2018/5/5
東京女子プロレス「春になったら板橋に行こうよ、仲間も一緒して!」
○まなせゆうな&ラク vs ヒナノ&ミウ
まなぱいパイセンによる教育マッチ。
ほぼまなせさん一人が出ずっぱり。こりゃ大変だ…
アプガはずーっとアプガとばかりやっているので、
ヒカリさん以外が全然伸びてない気がする。
そりゃ動き的にはよくなってるし、出来ることも増えているけど、
試合として成立するレベルではないんだろうなぁ。
特にヒナノさんが試合中に思考が回らな過ぎて活動停止するのは致命的。
それなりに、多少は、頭がよくないとできないよね、プロレス。
そしてまなせさんがちょっと不憫。
もっと一線級で出来る人だと思うんだけどなぁ。
○ハイパーミサヲ vs 上福ゆき vs のどかおねえさん
問題作。問題作は好き。
「こんにちは」を争う謎の闘いとかみーゆさんの自由すぎるプロレス。
もう試合というか逆転プロレス裁判に近いノリ。
基本的にいつものハイパミワールドなんだけど、それを飲み込むかみーゆ。
なんか謎の覚醒の予感…
ビッグブーツ、ドロップキックとフェイマサーしかいま技はないんだけど。
そしてこれがだいぶ後々への前フリだったのがね…
○中島翔子 vs 愛野ユキ
ユキちゃーんの二試合目で初のシングル。
アプガのときもそうだけど、
東女で試合を作れる人が相手になる、試合を作れる人がいる、っていうのは強み。
もちろん翔子さんの掌の上だったユキちゃーん。
長い目で見守っていくしかないわね…
翔子さんはこの試合で新技をいくつか解禁していたのが興味深かったです。
無人在来線固めってネーミングセンスよ。
○沙希様&アズサ・クリスティ vs ヒカリ&優宇
本編は試合後。
かみーゆの美威死鬼軍(見習い)は衝撃的な展開だけど、理想的な方向。
みんなかみーゆ好きだよね。わかる…期待しかない。
現在の美威死鬼軍2人体制はかなりのヒール。それもわりと本気で嫌われているヒール。
いままでもヒール寄りではあったけど愛されヒールではあった印象で。
じゃあ、何が?ってなるとアズサクリスティがあまり支持されてないんじゃないか?と。
なんとなーくだけど、ただのヒステリーに見えるようなそうでもないような。
あの「無礼者!」っていうのとか。なんか。そんなかんじ。
そこに真逆のキャラ(しかも天然)であるかみーゆさんの加入は毒を持って毒を…みたいな流れ。
とにかく沙希様とかみーゆが並び立つというだけで、ルックス的にはプロレス界でもトップでしょ。
やー、期待しかない!
試合の話をするとヒカリさんがすごいよかった。
最後に沙希様に絞められるところをギリギリまで耐えていたのが素敵だった。
アイドルとプロレスという中途半端なことをやっているアプガプの中で、
唯一ちゃんとプロレスラーだな、って思える存在になってきた。
いいかわるいかは置いといて。
○シュー・ヤン vs 黒音まほ
感動巨編だった。前後編の2話しかないのに!
もうお互いの世界観が合致した素晴らしさに尽きる。
場外乱闘から椅子を使った攻撃とまほの高笑い。
死闘を戦い抜いた末にわかりあう二人!そして結婚(?)!すごい!
東女の枠だけではおさまらない黒音まほの魅力よ!
○瑞希&坂崎ユカ&伊藤麻希 vs 小橋マリカ&山下実優&辰巳リカ
タッグ前哨戦。
マリカの覚醒は美威死鬼軍への怒りがもとになったものだと認識していて、
その目的を達成して、じゃあその先は?となるとテーマがなくなる気がしてて。
だったら伊藤リスペクト軍団の野望のほうがテーマとしては強いんだよな。
魅力もある。伊藤ちゃん、みずぴょんすそれぞれにある。
でもたぶん伊藤ちゃんvsマリカの対決が主になるんだろうな。
真の実力者であるみずぴょんすが実力を表に出せたらいいんだけど…
そしてこの試合の裏テーマみたいななんかそういうので、
リカさまのみずぴょんすへの愛がどうなるか?ってのがあって、
試合開始前の握手の時から開始直後のマッチアップ。
そして試合中についにみずぴょんすへの攻撃を行ったリカさま。
もうすべてが尊い…
試合後の伊藤ちゃんのマイクが自己愛によるものじゃなくて、
みずぴょんすやユカっちもちゃんと持ち上げて気を使える懐の深さがまじリスペクト。
WWEでいうところのWM明けのRAWや新日でいうところのイッテンゴのような一日。
新しいストーリーががんがんに動き出すのはとても楽しい。
なにより美威死鬼軍の話から目が離せなさすぎる。