2018/7/8
東京女子プロレス「第5回東京プリンセスカップ決勝戦」
○優宇 vs のどかおねえさん
見てません。音だけ。
○坂崎ユカ vs 辰巳リカ
何故かどちらにも感じる悲壮感。
必死を突き詰めるとエモみをまとって、そのエモみは悲壮感へと昇華される。
リカさまが気持ちでたどり着いた領域と、
ユカっちが身体能力と技術でたどり着いた領域のせめぎあう宇宙だった。
東女の選手たちのキラキラした眩しいものが全部リング上にあった。
雪崩式ドラゴンスクリューとドラゴンスリーパーが返されて、
ああ、もう技がない…という絶望がやってきた。
それに対してユカっちは魔法少女スプラッシュという元々の武器に加えて、
マジカルメリーゴーランドの奥の手を残しているのは強い。
当然のことながらリカさまへ感情移入をし、絶対に優勝してほしい気持ちがあったので、
負けてしまった後にすこーんと気持ちがふにゃふにゃになってしまったし、
泣きそうというか感情が雲みたいにカスカスになって、
なんか手の震えも止まらないしでたいへん。
そしてプリンセスカップトーナメント終了。
○まなせゆうな vs 愛野ユキ vs ハイパーミサヲ
で、ガチ凹みの気持ちで、もう帰ってもいいですか…となっていた後にパミさん。
なんかもうヒーローだわ。元気でたわ。もうもう。さいこうかよ。
ヒーローが増える展開は過去にもあったけど、
今回のユキちゃーんはいままでで一番ヒーロー感があった。
そして謎に生き生きしていたのが印象的でした。
せっかくヒーローマスクを作ってもらえたんだから、
いっそのことヒーロー軍に入っちゃえばいいのにね。や、どうだ。それは…
まなせさんはヒーローに選ばれなかったときにがっくりした姿が素晴らしかった。
「えっ?ヒーローになりたかったの?」ってなった。
そしてハイパミ先生の「あなたの脳内に直接話しかけています…」と「力が欲しいか」は、
声に出していいたい台詞としてそれを持ってくるサブカル者として優秀すぎる。
文化系プロレスとしてなんかもっとハイパミ先生を中心にしたストーリーも作ってほしい気持ち。
○沙希様&アズサ・クリスティ&マーサ vs ヒカリ&中島翔子&上福ゆき
シスターの沙希様への重すぎる愛がテーマ。
それを基にする内輪もめのばたばた。
今までの美威死鬼軍の争いは東女の中をかきまわしていたけど、
今度は美威死鬼軍の内部をかきまわしてきた。
これに他の選手が誰か巻き込まれるのか、どうなのか…
かみーゆと沙希様の高身長美女レスラーのマッチアップが相変わらず見栄えがあって、
つくづく、かみーゆがあのまま美威死鬼軍にいたらなぁ…と思う。
ヒカリさんがつかまる展開が長かったんだけど、
その中で頑張ってるヒカリさんが非常にいいとおもいました。
いいよね、ヒカリさん。ちょっと次のステップに進めてあげたい。
でもまあ、負けてしまったのもヒカリさんだけど…
これでマーサちゃんも久々の定期参戦かしらね。後楽園に向けて。
しかしシスターの独占欲みたいなメンヘラ展開は本当に重すぎて、重い。
このままこれを進展させるのかしら。
サイコパス化する?しない?
○伊藤麻希&山下実優&瑞希 vs ラク&ミウ&ヒナノ
入場で派手に転倒するエース。
もうこの試合は何をしても恰好がつかないエース。
おもしろすぎる。全部持って行った。
伊藤ちゃんが後輩アイドル相手に余裕で試合を決めたのは盛大に進歩していると思うんだけど、
それを感じさせないキャラがある意味凄いと思いました。
みずぴょんすはテレビで見せた例の笑顔のままスリーパーをかける場面もあったけど、
わりとどたばたしていた場面だったので一瞬で流れて行ってしまったのが残念。
それよりもなによりも深刻にはまってきているのが怖い。
アプガプはせっかくセミで三人で組ませてもらったんだから、
なんらかの派手な連携とかあってもよかったのかも?
○優宇 vs 坂崎ユカ
二回戦終了後の抽選で坂崎辰巳戦…というかユカっちは1番をひいてなかったっけか。
記憶違いかな。どうだったっけな。ユニバースで確認するか…
その準決勝の試合順ってどういう基準で決まったんだろう?というのがあって。
試合が2試合目だったユカっちの決勝の際の体力の回復度が心配でした。
案の定、入場時には歩いて入ってきたぐらい覇気がなかった。
そういうハンデが存在してしまっていたのがなー、という気持ち。
試合内容についてはもうなんの感想もないです。
感情を殺して見ていました。見てたかな。あまり記憶もない。おもしろくもなんともない。
とにかく今回は全く応援できない気持ちが芽生えてしまったので、
それに付随する実際の試合もまったく楽しめずに嫌な悲しい気持ちでした。
さいあく。もう何を言ってもなーんにも響かない。
だもんで、後楽園のタイトルマッチもなんかどうでもいい。
この気持ち、回復するかな。