2015/8/16
新日本プロレス「G1 CLIMAX 25 優勝決定戦」
去年は西武ドームでの開催だったので行かず。
今年は両国、初めて桝席をとってみました。Cの最後列だったけども。
桝席は4人だと狭いよなぁ。あと板に座りっぱなしきつい。
次から椅子にしよ…
○田口隆祐&デビッド・フィンレー&マスカラ・ドラダ vs 小松洋平&田中翔&獣神サンダー・ライガー
オーマイ状態は見ていたけど、オヤァイ状態になってから初めて見る田口名人。
いやー。ひどい(褒)。おもしろい。
尻一辺倒とギタるムーブ。コントだよなぁ。
Jr.がほとんど外国人の世界になっちゃってるので、
田口選手にはちゃんと頑張ってほしいんだけどなぁ。できるのに。
あとドラダがすっかり団体内で空気な気がする。もったいない。
○天山広吉&小島聡&キャプテン・ニュージャパン vs ジェイ・ホワイト&中西学&永田裕志
テンコジは好きなんだけど、永田さんはひとつも好きになれない。
何故だろか。
ひとりひとりがおなじみのムーブをしていつものことをやって、
順番にお役御免になっていく。
試合じゃなくて伝統芸能的なやつだよな…むー。
○マイケル・エルガン vs YOSHI-HASHI
今回のG1でエルガンの存在がすごい際立ったのは収穫。
最後のご褒美的な試合でなんで相手がYOSHI-HASHIなのか、って。
G1に出られなかったYOSHI-HASHIさんはファンに愛されてはいるものの、
なかなか結果が出てない状態。
そしてこの試合でなにかした印象はあまりない…
それでもごつごつのエルガンさんの攻撃を受けに受けて見ごたえある試合でした。
エルガンさんはまた新日に来て、石井さんとやってほしいな。
NEVERは…どうだろう。
○石井智宏&桜庭和志&矢野通 vs タマ・トンガ&高橋裕二郎&バッドラック・ファレ
入場がCHAOS音頭!なにそれw
これもまあ、いつものやつなんだけど桜庭の無駄遣いなんだよなぁ…
じっくりグラウンドとか腕の取り合いとかじゃなくて、
スリーパー一発狙いみたいになっちゃう。もったいない。
矢野さんの世界観が出来上がってて、それがおもしろかった。
いい金的祭りだった。
○飯伏幸太&柴田勝頼&後藤洋央紀 vs 本間朋晃&内藤哲也&真壁刀義
これね…
これが組まれたのはG1公式戦で生まれた飯伏と真壁の因縁がはっきりするやつ。
そうおもって期待していたんだけど、
蓋を開けたらそのストーリーに加えて柴田による内藤へのお仕置きタイムだった。
内藤はもうなんか見ていて気分が悪くなる感覚になってきてて。
中途半端だし、唾吐きは生理的に受け付けないし、何をしたいかわかんない。
でも、それが狙いだったら結構新しい気はしてきた。
「あれはなんなの?」って気持ち的には強く印象に残るし。
それをみてイライラしてつっかかる柴田さんの気持ちもよくわかる。
内藤にがんがんに蹴りこむのは気分いいし客も沸く。因縁続くのかな。
で、飯伏と真壁。
NEVERは真壁と石井の戦いはごつごつして見ていて痛くて面白い。
でもそれってあくまでもそのふたりの戦い方であり、
そのスタイルに飯伏が付き合う必要はあるのか?って。
真壁に比べて飯伏が打撃(エルボーとか)は軽いんだよなー。蹴りはいけるとおもうけど。
それから後藤の存在が空気すぎませんでしたか?
休憩前に天龍源一郎登場。
外道さんのマイクは安定しててすごい好き。
「てんりゅうさーん!」ってちゃんと敬意を払っているのがすばらしい。
天龍さんの引退試合の相手がオカダさんに決定。
大丈夫なの?天龍さん、どんだけ動けるの?
○ボビー・フィッシュ&カイル・オライリー vs ニック・ジャクソン&マット・ジャクソン
Jr.タッグはここ最近は3wayばかりだったのでなんか新鮮。
コーディーがオライリーを連れ去って全然帰ってこなかったのはおもしろかった。
やはり両チームともアメリカンプロレスでテンポもいいし、
連携やレフリーの死角を突くムーブとか見ていて飽きない。
ただ実力も拮抗しているのでどっちが勝ってもおかしくはなかったなぁ。
○KUSHIDA vs リコシェ
久々のリコシェだけども、身体能力がすごすぎ。
跳躍力はもちろんだけどアイディアがすごいな、と。
リングを対角線に走り抜けてコーナーポーストを飛び越えて、
そのまま場外の飛んだのは息をのみましたね。
じゃあKUSHIDAさんは?ってなるんだけど、
フィニッシュが関節技ってのはどうだ。Jr.としてどうなんだろう。
Jr.はなー。ちょっと層が薄い?
ケニーどこいったの…
○AJスタイルズ&ドク・ギャローズ&“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン vs オカダ・カズチカ&マイケル・ベネット&マット・ターバン WITH マリア・ケネリス
AJとオカダさんの因縁を動かす試合だってのはわかってたけど…
とりあえずマリアを中心としたコントだった印象が強い試合。
AJは公式戦中のBC同士での試合でコントあったし(ファレ戦とか)、
アメリカンプロレスらしさが出てて憎めなくて好き。
オカダさんはストーリー上しかたがないとはいえ、負けて欲しくなかったなぁ。
○棚橋弘至 vs 中邑真輔
や、もういうことなし。
誰が勝ったからストーリーがどうこうとか、まあそれはそれだけど、
今まで見た中でも個人的ベストバウトに近いものだった気が。
暗黒時代をみてないので新日のいまの姿がこれなのね、と。
いいもんみました。来てよかった。
で、今後のストーリーだけども…
IWGPはAJとオカダさん。
7月に大阪でオカダさんが勝ってAJのリベンジ。
オカダさんは1.4の棚橋へのリベンジがあるわけなので、
したらAJが獲ったらどうなるの?って。
G1制覇で棚橋が権利書を獲得したのでまたこの3人でまわるのか…
ICは後藤が持ってるけど、なんとも空気なんだよなー。
今後、誰とやるか?ってなるけど中邑がまたやる気が。
結局のところICは中邑のベルトでしかないのかなぁ…
とにかく後藤な…むー。
NEVERは真壁と飯伏。
これもNEVERってなんなの?ってなる。
現段階では真壁と石井のベルトでああいう試合。
じゃあ、そのタイプと違う選手は獲れないの?獲ったらどうなるの?と。
でもこのベルトがIWGP、ICと違うのは無差別級ってところ。
飯伏が獲って、ケニーとドームで激突ってのがベターなストーリーでは。
権利書は棚橋が持ってて内藤とファレと対戦。
勝つなら内藤…なんだけど、いまの内藤が獲ったら誰も納得しないと思う。
でも権利書を防衛し続けるのも面白くない。
1.4のメインはどうかんがえても棚橋なので、流出→取り戻すはなし。
したら内藤が一回は勝つのかな…介入ありとかで。
いろいろ想像できておもしろいな。
ただ新日はビッグマッチしか行く気がしないのが難点です。