おねえさんなりの責任のとらせかた

2018/8/12
東京女子プロレス「いざ進め、板橋の熱いやつら!」

○瑞希 vs ミウ
みずぴょんしが苦戦していたように見えた…
それぐらいミウさんが健闘していたように思えました。
パワー系の片鱗が随所に見えてよかったと思います!
アプガプはいろいろと苦戦しながらも努力しているんだろうし、
東女の中で居場所を見つけようとしているんだと思うので頑張ってほしい気持ち。
ただ大切にしすぎていたり遠慮をしたりしないで欲しいなぁ。
ぺしゃんこにするフットスタンプじゃなくてフェイスロックで終わった意味。

○ハイパーミサヲ vs ヒナノ
ハイパミ劇場の舞台にヒナノさんは無事に立てるのか!?と思っていたけど、
パミさんの握手の罠を嘘泣きからの奇襲でかわしたのすごくよかった。
ただその嘘泣きのきっかけを作ったヤンジャンの投票のくだりは流石のパミさんだった。
応募はがきを手に「他の人に投票するぞ!」という脅しもわけわかんなくてよい。
試合の準備で一生懸命ヤンジャンをかきあつめるパミさんを想像すると非常に愛おしい。
ヒナノさんは水を飲んでの酔拳を使い始めたけど、
やるならもうちょっとしっかりコピーして欲しい気持ち。
ただ水を普通に飲んだだけで終わっちゃってた。
ちゃんと酔拳みた?好き?酔八仙だよ?最後は自分の拳法を編み出すんだよ?
というかジャッキーチェンネタをもっと昇華させたらいいのにな。
ヒナノさんは全体的なセンスがなぁ…あと積極性と自己主張。

○のどかおねえさん&愛野ユキ vs ラク&中島翔子
東京ファイナルおねえさん。
試合前の体操がかなりの起立率で胸熱でした。
プロレスラーとして卒業、退団、引退ではなくて、
単なるキャラ変としてファイナルを迎えて、なんとなーくさみしい気持ちになったのは、
おねえさんというキャラがどんだけみんなに愛されていたか、ということで。
大社長をリングに呼びつけて、おもいっくそ蹴りをいれ、
「おまえがやらせたんじゃろがい!」というハートの強さはほんと最高。
というかやらされた”おねえさん”というキャラは本人はどう思っていたんだろうか…
与えられた役をこなすのは役者としての務めだけど、本心はいかがなもんだったんだろうか。
まあ、おそらくだけど試合のスタイルは急に変えられるものじゃないし、
プロレスとしてはそのままなのかもだけど、心機一転したシオ(仮)さんの再デビューに期待。
ユキちゃーんとのタッグはこれからも続いていくんだろうけど、
妹を踏み台にして姉がクロスボディを放つのは超いきれるのでいいと思います!
翔子さんは相変わらずかっこよくてぐっとくるんだけども、
おやすみエクスプレスをやれて「やったー!」と喜んじゃうところとか最高に可愛い。
おやつあげたい(けど翔子さんは栄養とかこだわってそうなので与えるおやつに迷っちゃう真面目なわたし)。

○沙希様 vs 上福ゆき
○沙希様 vs 上福ゆき
いやー。瞬殺芸は久しぶりに見た!さいこう!
瞬殺芸の好きなところは再開した試合も「また瞬殺!?」という天丼な一瞬があって、
そこを乗り越えて試合が続くところ。
かみーゆの「もう一回ゴン!ってして!」って表現がわけわかんなくて最高。
ゴングのゴンかな。英語の発音的な意味で。違うな。なんも考えてないな。
(追記:「ゴンッてして!」は木曽さんにゴングを鳴らして!ってお願いしていた模様。
確かに本部席に「ゴング!」って言ってる!考えてる!)
プロレスの試合の内容は勉強してほしいけど、プロレスの知識みたいなのは勉強しなくていいぞ!
170cmOVERの長身同士故の見栄えの素晴らしさはもちろんあったけど、
そうじゃない闘いも見てみたかった気持ち。
ドロップキック、ビッグブーツだけじゃなくて、
フェイマサーの命中率もあがったらいいし、なんならこの前だしたセントーンも使って欲しい。
美威死鬼軍が解散状態でひとりぼっちの沙希様。
そのタイミングで元見習いメンバーのかみーゆが闘うのであれば、
なんらかのストーリーの展開を期待したのは事実だし。
後楽園を前にしてなんのストーリーの発展はなかったので、その後楽園で動き出すのか、な。
休憩前の試合にしてはあっさり終わってしまったのは残念。

○坂崎ユカ vs 滝川あずさ
あずにゃん、おかえりなさい。な試合。
前滝川あずさ時代にはプロレスに不安があって、おねえさんとの最弱決定戦とかあったし。
アズサクリスティに改造されて急に強くなって。
シスターの試合は沙希様のおかげで試合がみられるものになっているのでは?という疑念もあったけど、
ナンバーワンアナウンサーに戻った後もしっかりとプロレスが出来ていたのでよかった。
セミだもんね。しかもユカっち相手の。
ユカっちは終始あずにゃんの顔をごしごししていたのが面白かった。
ただまだ左目が本調子じゃないみたいで心配…
なんのリリースもないので大したことではないのかもしれないけど、
目は大切だし、ちょっと怖い。目測も誤っちゃうだろうし…

○優宇&まなせゆうな vs ヒカリ&山下実優
まなせゆうなさんのプロレスは綺麗なプロレスというか、
どんなスタイルやキャラにもシフトできる柔軟性があると思っていて。
器用貧乏…とは違うんだけど、、えー、、なんて言えばいいんだろう。
いつぞやの新木場でのタイトルマッチでみせた爆発力は持っているのに、
試合の随所でいい動きやいいムーブを出しているのに、
なんとなーく「いい選手」とみられているフシがある気が。どうなんだろう。
強さのスイッチを入れたら東女の中でも上位クラスなのは確実で…
優しさは武器にも足枷にもなるのかも。
で、たまにヒールのスイッチが入るのが好き。
あと今回の御召し物も個性的で好き。
ヒカリさんは初のメイン…?
アプガプの中でも抜けてきたし、東女の中に入っても遜色ないから、
なんか一度マイクでも握ってみたらおもしろい展開になりそうだな、と思いました。
で、この試合自体はどうでもいい。もう勝手にやってー、って。

夏の後楽園前、名古屋大会は残っているけど、都心部最後。
中島vs里歩のシングル。里歩さんは前哨戦はなし。
タッグのタイトルマッチ。伊藤ちゃんさんとれいたんが欠席でなにも進まず。
あとなんかあったっけ。決まってないことが多すぎる。
核のひとつになるべき美威死鬼軍のストーリーも特になし…
シオ(仮)さんの再デビューみたいなのもカードはまだ。
プリシラケリーの対戦相手もまだ。
ちょっと不安だなぁ。