ってる場合ちがうよなぁw
当然普通にプロレスしても通用しないんだから、
伊藤ちゃんが見せるのは生き様みたいなものだし、
出す限界の技はリップロックですよね、そりゃ。すごい…
ディーノは男子レスラーとして丁重な相手をしてた!男前だった!
確かにこの組み合わせは「おもしろい!」とはなるけれども、
見終わった後に結果としてなんにも残らなかった!
プロレス的にはおもしろかった!でもなんにも残らなかった!っていうのが最高だと思っているので、
この試合は最高だった。伊藤ちゃんすごいぜ。
○沙希様&アズサ・クリスティ vs のの子&まなせゆうなwith西本はるか
パイレーツをいまこのタイミングでひっぱり出してきてどうなるの?って思ったけど、
「胸も気持ちも上を向いていないと駄目」と「胸に金棒」っていう強いワードが出てきたので納得そして満足。
ところでここ最近のまなせゆうなさんの評が自分の中で爆上げなんだけど、
試合中に観客への手拍子を煽るときに「だっちゅーの」コールを発生させたのは素晴らしかった。
美威死鬼軍はいつもの美威死鬼軍でした。
沙希様がのの子さんのボインメーカーをEVILみたいなので返したのはオカダEVIL戦のオマージュかしら。
考えすぎ?
あずにゃんは早く目を覚まして欲しい気持ち。
いまのままじゃ個性が消えてる気がするので。
○坂崎ユカ&中島翔子 vs 里歩&瑞希
今大会のベストバウトだった。
それ以上にいままで東女で組まれたタッグ戦でのベストバウトだった。
が、やっぱり贔屓目もあるけど一番目立ったのは里歩さんだった。
華がありすぎる。なんでだろうか。
全てにおいて余裕があって技が綺麗で貫録がある。
翔子さんがトペを豪快にミスった時に優しく翔子さんをぽんぽんしてあげてたのすごい。
とはいえ、みらクりあんずも決して遜色があったわけじゃなく、
東女のテクニシャンTOPふたりが組んでるんだもん。自慢のタッグチームですよ。
縦横にあれだけのスピードで動けるのは異次元感じちゃう。
でもなー、相手のりほぴょんも同じタイプだったんだよなー。
619の掛け合いとかノーザンライトの投げ合いとか
(里歩さんが翔子さんにかけたノーザンライトがすごかった。なんであの体勢から…って)、
ダイビングボディアタックが対角で同時に放たれたり、
ダイビングフットスタンプが連発で飛んでくるのとかエグすぎた。
エグい中に美しさ…可愛さ…なんだあれ、見栄え?みたいなものがあってずーっと見ていたい。
ここでりほぴょんが負けてしまったので里歩さんの今後の参戦が未定ではあるけど、
また来てくれないかなぁ。人気実力ともに東女のトップになれるのに。
にしてもみらクりあんずの防衛はほっとしました。
実質的なタッグチームが東女には他にどらぼんぐらいしか存在していないので、
結構な長期政権になりそうな気がする。
○山下実優 vs 才木玲佳
戦前の予想というか予告通り、壮絶な蹴り合いだった。
メインでしっかりと殺伐としたプロレスが見られるのは東女の強み。
絶対王者と思われていたれいたんに勝つにはそれなりの説得力が必要だよなー、
って思っていたけど、さすがのエースにはそんな心配は必要なかった。
れいたんのシャイニングウィザートとジャックハマーをよくぞしのいだ!という気持ち。
フィニッシュのクラッシュラビットヒートが膝蹴りに進化しててエグ味ある。
いいとおもいます!
新技ではなくて、既存の持ち技をアップデートして磨きをかけたのはすごいと思う。
これで東女にベルトが帰ってきた!
とりあえず一周したってことなんだろうか。
れいたんは一旦プロレスお休みぽいので今後の展開は気になるところ…
リカさまと翔子さんが虎視眈々と狙っているストーリーかな。ふんむ。
イッテンヨンが東女年間最大の大会だとすると、
それなりに納得の大会ではありました。
タイトルマッチふたつが本当によかった。
それ以外のストーリー…
まあ美威死鬼軍のストーリーがうまく活かせてない印象はあるかしら。
にしても楽しかったので問題なし!
2018年も東女たのしみ。