2019/11/30
東京女子プロレス「フォールツアー’19~BEST REGARDS!~」
○天満のどか vs 猫はるな vs 上福ゆき
天満さまが1.45m。はるにゃんが1.43m。かみーゆが1.73m。
MAXで30cm差あるのか。もっとありそうに見えたや。
かみーゆの股下が83cmあるらしいので、足がほぼ胸あたりまで来るの凄い。
3wayではあるけど天満はるなが共闘する流れになって、
チーム感を出すとミニマルすぎて最高でした。
慎重さが純粋に有利に働くか?というとそうでもなくて、
二匹が足元をちょろちょろ動き回って翻弄するのとかよかった。
猫さんが説妙な無表情で走り回るの好きです。
かみーゆが早々に排除されて、天満さまが勝ったけども、
かみーゆはもうちょっとできた感があったよなぁ。
序列がなかなか崩れないのが残念。
下剋上よ!
○中島翔子 vs 白川未奈
メヒコ帰りお披露目シリーズでルチャの心得がある白川さんとの一戦。
序盤のチェーンレスリングのパートが見ごたえがあったのは流石というか。
お互いがお互いの技を受けて見せ場を作り、
意外なところで切り返してダメージを与えていく、という綺麗なプロレスでした。
ただただ感心しちゃう。
巧いプロレスを見るのがおもしろくなってきました。
翔子さんは今回はジャベの引き出しを開けてきたの素晴らしさよ。
変形卍固めだけど、なんか技名あるのかしら。
あと白川さん、ベルト持ってるのよね…さっくりと負けたわね。
○沙希様 vs らく
やー、らくさん最高の巻だった。
奇襲をどばーっとかけるのとか意外ではあるけど、
見た目や雰囲気とは違って負けん気の強さみたいなのを内部も持ってるんだろうか。
どかんどかんチョップを打ち込んでひょいひょい丸め込んでいくのはぐっときます。
めちゃくちゃいきれたしおもしろかった!
場内がらくさんの声援一色になるのは快感よねぇ。
初勝利も近い…というかまだ勝ってないのが不思議なぐらい最近のらくさん好き。
沙希様は腕を取る関節とJK含めの蹴りで試合を構築するのは非常にいいと思います!
○愛野ユキ vs 渡辺未詩
超納得いかない。もちろん個人的な推し的な理由でもあるんだけど。
ユキちゃーんが渡辺さんに勝つのとかどうなんだろうか。
なんかぼんやりしてるんだよな、いろいろと。
ヒカリさんとのシングルシリーズがあって、勝利はしたけれども、
今回の渡辺さんとのこの試合もそうだけど、
説得力がないというか、なんというか。
プロレス的に見ていておもしろいのはアプガプじゃない?
ユキちゃーんの特出しているところってなんだろう。もったり感?
おねえちゃんの付属としかまだ見られないのが正直なところ。
うーん。タッグ挑戦なのか。うーん。
○伊藤麻希&原宿ぽむ vs 桐生真弥&乃蒼ヒカリ
ヒカリさんの立てる中指に理由なんてなくて、
ただのファッションにしか見えないのが個人的な気持ち。
誰の真似なの?憧れやなにやらで立てる中指はなにも伝わってこないけども。
プロレスって感情表現が大事だと思うんだけどなぁ。
よっぽどのテクニックやら魅せ方があるならまだしも、だよ。
ここ最近のヒカリさんは殺気みたいなのが薄れている気がしてならないので余計に、かも。
伊藤ちゃんさんが持っているこのベルト、
やっぱり万喜さんの怪我でケチがついてしまって、
なんとも微妙な気持ちで見ています。
微妙っていうか自分の中で意義が見いだせないのが悪いんだけど。
見かたが悪いんだと思う。
○辰巳リカ vs 操
これは凄い試合だった、、
辰巳リカさまと操さんの関係性の総決算というか、
ふたりのつながりだけじゃなくて、
ここまでのそれぞれの東女での活動や歴史が一気に走馬灯だった。
チョコシューを持ち出した時点で感情の震えが来た。
そして椅子を持ち出す流れのなかであのがしゃがしゃいう音を聞いて、
さらに横浜ラジアントホールっていう場所の記憶もよみがえってきて、
黒音まほが一気にフラッシュバックして最高のエモみを感じました。
まほ、、ちゃんと元気に死んでますか、、
場外での攻防やリングに戻ってのしばきあい。
操さんがリカさまをロープに足をかけてフォールをした瞬間、
パミさん!!!って。
結果としてハイパーミサヲも操も同じ操さんだし、
どっちも受け入れてさらなる新しい自分を見つける、っていうのは納得。
そして登場する沙希様、、
美威死鬼軍の直接対決待ったなし。
、、しかしこれでリカさまと操さんのストーリーは終わってしまったんだろうか。
○山下実優&まなせゆうな&舞海魅星 vs 鈴芽&坂崎ユカ&瑞希
なんだか久しぶりのマジラビ結成。
華しかない、このふたり。
先週のみらクりあんずとは違って、
ユカっちが大きな声をだして、より自由に見えるのが印象的。
マジラビ鈴芽は軽量級だもんで、ぴょんぴょん飛ぶけど、
わりとがっちり抱きかかえられてどんどこ叩きつけられていたわね…
鈴芽さんのボディアタックがかわされたのって初めて?(脚から着地したけど)
前哨戦ではあるけど、
なんとなく魅星さんと鈴芽さんがこのメンバーでどれだけできる?ってのが注目点で、
それがまた遜色なく混じっていたのが凄かった。
ちゃんと!プロレスを!している!
はいすぺちゃん世代がおもしろプロレス方面で個性を出している中で、
このふたりが着実に成長していっているのは本当に貴重な気が。
上位が詰まっているし、さらに半端なあたりは水色のベルトに集中…
(っていうかあのベルトは芸能人用なのか?って錯覚すらある)してて、
POPのトップ戦線で遜色なくプロレスが出来る人材が育ってほしい今日この頃なわけです。
怪我無く順調にたくましく育ってほしい…なーむー。
前哨戦という意味では山下さんはどんな試合でも負けたくなくて、
ユカっちは負けず嫌いではあるけど飄々としてどんな時も自然体な気が。
なんか菓子折りのくだりとかでふんわりしている雰囲気であるのがなんか怖い。
あと一か月か…