おわりのはじまりのおわり

2018/2/25
DDT「Into The Fight 2018」

○マッド・ポーリー vs 松永智充
最近のポーちゃんはダークマッチばっかりだな。
松ちゃんの身体が大きくなってる気がします!
なんで本戦でないんだろうか。
「白鵬!」って言って肘打ち出すのはおもしろかった。
わかりやすくばーん!ばーん!と巨体がぶつかるいいダークマッチ。

○MAO&高尾蒼馬 vs 高木三四郎&スーパー・ササダンゴ・マシン vs 大石真翔&梅田公太 vs 大鷲透&平田一喜 vs 上野勇希&竹田光珠
ひと多いな!
試合自体は特に感想はありません。
もうユニットって実体がなくなってるよな…という気持ち。
この試合は試合後の両国の路上プロレスの話がメイン。試合はおまけ。
路上適性の高いMAOはわかる。ベイリーがここ(路上)、ってのはもったいない。
高尾くんさんと宮本裕向が路上ってことはこの後のExtream戦で宮本裕向がベルトを落とす、
または両国ではExtreamのタイトルマッチはなし、ってことでしょ。そんなのでいいの?
そしてもうスマイルスカッシュの存在意義がわからなくなるよなぁ。ヤスは?

○男色ディーノ vs 赤井沙希 vs 彰人 vs アントーニオ本多 vs 岩崎孝樹 vs 渡瀬瑞基
インフォマーシャルマッチということでシナリオが完璧にある試合。
企業の人の棒読みが逆によかった。
ごんぎつねがおもいっきりちんちんぼろんぼろーんとしてていい。

○佐々木大輔&遠藤哲哉 vs 大家健&石井慧介
大家さんを後楽園ホールで見るとなんかどたばたしてる。
王子の狭いあの雰囲気の空間で見るから大家さんなんだろうか。
どうなんだろうか。
両国の前哨戦ではあるけれども、
その試合がただ「グレートムタが登場する」ってだけの試合なので、
この試合のメンバー的にはなーんの意味が持たされていない。
最後にグレートホモが登場して周りに迷惑をかけるぐらいしか。
だもんであまり記憶に残る試合ではなかったかな。

○坂口征夫&KUDO&高梨将弘 vs 関根龍一&中津良太&阿部史典
やー。おもしろかった。
BASARA勢の勢いがとてもよかった。
その中でも阿部ちゃんがDDTに披露できたっていうのはデカい。
ああいう得体のしれない雰囲気を持ったレスラーってめったに出てこないので、
BASARAが手に入れたのは大正解。
いつかイサミさんを超えてほしい。超えそう。
騎馬隊のふたりもわちゃわちゃ感あってよかった。
試合がずーっと高いテンションで普通の試合の組みあがりかたじゃなかったのは新鮮。
見終わった後のすっきり感あった。
で、次期挑戦者が微妙すぎ。
梅ちゃんの酒呑童子卒業は正解かもしれないけど、所詮はDNAなので歯が立つわけがない。
というかもしこれでDNA勢が勝ったら、いよいよを持って本を書いている人のセンスを疑う。

○宮本裕向 vs 勝俣瞬馬
DDT本体で画鋲を用いてのデスマッチ形式でやり抜いたのは素直によかったという気持ち。
正直、勝俣は好きなレスラーではないし、
技もやりたがりだけども成功率が低いレスラーだと思ってたし、
Extream級に急に挑戦できた意味もわからなかったし。
それでも始まってしまったらもうやるしかないけど、
最後まで頑張っていたので、頑張ったねぇ、という。
宮本裕向の上手さも際立った試合でした。
画鋲の上でのダイヤル固めは流石だった。
あとムーンサルトがお綺麗。

○丸藤正道 vs 樋口和貞
スピードとキレの丸藤とパワーの樋口。
この両者でスイングするのか?ってのが注目ポイントでしたが。
逆水平の打ち合いにこだわりがあるのはわかるんだけど、
予定調和的にそういうのを見せられてもなー。
一方的に丸藤が樋口くんを翻弄している感じで、
期待していたほどのおもしろさは感じませんでした。
迫力はあったけども…不知火が見られなかったのがにんともかんとも。

○石川修司&関本大介 vs 竹下幸之介&HARASHIMA
石川関本組の人間離れしている姿にばかり目を奪われていた気が。
プロレスラーはでかくて強い!ってのがぐっとくる。
なんだろう。
DDTのレスラーたちは進化しているんだろうか。
両チャンピオンが他団体からのお客様に圧倒されているように思える今日この頃。
石川、関本しかり宮本しかり。
両国はどうせ竹下のリベンジストーリーが用意されているんだけど、
勝てるイメージが全く沸かないんだよなー。うーん。
そして前哨戦で直接決着がついちゃうってなに?そんなのある?

6人タッグ、Extreamがおもしろかっただけに最後はちょっとすっきりしない。
最近おおいなー。うーん。