涙で渡る血の大河

2018/3/9
プロレスリング009「サイボーグレスラー、誰が為に戦う!?」

○バッファロー(のぶひこ) vs 翔太(おとうさん) vs くいしんぼう仮面(ゴルゴム怪人) vs 丸山敦(こうたろう) vs 佐藤悠己(ゴルゴム幹部)
平日マスク引退シリーズの助走第一弾のこちら。
去年末のプロレスリングアルカディア的なあれ。
説明が難しすぎるのだけれども、見た人だけがわかるやつ。
日本から円をなくしすべて仮想通貨にすることで世界の征服をたくらむ悪の組織ゴルゴム(佐藤きゅんとくいさん)に、
お客さんを巻き込んだジェンガでの激闘の末、連れ去られたこうたろう(丸山せんせい)とのぶひこ(バファさん)
(ただしジェンガに勝ったのは丸山バファ組)。
記憶をすべてなくしてしまう改造手術を受ける直前、ふたりの救出に現れたおとうさん(翔太)。
囚われののぶひこを残し、秘密基地からの脱出に成功したこうたろうとおとうさん。
逃避行の末、道端に倒れるのぶひこを見つけ、
王様ゲーム(王様のぶひこ。お客さん(素人)がロックアップや腕の取り合いを実践)を楽しんでいたのだが、
のぶひこは既に改造手術を施され、記憶を失っていた!(「グギギグガガ」)
あの手この手で記憶を取り戻そうと奮闘する(まあ、いちおう、プロレスで)おとうさんとこうたろうだが、
のぶひこシャドームーンのレインメイカーをくらい絶命するおとうさん。
自らの手でおとうさんの命を奪ってしまったショックのあまりのぶひこは記憶を取り戻すのだが、すべては遅すぎた…
という仮面ライダーBLACKでした。
009どこいった。石ノ森章太郎つながりという偶然の奇跡。
これがプロレスリング009か…!すき!

日本のヒール

2018/3/3
東京女子プロレス「行こう!行くべ!行けば!行く時!迷うなら成城に行くだけさ!」

○坂崎ユカ&ラク vs ヒナノ&ミウ
がんばってるよね!と褒めるのは簡単だけど、
黄色い子が弱弱しくえいえいしている印象がなんかすごい。
や、がんばってるよ。がんばってはいるんだけど…
ピンクの子もパワーはあるんだから、動きに個性というか、
硬さが取れて来たらもっとよくなる気はするんだけどなー。
プロレスって自由でなければ駄目だろうし、
そんでもってお芝居じゃなくて格闘技ってところを魅せてほしい。
ユカっちはこの中に入るとそりゃ別次元。
アプガプの子たちは表現力とかを学び取って欲しい気持ち。

○辰巳リカ vs ヒカリ
やー、ここに来てヒカリさんが一気に抜け出した。すごい。
アプガプの中でプロレスが好き!って気持ちを一番読み取れるのがヒカリさんですし。
まだ不器用ながらも全力で自分を出そうとしているのは伝わってきました。
あのダメダメな衣装を投げ捨てたのはぐっときました。
なにが違うんだろうな、こういうの。
プロレスが好きか嫌いか?楽しんでるか楽しんでないか?
リカさまは先輩風をびょーびょーに吹かしていて最高だった。
上手く説明できないんだけど、どこかなんか狂ってるよなぁ。
いいわー。めっちゃいい。世界観って大切。

○中島翔子&ハイパーミサヲ vs 伊藤麻希&上福ゆき
ちょっと名作すぎた、この試合。
風紀委員組と問題児組の対戦になったんだけど、
問題児組の自由さがすごい。特にかみーゆの自由さがすごい。
パリピとはまた違う現代っ子的なチャラさを試合にどばーっと持ち込んで、
試合中に着信があったり、インスタ更新とか謎のムーブですよ。
そこにからんでくる伊藤ちゃんの狂気。
ぐちゃぐちゃすぎる…大好き、こういう試合。
翔子さんが安定して巧い。見ていて安心する。

○山下実優&瑞希 vs 黒音まほ&小橋マリカ
前哨戦。ソンビ大暴れ。
黒音さんには動きの中での打撃技ってのがない気がして。
山下さんだったら蹴りだろうけど。
あとグラウンドのイメージがない。
予測不能な世界観がいいところでもあるし、
スピード感もあるよなぁ。おー。
マリカさんは前回の沙希様戦で魅せた強さみたいなのが残ってた。
けども「よっしゃいくぞー」で脱力はまた復活してた。
ペチペチではなくなったけども。
みずぴょんすはちょっと違うレベルにいるかなー。
上手いよなー。
気がついたらトップロープに登ってて視界に入った時には空を飛んでるってやばい。
タッグ屋たるゆえんなのかしら。
で、正直なところ、山下黒音戦のイメージが全く沸かない…
悪い意味ではなく、なんとなーく想像できないというか。
だもんで期待しかない。
ゾンビが世界を終わらせるのをめっちゃ楽しみにしている。

○アズサ・クリスティ&沙希様 vs 優宇&のどかおねえさん
感情がそう出るわけではない美威死鬼軍と感情むき出しのブレイツ。
いいバランスのぶつかり合いだった気がする。
序盤のおねえさんがつかまる展開と、フィニッシュでもおねえさんが受ける展開と。
シスターとおねえさんのストーリーがうっすら残ってるのがよかった。
ただお互いがお互いの技を受けあって、お互いを引き出しあってた印象。
そういうプロレスってある。
シスターは正直まだいい動きというわけではないけど、
主におねえさんが技を受けてくれたからよく見えていたんだろうし、
おねえさんが技をすべて出し切って、シスターがそれをすべて返したっていう、
「もうおねえさんに技が残ってない…」っていう悲しみがあふれ出たのすごかった。
プロレスってレスラーとして強いほうが勝つわけじゃなくて、
勝ったほうがプロレスとして強いっていう典型的な試合だったんじゃないかしら。
美威死鬼軍は客のヒートをめっちゃ勝っているいいヒールな気がしている。
入退場で手拍子がないのはびっくりした。
まあ、そうか。ヒールだもんね。ってなった。
めっちゃ腹は立つけど、感心しちゃう。
負けてほしいけどいろんなものに負けないでほしい。

が、次の挑戦者としてマリカさんが来たのはどうだろうか。
小橋アゲの流れはこのためか!となってしまった。
そしてここでベルトを持っている山下さんがパートナーっていうのはなー。
まなせさんがいればまだ…という気持ち。

おわりのはじまりのおわり

2018/2/25
DDT「Into The Fight 2018」

○マッド・ポーリー vs 松永智充
最近のポーちゃんはダークマッチばっかりだな。
松ちゃんの身体が大きくなってる気がします!
なんで本戦でないんだろうか。
「白鵬!」って言って肘打ち出すのはおもしろかった。
わかりやすくばーん!ばーん!と巨体がぶつかるいいダークマッチ。

○MAO&高尾蒼馬 vs 高木三四郎&スーパー・ササダンゴ・マシン vs 大石真翔&梅田公太 vs 大鷲透&平田一喜 vs 上野勇希&竹田光珠
ひと多いな!
試合自体は特に感想はありません。
もうユニットって実体がなくなってるよな…という気持ち。
この試合は試合後の両国の路上プロレスの話がメイン。試合はおまけ。
路上適性の高いMAOはわかる。ベイリーがここ(路上)、ってのはもったいない。
高尾くんさんと宮本裕向が路上ってことはこの後のExtream戦で宮本裕向がベルトを落とす、
または両国ではExtreamのタイトルマッチはなし、ってことでしょ。そんなのでいいの?
そしてもうスマイルスカッシュの存在意義がわからなくなるよなぁ。ヤスは?

○男色ディーノ vs 赤井沙希 vs 彰人 vs アントーニオ本多 vs 岩崎孝樹 vs 渡瀬瑞基
インフォマーシャルマッチということでシナリオが完璧にある試合。
企業の人の棒読みが逆によかった。
ごんぎつねがおもいっきりちんちんぼろんぼろーんとしてていい。

○佐々木大輔&遠藤哲哉 vs 大家健&石井慧介
大家さんを後楽園ホールで見るとなんかどたばたしてる。
王子の狭いあの雰囲気の空間で見るから大家さんなんだろうか。
どうなんだろうか。
両国の前哨戦ではあるけれども、
その試合がただ「グレートムタが登場する」ってだけの試合なので、
この試合のメンバー的にはなーんの意味が持たされていない。
最後にグレートホモが登場して周りに迷惑をかけるぐらいしか。
だもんであまり記憶に残る試合ではなかったかな。

○坂口征夫&KUDO&高梨将弘 vs 関根龍一&中津良太&阿部史典
やー。おもしろかった。
BASARA勢の勢いがとてもよかった。
その中でも阿部ちゃんがDDTに披露できたっていうのはデカい。
ああいう得体のしれない雰囲気を持ったレスラーってめったに出てこないので、
BASARAが手に入れたのは大正解。
いつかイサミさんを超えてほしい。超えそう。
騎馬隊のふたりもわちゃわちゃ感あってよかった。
試合がずーっと高いテンションで普通の試合の組みあがりかたじゃなかったのは新鮮。
見終わった後のすっきり感あった。
で、次期挑戦者が微妙すぎ。
梅ちゃんの酒呑童子卒業は正解かもしれないけど、所詮はDNAなので歯が立つわけがない。
というかもしこれでDNA勢が勝ったら、いよいよを持って本を書いている人のセンスを疑う。

○宮本裕向 vs 勝俣瞬馬
DDT本体で画鋲を用いてのデスマッチ形式でやり抜いたのは素直によかったという気持ち。
正直、勝俣は好きなレスラーではないし、
技もやりたがりだけども成功率が低いレスラーだと思ってたし、
Extream級に急に挑戦できた意味もわからなかったし。
それでも始まってしまったらもうやるしかないけど、
最後まで頑張っていたので、頑張ったねぇ、という。
宮本裕向の上手さも際立った試合でした。
画鋲の上でのダイヤル固めは流石だった。
あとムーンサルトがお綺麗。

○丸藤正道 vs 樋口和貞
スピードとキレの丸藤とパワーの樋口。
この両者でスイングするのか?ってのが注目ポイントでしたが。
逆水平の打ち合いにこだわりがあるのはわかるんだけど、
予定調和的にそういうのを見せられてもなー。
一方的に丸藤が樋口くんを翻弄している感じで、
期待していたほどのおもしろさは感じませんでした。
迫力はあったけども…不知火が見られなかったのがにんともかんとも。

○石川修司&関本大介 vs 竹下幸之介&HARASHIMA
石川関本組の人間離れしている姿にばかり目を奪われていた気が。
プロレスラーはでかくて強い!ってのがぐっとくる。
なんだろう。
DDTのレスラーたちは進化しているんだろうか。
両チャンピオンが他団体からのお客様に圧倒されているように思える今日この頃。
石川、関本しかり宮本しかり。
両国はどうせ竹下のリベンジストーリーが用意されているんだけど、
勝てるイメージが全く沸かないんだよなー。うーん。
そして前哨戦で直接決着がついちゃうってなに?そんなのある?

6人タッグ、Extreamがおもしろかっただけに最後はちょっとすっきりしない。
最近おおいなー。うーん。

JKのめざめ

2018/2/18
東京女子プロレス「行こう!行くべ!行けば!行く時!迷うなら新木場に行くだけさ!」

○ヒカリ vs ミウ
青と桃が試合をして青が勝った、と。
あの衣装はいつになったら改善されるんだろうか。
材質変えてあげたら万事OKな気がするんだけど、難しいのかな。
あれを気にしながら試合をするの可愛そう。
自分の思い込みがずばっと入ってしまっているので申し訳なさあるんだけど、
なーんかまだやらされてる感を感じてしまう。
動きはよくなってると思うので、なんかそういう個性というか、
自分を出して欲しい気持ち。
とはいえ、このふたりがシングルってことは、
このふたりと残りの二人の差がある、ってことなんだよなー、たぶん。

○ハイパーミサヲ vs 上福ゆき
のの子さんが卒業してしまった今、東女の面白試合を作るのはパミさん。
そして東女(だけではないけど)はSNSでのやりとりまでもネタにして試合に取り込んでくる。
追いかけるほうはたいへん。たいへんだけどたのしい。
今回はかみーゆのパリピ特有の礼儀を欠いた行為について。
もう礼に始まり礼に終わるという流れはいいんだけど、
そこの行き過ぎた感じがパミさんの世界なのでさいこうにおもしろい。
もう最初から結果がわかるし。
そして誕生日ネタを持ち込んでの顔面ケーキ…すげぇ、パミさんすげぇ。
そしてもうプロレスとかどうでもよくなってくる謎の説得力がある。
いいかわるいかは別として。
でもってかみーゆもなかなかよくなって来ているので確変待ち。

○黒音まほ&辰巳リカ&ヒナノ vs 中島翔子&優宇&ラク
ここも事前にSNSが絡んで来ていて、ヒナノ嬢が優宇さんに怒られていた流れ。
ヒナノさん、プロレスやる気あんのかな?と思わせる話だったのでさてはて。
どらぼんの二人がトレイン攻撃を仕掛けているときに、
それをコーナーで待機してみているだけってどうなのそれ?という気持ち。
アプガ(プ)は差が出来てきちゃったかなー。
結果を言うとまほさんが翔子さんからピンを取ってびっくり。
確かに黒音まほさんの動きはいいと思うのでいつか上位に来るとは思っていたけど、
突然きたなー。しかも相手が翔子さん…翔子さん、トップクラスだぞ…?
一瞬の隙を突くフィニッシュが現在のかたちなので、
消耗戦になったらどうなるか見てみたい。
それにしても辰巳リカさまのガウン姿が卒倒しそうなぐらい素敵。
あたまおかしくてうっとりする。

○沙希様 vs 小橋マリカ
問題作と言えば問題作。
小橋さんがめちゃくちゃよかった。
よかったって今までに比べたら、って話だけど。
未来少女たちの中でもブレイツとは違う立ち位置ではあるけれども、
美威死鬼軍に立ち向かう姿をはっきりと見せられて、
そしていままでのただかわいらしい(?)JKというだけのキャラから脱却する姿だった。
「怒り」というキーワードはあるものの、
がむしゃらさを表に出したのは大きな覚醒でもあった気が。
あのへにゃへにゃとした「よっしゃいくぞー」からのぺちぺちチョップを封印したのは正解。
JKだからなに?もっと歳の行ってない、キャリアの浅いレスラーはいっぱいいるわけで、
そういうくくりよりも一人の”小橋マリカ”というプロレスラーになってほしい気持ちでいっぱい。
これが今回だけでなく先も続いたらいいんだけど…ちょっと期待しちゃう。

○アズサ・クリスティ vs のどかおねえさん
これもまあ、問題作といえば問題作。
ちょっとシスターのキャラが作り込みすぎてて言葉の言い回しに濁りが出てきた。
女子アナウンサーキャラだったからマイクがあっての喋りが面白かったのであり、
それ(試合中にしゃべるっていう部分)を残しつつのシスターってのはどうなんだろうか。
狂気をはらんだものには美しさがあったけど、それもなくなっちゃったし。
結局、美威死鬼軍に作られたシスターと、
野性味あふれる弾丸みたいなおねえさんとどっちがおもしろいか?ってことで、
おもしろくないほうが勝つのであれば、それは面白くないんだよなー、ってこと。
まあ、ヒールってそういうものではあるわよね。
おねえさんにどんぐりを食べさせるくだりはよかったです。いいどんぐり使ってた。
まあ、いつぞやの最弱決定戦があっての今回ではあるけれども、
もう見ているほうはのどかおねえさんが弱いだなんてだーれも思っていない。

○才木玲佳&坂崎ユカ vs 伊藤麻希&瑞希
才木玲佳の帰還。
やー、華がある。
というかこの試合、全員に華がある。素晴らしい。
伊藤リスペクト軍団のよさって、
みずぴょんすが伊藤ちゃんをうまいことコントロールしている部分よなー。
腹黒さがちらほら見えるところがぐっとくる。
そしてこの4人はもうプロレスが完成してる感じなので、
ただただおもしろかった。
ユカっちとみずぴょんすの関係性もおもしろい。
ここ、シングルやったことあるっけか。
イッテンヨンの前哨戦で10分だけのやつだっけね。

○山下実優 vs まなせゆうな
まなせさん、よかった…
前哨戦や公開練習、会見も含めてのの子さん頼りが否めなかったまなせさんで、
「やさしすぎる」とか「自分を出し切ってない」とかあったけど、
それを全部ひっくるめて、
つまりはボインメイカーとかおパイェとかを繰り出した瞬間に一気にエモさが来て最高だった。
細かい部分は知らないけれども、
キャリアの長さのわりには怪我とかして苦労してたのよねぇ。
ここまでこれてよかったねぇ…
山下さんは流石のエース。
おっパイルドライバーもかかと落としも全部受けてがっちり勝ったのかっこいい。
シメのマイクがぐだったのはご愛嬌。

次期挑戦者が黒音まほ。
いいとおもいます!
すべてのにんげんをゾンビ化させて、
このくそったれの世界を終わらせてくれることに本気で期待してる。

東女DD

2018/2/3
東京女子プロレス「行こう!行くべ!行けば!行く時!迷うなら練馬に行くだけさ!」

○瑞希 vs 上福ゆき
プロレスが少しずつ上手になっていくかみーゆさんでしたが、
後半ちょっとバテちゃったというか集中力が切れちゃったのが残念。
髪を触られて英語で怒るやつがみずぴょんに効かなかったのはよかった。
そろそろ見飽きたもんね。
みずぴょんの最後のフットスタンプってトップロープから飛んでたっけ?
セカンドロープからじゃなかった?
でもなんだか綺麗にふわっと飛んでた。

○山下実優&ラク&ヒナノ vs 辰巳リカ&ヒカリ&ミウ
アプガ(プ)が初めて東女本体とからんだ、という試合。
流石の山下&辰巳で試合が締まった感じがしました。さすが。
山下さんがまさしく胸を貸す状態で頼もしいのと、
それに立ち向かっていくピンクと青の子が印象的。
特に青の子が自分を出し始めている気がしてとてもいいとおもうー。
黄色は多少のおとなしさが出ちゃってるので、
もっと怖がらずに強気に行ってほしい気持ち。
あと衣装の肩紐切れるのはいつになったら改善されるの?
にしても山下さんとリカさまのよさが際立った印象。
かっこよくなったねぇ。特にリカさま。

○まなせゆうな vs ハイパーミサヲ
ハイパミさんが天才すぎて!
まなせさんがPOP挑戦が決定して、前哨戦ないの?って思ってたら、
まさかの仮想山下だった。
入場からコピーが始まってるのに気が付いた瞬間の快感ったらなかった。
ぜんぜん足あがってないし。
やましたーやましたー。
山下コールを起こさせておいて途中で「やましたじゃなーい!」とキレるの最高。
まなせさんは優しさの塊で欲がない。
確かにどんなことをしてでもベルトを獲りに行く気持ちが必要…と。
ハイパミ先生は大切なことを教えてくれた…偉大だぜ…

○優宇&のどかおねえさん vs 黒音まほ&サマラ
サマラさん、期待していたけどいまいちだった…
海外でもキャンディスレベルの人はそうそういないってことか。
おねえさん確変の巻のようで、バックフリップで二連勝。
あずさとの最弱決定戦を経た意味がやっと活きてきたのね。よかった。
まほさんが髪を短くして来て美少女すぎましたね。

○のの子 vs 伊藤麻希
のの子さんの卒業試合。
対戦相手が伊藤麻希というのはなかなかぐっとくる組み合わせ。
後継者に指名…というわけではないのかもしれないけど、
いろいろ伝えたかったことがあったんだとおもう。
引退ではなく卒業なのでのの子さんがちゃんと勝利したのはぐっときた。
とにかくも何度も言うけど、のの子さんは東女のアイコン的存在で、
本当に代わりのいない最胸のプロレスラーだと思ってます。
いままでの他の選手たちの卒業や引退とは意味合いが違って、
東女にとっての損失が大きすぎる。
挨拶の中で「(プロレスは)人生のボーナストラック」みたいなことを言っていたんだけど、
なんかその言葉がすごいぐっと来ていろんなことを考えてしまった。
最後の集合写真でアカネちんさんも一緒に撮れたのはよかった。
(アカネちんさんを呼んでリングにあげたのは山下さんってのもぐっとくる)
人間としても素晴らしさがある人なので今後とも応援していきたい気持ちでいっぱい。
今成さんとの映画に期待。

○沙希様&アズサ・クリスティ vs 坂崎ユカ&中島翔子
結果から先に言うとみらクりあんずが負けるとは思ってもなかった。
沙希様はまあいいとして、
アズサが明らかに格が落ちるのでウィークポイントでしかないと思っていたので。
やー、納得いかない。納得いかない部分もあるけどもプロレスなんだ、これは。
タッグチームとしてのコンビネーションや個々の技量もみらクりあんずのほうがよかった。
スピード感、合体技(マルメコミアンズ)、魅せ方(女郎蜘蛛とタランチュラの競演とか)が素晴らしい。
だけれども、プロレスにはギミックとストーリーがあってな…と自分に言い聞かせ。
翔子さんがやっと手に入れたベルト。
ユカっちがシングルはすぐに手放してしまった無念さもありつつ大事にしていたベルト。
わりとあっさり剥がされちゃったなぁ。
トーナメントの覇者なわけだから、そのチームより上ってありえないでしょ。
どらぼんだって美威死鬼軍とやったばかりなので新鮮味はないし。
で、ブレイツがやってきたんだけども…ここ最近ののどかおねえさんアゲはここに着地するのね。
体操以外でマイクを持ったおねえさんはエモ味しかないので非常によい。
岡山弁で啖呵を切るのはとてもかっこいいとおもいます!

どこをみて闘う?

2018/1/28
DDT「D王 GRAND PRIX 2018 the FINAL!!」

○吉村直巳 vs 島谷常寛
吉村はキャラがダサいのでひとつも好きではないんだけどまあいいとして、
島谷がなー、もう少し背が大きければなー。という気持ちに。
よくはわからないけども、例えば200kgを持ち上げられるほどの筋力をつけたとして、
背が大きい、小さいで持ち上げられるレスラーのサイズって異なるわけよね?
だとしたら島谷が筋肉をつけても、限界が出る、ってことなのかなぁ。
どうなんだろうか。

○梅田公太&坂口征夫 vs 渡瀬瑞基&上野勇希
みんな黒の短パンだ!ストロングスタイルだ!
この試合のよかったところは、
征夫さんだけが別格で強くて本来なら他を圧倒できるのに、
試合を決めたのが梅田ってところ。
征夫さんがサポートに徹していたのがぐっときました。
あとなんか渡瀬が劣るのが気になる…
なんか技の入りとか流れとかちょっとワンテンポ遅いように思えました。
妙な間が出来ちゃう。
センスだよなぁ、そういうの。

○スーパー・ササダンゴ・マシン&赤井沙希 vs アントーニオ本多&タノムサク鳥羽
鳥羽さんが出てくるとうれしくなる。
出来れば入場曲を聴きたかったけれどもまあそれは。
インフォマーシャルマッチということでお金を出してくれる人に気を使った試合。
今回のテーマは確定申告。凶器は経費。
まあ結果わちゃわちゃしてどさくさで試合が終わって終了なんだけど、
なかなかおもしろかったです。
お金を出してくれる税の先生が逮捕されたままだけど、営業妨害にならない?

○KUDO&高梨将弘 vs 高尾蒼馬&岩崎孝樹 vs 樋口和貞&下村大樹
ちゃんとしたユニットが酒呑童子だけ。
そしてExtream戦を控えているKUDOさんががっちり勝利。
ベルトを外部の選手が持っているから前哨戦が組めない。
ただの単発のタイトルマッチになっちゃってる。
DDTはアメプロみたいなドラマをやってもいいと思うんだけどなぁ。
DDTのDはドラマチックのDだってことを思い出して欲しい。
そして最近の酒呑童子はリングでお酒を飲まない!
しかたないことだけれどもさ!

男色ディーノ&石井慧介 vs 黒潮”イケメン”二郎&ジョーイ・ライアン
イケメンは華があるなぁ。
やりすぎぐらいがちょうどイイを貫いてる。
そしてジョーイとの相性がなかなかいい…気がしたんだけど、
試合内容がそれを活かしきれてなかったのが残念。
そしてこの試合のキモは試合後の両国大会に向けての整理整頓だったがにんとも。
ムタをひっぱりだしてディーノとぶつかるのはいいけど、
大家はわかる。石井はわからない。
全日時代のソレとはわかるけど、なーんか石井の印象が弱いんだよなぁ。
ジョーイとカバナは期待しかない。

○勝俣瞬馬&大石真翔&MAO vs 高木三四郎&大鷲透&平田一喜
NωAの解散はいいことだと思う派なのでいいと思います!
試合はいつものT2ひ~の試合なのでまあ、おいといて。
解散後のその先の展開がひっかかったり。
MAOはベイリーと組んでやっていくのはいいとして。
まこりんがちらっと言った「KO-Dを狙っていく」という発言は、
口にしたからには責任を取ってそれに向かって頑張ってほしい。
ディーノとわちゃわちゃするのはいいかもだけど、
KO-Dにからめる人材って現状のDDTには少ないので、どんどんかき回して欲しい。
勝俣のALL OUT入りは意外。
意外というか、ALL OUT大丈夫なの?という気持ち。
確かにハイフライヤーではあるのでいままでユニットにいなかったタイプだけど、
がっちり本気で鍛えているイメージが全くない。
身体能力だけでやっている感じ。
マイナスからのスタートなんじゃないかしらね…やー、ホント。
中途半端すぎて魅力を感じないなぁ、ALL OUT。

○遠藤哲哉&佐々木大輔&マッド・ポーリー vs 竹下幸之介&彰人&マイク・ベイリー
そのALLOUTだけども、
勝俣よりもハイフライヤーとして上位互換なベイリーを擁してもダムネに敗退してる。
ただただ意識が高いぜ、みたいな特徴しかなくて勝ちに結びついてないのは駄目よね。
ダムネはもう安定感あっておもしろくていつまでもそのままでいてくれや…って思う。
で、遠藤の髪型はどうしちゃったの?

○石川修司 vs HARASHIMA
リングが壊れるアクシデントはびっくり。
休憩なし=リング調整なしってのが影響しているんだろうか。
それにしてリングが壊れた間に場外乱闘をきっちり19カウント行って、
その間にリングの応急措置をしたスタッフ陣(松ちゃんと木曽さん?)がかっこよかった。
試合自体は石川修司が負けるイメージが全くないのと、
いまの石川修司が負けちゃ駄目でしょ、っていうので予想通りにはなりました。
予想っていうか希望というか。石川修司好きなので。
リングが壊れたことによるHARASHIMAさんの機動力が奪われたのが、
結果としておもしろい方向に行った気がしました。
しかし、ちゃんとした見応えのあるメインのシングルマッチって久しぶり。
やっぱり竹下じゃおもしろくないんだなぁ、という気持ちに。
そして試合後の竹下のマイクはなんだあれ。
勝つ気あるんか。
チャンピオンとしての自信、自覚、風格とか全く感じなかった。
あんだけかっこつけてるのに…
そういう発言ヒトツ取っても好きになれない。

どうも最近のDDTは迷走している気がする。
そういうことは求めてない気がするんだけど?みたいな疑問符が浮かぶ。
「こうきたか!これアツい!」ではなくて「えー?そうなっちゃうの?それ必要?」みたいな。
ストーリーも試合内容も観客に向けてではなくて、
なんかその場にいない、インターネットの向こう側の人たちに向けてやってる。
なんならサイバーエージェントの人たちに向けてやってる。
こうしたらおもしろいんでしょ?っていうのがちょっとだけズレてるんだよなぁ。
文化系で居続けるには文化系のセンスが必要なんだけど、どうなんだろうか。
行くけども。今後も。

そして誰もいなくなった

2018/1/20
我闘雲舞「Gatoh-Move Japan Tour・336」

○CHANGO vs 山田太郎
CHANGOさんは初見です。山田太郎もプロレスラーとしては初見かな。
どちらも巧さが見えるレスラーでした。
CHANGOさんのほうは多少のユーモアが含まれているのと、
謎の妖しさがあって好みです。
狭い市ヶ谷で男性のプロレスラーが試合をすると迫力あるなぁ。
いいとおもいます!

○里歩 vs サワディー仮面 vs 関根龍一
いつもは圧倒的なファイターな里歩さんが少し小さく見えた試合。
小さくって物理的なはなし。
直線的で多動的な関根に比べて他のふたりのテクニシャンぶりが際立った試合。
里歩さんのスケールって市ヶ谷で収まるレベルじゃない気がする今日この頃。
本人はこのポジションでいいのかな。いいんだろうな。

○さくらえみ&高梨将弘&真琴 vs 沙紀&チェリー&趙雲子龍
紺乃美鶴が無念の欠場。
体調を崩してしまうのはしかたがないとして、携帯が壊れるってどういうことなの。
前節の座談会でのさくらさんと美鶴さんのしばきあいが最高で、
美鶴さんのハートの強さとそれに反するふわっとした根底がおもしろくて、
あの勢いでのタッグマッチの行方が気になっていたのだけれども…ちょっともったいない。
急遽集まったみなさまによる賑々しい6人タッグでした。

ぼいんの置き土産

2018/1/20
東京女子プロレス「行こう!行くべ!行けば!行く時!迷うなら王子に行くだけさ!」

○ヒカリ&ラク vs ミウ&ヒナノ
うーん…決められたことを一生懸命やることは大切だけど…
リング外からヘルプに入るのを押さえ、押さえられているのに、
そこに必死さが伝わらずに力なくただ棒立ちしているように見えるのはちょっとどうだ。
まだプロレスではないかな。プロレス劇。
個性がないのでやっぱり名前と顔が一致しない。
色と顔は一致した。たぶん。
せめてアイドルネームとリングネームを別にしたらどうかしらね。

○瑞希 vs ハイパーミサヲ
ハイパミさんが嫉妬に燃えてみずぴょんすを痛めつけようとするのかと思ったら、
リカ様の好きなものはわたしの好きなもの!というなんかまた怖い方向の解釈で最高だった。
東女に天才は何人かいて、その一人がハイパミさんだと思ってる。
「あー。よっしゃいくぞー!」をふたりがやった流れは最高だった。
あとみずぴょんすは腹黒いとなんとなーくわたくしも思っております。
めちゃくちゃかわいいけども、みずぴょんす。
頑張れ、ハイパーミサヲ!リカさんに愛が届くその日まで!

○のどかおねえさん&優宇&伊藤麻希 vs 辰巳リカ&黒音まほ&上福ゆき
未来少女(少女抜き)に伊藤ちゃん。
どらごんぼんば~ずにかみーゆ。
どっちもちょい足しみたいなタッグでしたが、それぞれおもしろいカラミだった。
制御不能で大暴れする伊藤ちゃん。
かみーゆが加わることでスクールカースト上位のチームみたくなったどらぼん。
かみーゆがフェイマサーを使ったのはびっくり。
長身…というか足の長さが映えるいい技のチョイス!
まほの投身自殺をかみーゆが止めてそこをリカ様が射殺する流れが最高すぎて震えた。
もうその世界観!そういう世界観大好きすぎる!
未来(少女)のみなさんは伊藤ちゃんが相変わらず暴走してプロレス界イチ可愛い。
そしておねえさんがかみーゆからスリーを取ったのは胸熱!
おねえさんをどんどんアゲていってほしい!
スクールカーストに負けないで!

○アズサ・クリスティ&沙希様 vs 坂崎ユカ&小橋マリカ
タッグの前哨戦。
ユカっち孤軍奮闘の巻。
冒頭の小橋さんがなんにもないところにドロップキックしたやつで早々にがっかり。
それでもユカっちの謎のくしゃみ攻撃からはじまって、
合体ブルドッキングとか、沙希様の蹴りを受けての女郎蜘蛛とか、
あずにゃんの聖書の誤爆とかなんとかかんとか。
見どころはそれなりにあったなぁ。
あとは好き嫌いなのかな。
あずにゃんの演技力がもうちょっとだけあがれば…
とフィニッシュ時の高笑いに感じました。
もうちょっとあそこは下品な笑いのほうが狂気が出てよかったという個人的な好みです。
ユカっちが最近大人なんだよなぁー。
沙希様とのやりとりでの言い回しとかそういうの。
悪いことではないし、そういうのも好きなんだけど。

○山下実優&中島翔子 vs のの子&まなせゆうな
のの子さん卒業前ラスト王子。
東女はラストのひとつ前が本当の最後で、
卒業試合はその人のボーナストラックみたいな部分がある印象。
だもんで、今回が実質ラストだったのかなぁ。
山下中島という旗揚げメンバーとの最後の試合。
強いのの子とおもしろいのの子の両方、のの子さんのすべてが出た試合。
DDTに男色ディーノがいるように、東女はのの子さんがアイコンだったんだよね。
さみしいなぁ。
試合後の三人のやりとりを見るとのの子さんが慕われていたのがわかったし、
その後の”最後のお願い”に涙腺も決壊しましたよ。もうもう。
まなせさんは確かにやさしすぎるところがあって、
例えばかみーゆのお世話とかセコンド業とか、
そういう人のために動ける人はそれはそれでいい人なんだけど、
自分のために、自分のエゴを通すというのは大切なことだよなぁ。
なんらかの形でタイトルマッチに挑むとは思っていたけれども、
去りゆく人の置き土産、っていうのがまなせさんらしくてぐっとくる。

括目してみよ

2018/1/14
我闘雲舞「Gatoh-Move Japan Tour 335」

○田村和宏&沙紀 vs 里歩&バリヤンアッキ
あの狭い市ヶ谷でおっかなくなるぐらいの迫力。
流石男子…ってプロレスでしたが、どこかしらでガトムらしい流れがあって楽しい。
東女で里歩さん見てからのガトムだったので、
里歩さんのスケールは市ヶ谷じゃ狭い?って感じてしもた。
バリヤンアッキは謎の雰囲気あっておもしろいなぁ。

○趙雲子龍 vs くいしんぼう仮面
この二人がタッグもなにもかも含めて初対決というのは意外!
アルカディアで見られなかったくいさんが見られてうれしい。
バービックのくだりであった、
田村和宏は田村潔司の…お弟子さん?なのかしら。
そのUの流れを組む自分の前でUWFを馬鹿にするのはやめてくれ!という流れがあって、
いい押すなよだった。
この二人が試合をしてスイングしないわけがない試合で満足!
北尾も見られたし、いいもんみた!

○さくらえみ vs 紺乃美鶴
美鶴さんが気持ちをどんどこ前に出して、
それをさくらさんが余裕でいなす、という試合。
試合前も鼻歌を歌ってたし。キャリアの差はいかんともしがたい。
試合というか試合後の座談会での殺伐としたビンタ合戦が全てかなぁ。
この日当たらなかったものが数日後の試合でも当たるか?という問答。
それは数日でも成長はしていくものだから当たるかもわからないけど、
この段階での問答の中では答えられなかった美鶴さん。
そういう精神的な戦いの中でも掌で転がしているのがさくらえみの怖いところなんだろうな。
しかしその中での「おまえなんかな…!足が短いんだよ!」っていう、
そういう謎に和んでしまうズレたことを口にする美鶴さんが本当に可愛い。
そして足の短さを指摘されてのさくらさんのバービック!さいこうのオチ!

「ことり」がいなくなってしまったガトム。
アーサさんも体調不良、帯ちゃんも休場中。
かなりピンチな状況だけれども、それを感じなかった。
さくらえみがいる限り大丈夫なんだろうな…って思いました。
またふとしたタイミングで見に行きたい。

蝶のように舞うふたり

2018/1/4
東京女子プロレス「東京女子プロレス’18」

○ミウ&ヒナノ vs ラク&ヒカリ
アプガ(プロレス)のデビュー戦。この子たちの立ち位置がまだつかめてない。
東女なの?東女じゃないの?っていうところとか、
本人たちは本当にプロレスをやる気があるの?とかそういう。
アイドルとしてはルックスやらなにやらをひっくるめたらだいぶ低いところだと思うし、
歌だって(仮)の替え歌しか作ってもらえてないし。
プロレスに関してはまだデビュー戦なのでにんともかんともだけど…でも、うーん…
試合に関しては一生懸命練習してきたことを忠実にこなしてる、っていう印象。
とりあえず声だせー!みたいな。
相手が動くのを待って棒立ちみたいなところもたくさんあったし。
面白かったのは青い子がプレーンなチョップと河津掛けと出して「G馬場だ!」ってなったところ。
しかしリングネームもここまま行くにしてもどれが誰だか個性がなくてわからない。
まあ、その辺は覚える気があまりないこっちが悪い部分だけど。
正直、必要ないものだと思っているので、もうちょっと様子見。
普通に東女の練習生として入って来てくれたんだったら応援もできたけど、
アイドルアレルギーがあるので、アイドル!って来られると拒否感ある。
この先は好きになるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

○優宇&のどかおねえさん&小橋マリカ vs 辰巳リカ&ハイパーミサヲ&上福ゆき
優宇さんと辰巳リカさまがここにいるのはなんかもったいない…
けどそれだけ層が厚くなってきたってことだとは思う。
かみーゆがプロレスがまだ未熟な分をキャラで補い始めていていいと思いました
(プロレス出来るようになるにこしたことはないけども)。
おねえさんをいじめるのひどい。ひどいけどおもしろい。
スカートめくりとかプロレス関係ないしw
がんばるおねえさんは見ていてぐっとくるし、
完全復活したおパミさんのマイクというか謎の言動は感心しきり。#好きです辰巳リカ。
優宇さんとリカさまがしっかりしたほうのプロレスを見せてくれていたので安心。
でも、多少の寄せ集め感は否めなかったのでそこが残念。
前哨戦…まではいかないけどちょっとテーマが欲しかった。

○ベーダ・スコット vs 黒音まほ
東女ってわりとハイスピードなプロレスなんだな、って実感。
というのもベーダスコットさんがちょっともったりした動きだったので。
フィニッシュもちょっと崩れちゃったし…
あとやっぱり事前情報って大切で、彼女がビーガンということが伝わっていたら
あの白菜と人参を差し出した意味みたいなのはもっと分かったはず。
東女後楽園に外国人選手が参戦するのはいいとは思うんだけれども、
単発で終わってしまうのがもったいないよなぁ、という気持ち。
まほさんが海外受けがいいのは納得できるなー。
けど今回はもうちょっといい相手をぶつけてあげたかった…

○男色ディーノ vs 伊藤麻希
伊藤ちゃんさんは常に問題作。
アイドルがホモレスラーにばしんばしんに殴られて叩きつけられているのをみて、
げらげら笑ってたけど、笑ってる場合ちがうよなぁw
当然普通にプロレスしても通用しないんだから、
伊藤ちゃんが見せるのは生き様みたいなものだし、
出す限界の技はリップロックですよね、そりゃ。すごい…
ディーノは男子レスラーとして丁重な相手をしてた!男前だった!
確かにこの組み合わせは「おもしろい!」とはなるけれども、
見終わった後に結果としてなんにも残らなかった!
プロレス的にはおもしろかった!でもなんにも残らなかった!っていうのが最高だと思っているので、
この試合は最高だった。伊藤ちゃんすごいぜ。

○沙希様&アズサ・クリスティ vs のの子&まなせゆうなwith西本はるか
パイレーツをいまこのタイミングでひっぱり出してきてどうなるの?って思ったけど、
「胸も気持ちも上を向いていないと駄目」と「胸に金棒」っていう強いワードが出てきたので納得そして満足。
ところでここ最近のまなせゆうなさんの評が自分の中で爆上げなんだけど、
試合中に観客への手拍子を煽るときに「だっちゅーの」コールを発生させたのは素晴らしかった。
美威死鬼軍はいつもの美威死鬼軍でした。
沙希様がのの子さんのボインメーカーをEVILみたいなので返したのはオカダEVIL戦のオマージュかしら。
考えすぎ?
あずにゃんは早く目を覚まして欲しい気持ち。
いまのままじゃ個性が消えてる気がするので。

○坂崎ユカ&中島翔子 vs 里歩&瑞希
今大会のベストバウトだった。
それ以上にいままで東女で組まれたタッグ戦でのベストバウトだった。
が、やっぱり贔屓目もあるけど一番目立ったのは里歩さんだった。
華がありすぎる。なんでだろうか。
全てにおいて余裕があって技が綺麗で貫録がある。
翔子さんがトペを豪快にミスった時に優しく翔子さんをぽんぽんしてあげてたのすごい。
とはいえ、みらクりあんずも決して遜色があったわけじゃなく、
東女のテクニシャンTOPふたりが組んでるんだもん。自慢のタッグチームですよ。
縦横にあれだけのスピードで動けるのは異次元感じちゃう。
でもなー、相手のりほぴょんも同じタイプだったんだよなー。
619の掛け合いとかノーザンライトの投げ合いとか
(里歩さんが翔子さんにかけたノーザンライトがすごかった。なんであの体勢から…って)、
ダイビングボディアタックが対角で同時に放たれたり、
ダイビングフットスタンプが連発で飛んでくるのとかエグすぎた。
エグい中に美しさ…可愛さ…なんだあれ、見栄え?みたいなものがあってずーっと見ていたい。
ここでりほぴょんが負けてしまったので里歩さんの今後の参戦が未定ではあるけど、
また来てくれないかなぁ。人気実力ともに東女のトップになれるのに。
にしてもみらクりあんずの防衛はほっとしました。
実質的なタッグチームが東女には他にどらぼんぐらいしか存在していないので、
結構な長期政権になりそうな気がする。

○山下実優 vs 才木玲佳
戦前の予想というか予告通り、壮絶な蹴り合いだった。
メインでしっかりと殺伐としたプロレスが見られるのは東女の強み。
絶対王者と思われていたれいたんに勝つにはそれなりの説得力が必要だよなー、
って思っていたけど、さすがのエースにはそんな心配は必要なかった。
れいたんのシャイニングウィザートとジャックハマーをよくぞしのいだ!という気持ち。
フィニッシュのクラッシュラビットヒートが膝蹴りに進化しててエグ味ある。
いいとおもいます!
新技ではなくて、既存の持ち技をアップデートして磨きをかけたのはすごいと思う。
これで東女にベルトが帰ってきた!
とりあえず一周したってことなんだろうか。
れいたんは一旦プロレスお休みぽいので今後の展開は気になるところ…
リカさまと翔子さんが虎視眈々と狙っているストーリーかな。ふんむ。

イッテンヨンが東女年間最大の大会だとすると、
それなりに納得の大会ではありました。
タイトルマッチふたつが本当によかった。
それ以外のストーリー…
まあ美威死鬼軍のストーリーがうまく活かせてない印象はあるかしら。
にしても楽しかったので問題なし!
2018年も東女たのしみ。