2018/12/1
東京女子プロレス「東京女子プロレス5th anniversary~五歳の東京女子プロレス~」
○原宿ぽむ vs 猫はるな
デビュー間もない新人同士でシングルを組まれるのってここ最近ではなかった記憶。
アプガプはタッグでの試合だったし。
つまりは勝ったほうがシングル初勝利。なんか抜擢度が高い?
で、
パッと見はキャラ先行型の二人の試合なので、
もっとだらだらとかぐだぐだとかしてもおかしくなかったんだけども、
わりと締まったいい試合でした。
原宿さんの原宿感と猫さんの猫感が存分に発揮されていたのがよかった。
原宿感ってなんて言っていいのかわからないけども。
猫さんの爪でひっかくのとてもよい。
猫さんのフィニッシャーはネックブリーカーでいいのかな。
そのうち猫じゃらし的なもので操られるんだろうな。またたびとか。
原宿さんのフィニッシャーの踏み付け式ギロチンドロップは、
シャイニングウィザードやスコーピオライジング並の高級フィニッシュなので、
大事に磨き上げて欲しい気持ち。
あと最高にかっこいい技名をつけてあげて欲しい。センスに期待。
このふたりは同期であると同時にわりと絆も深そうなので、
今後も試合でマッチアップが増えるし、タッグを組むこともあるだろうし、
実力差もそんなにないと思うし、
その関係性も楽しみにして応援していきたい。
とりあえず原宿さんの初勝利はめっちゃ嬉しい。
○ハイパーミサヲ vs ヒナノ vs 愛野ユキ
戦隊ものやライダーものでよくあるのが歴代ヒーロー勢揃い!だもんで、
パミさんが「ヒーロー軍を結成したい!」の流れから、
ヒナノさんとユキちゃーんはヒーローになった過去がある!
っていう伏線を大回収したのが気持ちよすぎた。
ユキちゃーんが卒業する人からセントーンを継承しているのが、
いまのフィニッシャーであるサイドスープレックスがそこまで自然じゃないのでいいと思いました。
奥の手感でるし。
プロレス的にそんなに出来るわけではない二人を相手にここまで試合を作って
(試合の内容はどうあれ)、
ちゃんと最初から最後までおもしろい試合になったハイパーミサヲさんマジ文豪。
そういえば大昔に黄色のヒーローもいたよね?
○まなせゆうな&上福ゆき&ベーダ・スコット vs ラク&ヒカリ&ミウ
ベーダさんのメガネキャラに乗っかって、
三人がメガネ着用で入場してきたのは素晴らしさあった。
そういう個々のキャラを大事にして、乗っかるところには乗っかるの好き。
まなせかみーゆ組って活かし方によってはだいぶ派手にいい方向に行く気がしてる。
加えてベーダさんが謎の被り物持参だったのがなんかすごかった。
あんなかんじなんだろうか、いま…
アプガプはこの三人はキャラが立ってきて、組むと賑々しくてよかった。
トレイン攻撃もラクさんのMAXときがあるしプレーンチョップも打ち放題だし、
ミウさんの「かっとばしていくぞー!」から2安打のマルチヒットだったのもよかった。
ヒカリさんが一つ抜けていると思ったけど、
いい意味でそうでもない印象になったのはよい感じ。
そしてまなせさんがいると安心感がすごい。
教育係だけじゃなくて、もっとかき回して欲しいなぁ。
あと虹をくぐりたい。
○才木玲佳 vs 白川未奈
白川さんが東女に参戦したタイミングと、
新人が次々とデビューしたタイミングが近すぎて、
やっぱり新人を応援したほうがおもしろいよね、ってなってしまっている。
芸能人の接待を観せられてもぐっとはこないの。接待かどうかはわからないけど。
れいたんはちょっと格下相手だと思うとおりに行かないのかなんなのか、
舌打ちするのが気になるんだよなぁ。クセなんだろうか。
ジャックハマーを撃ったのは意外でした。
白川さんはよく受けられたねぇ。
れいたんの強さが突出しすぎていていまのストーリーがもったいない。
かといってマリカさん復帰即タッグ挑戦は難しいよなぁ。
○赤井沙希 vs YUMI
YUMIさんデビュー戦。JC。1.74メートル。
原宿猫がキャラ先行だとしたら(実力もあるけど)、
YUMIさんは正統派の印象。
受け身がしっかりとれていたので、過去に何かやっていたのかしら。
赤井さんは距離を取って蹴りを撃つ、
もしくは長い手足を活かしての絞め技のふたつのタイプなので、
レスリング的な技術が必要な試合だとどうなるんだろう?って期待感。
いまはそういうことより、
がむしゃらに相手に向かって行く気持ちが全面に出ていたのがみていて気持ちがよかったです。
練習生時代には気が強そうには見えなかったんだけど、
試合だと負けん気がみられたので、スイッチが入るタイプなのかな。
デビュー戦が赤井さんってのは期待値高そうだし、
これまた意外といないキャラだと思うのでじっとりと見守りたいです。
○優宇 vs 天満のどか
ゆさんについてはなんかもうアレで言うことは特にないんだけど、
東女じゃなかったんだろうな、って感じなのかしら。
いろいろしかたない。
激突度の高い試合だったけど、
ふたりともスタミナが切れた感じがしなかったのはよかったです。
○伊藤麻希&中島翔子&里歩 vs 山下実優&坂崎ユカ&瑞希
○伊藤麻希 vs 山下実優
○山下実優 vs 伊藤麻希
○中島翔子 vs 坂崎ユカ
里歩さまが東女のリングに存在しているだけで興奮する自分がいます。ヤバい。
しかも翔子さんと組むだなんて夢のよう。
まさか前哨戦に出てくれるとは思ってもなかったし、
しかもPOP戦の前哨戦も含まれるので、山下さんとのマッチアップが見られたのも嬉しい。
いずれこのふたりの対戦もあるんだろうか。もう定期参戦したらいいのにな。
東女はチャレンジャーチームに応援が集まる、っていうのが特徴のひとつな気がして、
今回だってPOPは伊藤ちゃんのストーリーだし、タッグは翔子さんのストーリーだし。
ただタッグはマジラビとみらクりの話でもあるのが上手くできていて、
翔子さんとユカっちのストーリーでもある。
そこでこの試合の主題なんだけど、序盤はシングルの前哨戦の雰囲気。
実際にまず伊藤ちゃんさんが山下さんからみっつ取ったのは驚きがあった。
あのフォールの形って、みずぴょんすのアクアマリンでの最後の足での押さえ込みに見えて、
伊藤リスペクト軍団だ!って胸が熱くなった。
2本目は山下さんが蹴りで圧倒したので印象としてはあっさり。
1本目と2本目が逆の結果だったほうがなかなか熱い展開になったのか…と思ったけど、
先手を獲られて慌てて2本目で圧倒した、って感じだったのか。ふむ。
残りの3分の1がタッグの前哨戦。
里歩~瑞希は合わせ鏡のようなふたりなんだけど、
中島~坂崎っていうのはタイプが異なる二人だと思っています。
静と動。攻と守。盾と矛。
今回はどうしても里歩さまの顔見せというか、まだ微調整が必要な試合ではあったけど、
本番ではみらクりのふたりが中心であって欲しい。
やっぱり意識し合う二人が二組いて、そこが噛みあって進められる試合はおもしろいったらない。
翔子さんの言う、プロレスが楽しいっていうのが伝わってくる一戦だったし、
2対2の試合になって試合の純度があがるとどうなっちゃうの?って期待感。
今回は誤爆でおわったけど、実際のあそこでマジラビが放とうとした技とは?って。
あの連携も精度もあげてくるだろうし、
里歩翔子組のダブルのノーザンライトやトペと619、
里歩さまの死角からの蒼魔刀に心臓が飛び出そうになって、
ユカっちのコーナーからのコンプリートショットも変な声が出たし、
翔子さんのセントーンも久しぶりに見た。
なんか大事件な前哨戦だった。
前哨戦はまだあるのかな。
これ、本番は心臓は止まっちゃうんじゃないかな…
よく考えたらイッテンヨンまであと一か月。
タイトルマッチふたつと才木里村戦以外が全く動きがない。
美威死鬼軍が存在していないので、カードが一枚少ないんだよなー。
選手も増えたので6人タッグや3wayタッグ、バトルロイヤルとかもありそう。
アプガプだけの試合もおもしろくないのでバラけさせてほしいし、
新人組が試合を作れるのか?たぶんまなせさんあたりとタッグ?とか。
マリカさんの復帰の挨拶があったけど、
リカさまはなかったので、がっかりはしましたがこればっかりはしかたがない。
そして原宿さん、推し増し問題よ…