2017/3/12
東京女子プロレス「この際、練馬で盛り上がっちゃお!」
○ミル・クラウン vs 黒音まほ vs 伊藤麻希
奇怪派、奇怪派、アイドル。
東女の産んだ名作、伊藤麻希が本当によい。
身体的なプロレス的にはまだまだなんだけども、
魅せ方的なプロレス的にはもう既に最高傑作になってる。すごい。
ミルキーさんもまほさんも魅せ方的にはパーフェクトな選手なので、
エンターテイメントとしては最高の試合でした。
途中の謎にミルキーまほ組が結成されてタッグになったりして、
人間じゃないふたりが自由すぎた。
まほさんがゾンビなんだけどめっかわですね。
伊藤ちゃんは基礎中の基礎であるところのボストンクラブが、
ウォールオブジェリコレベルのエグさで十分フィニッシャーになりそうでよい。
で、試合後の本編。伊藤ちゃんのマイク。
今回はテレ朝に結果を売ってFIREしてきた大社長にぼこぼこにされる流れ。
すごいなぁ…大社長は伊藤ちゃん大好きだよね…
いったい伊藤ちゃんは誰と戦ってるんだろう?っていう不思議な気持ちにすらなる。
LinQにはこれっぽっちも興味がないんだけどもそっちもチケットを売らないとなのよね?
夏の東女後楽園の宣伝部長として露出が増えたらうれしい。
今回は最後に「一番かわいいのは伊藤ちゃんだよ!」がなかったのはさみしいです。
○まなせゆうな vs のどかおねえさん
のどかおねえさんのユニバースを見ている人向けの「いまから無音になるよ!」が最高すぎた。
おねえさんの無限の魅力を感じつつある昨今…
まなせさんは今回が初参戦。
東女の前はスターダムとかでやってたんですね。知らなかった。
プロレス的にはまなせさんのほうがキャリアがあって、格がちょっと違った印象。
だけども所謂女子プロレス的なムーブやら立ち振る舞いなので違和感はある…
ちょっとヒールっぽいし外敵感がすごい。
いままでにないキャラというか選手というかそういう印象でした。
才木さんも最初は外敵だと思ってたんだけど徐々に好きになったんだよな。
まなせさんはどうなるんだろうか。
ただルックスは正直苦手です!いまのところキャラも!
○山下実優&中島翔子 vs のの子&ミウラアカネ
最後のバストデラックス。
試合後のマイクでアカネちんさんが「助けにいけなくてごめんなさい」と言って、
このふたりの絆の強さみたいなのを感じると同時に、
アカネちんさんの優しさがあふれにあふれてて感動的ですらありました。
言ってもこれからJKになるわけで、まだまだ不安なお年頃。
そういう中で東女の参加したのは不安もいっぱいあっただろうけど、
のの子さんだけじゃなくてみんなに愛されてきたんだなー、と。
ラストは山下さんとシングルか…結構戦績はアカネちんさんのほうがある印象。
そして翔子さんの入場曲が新しくなってた。
戦隊っぽいかライダーっぽいか…と予想してたらゲーム要素が残ってましたね。
これから慣れるかな…
あと翔子さんの新コスもお披露目だったけど入場式はまだ着てこなくて、
髪のアレンジと相まってウーパールーパーみたいな可愛さあった。
おやつあげたい。
○沙希様&マーサ vs 辰巳リカ&滝川あずさ
入場式で多少おすべりになった沙希様。
お箸を卒業したマーサもすっかりマサ化して試合をがっちり作ってる。いい仕事。
沙希様があずにゃんの実況をマイクごと蹴り落とした場面がぐっときた。
ゴツッ!ってすごい音したもんね。
今回はレフリーがよそ見をしていてタッチが認められなかったってネタだけど、
前々回がドラゴンスリーパーで落ちた沙希様の手をモップの柄で持ち上げる。
前回があずにゃんがスリーをとったものの辰巳レフリーが認められておらずノーカウント。
ここにタッチが認められない、ってのを比べてしまうと弱かったなー。
あと岡田レフリーじゃ全然駄目。おもしろくない。岡田め。
試合は辰巳さんがほぼ受けの状態でエプロンPKまでもらってたのがすごい。
あとは終始、徹底して尻。尻。尻。いいとおもう、尻。
ちょっと惜しくも…って雰囲気ではなかったけど、いい試合でした。おもしろかった。
試合後のあずにゃんのマイクで沙希様とシングルの要請をしていたけど、
却下された部分が伝わりにくかったのが残念。
そのあとに辰巳さんがシングル要請したときに「あれ?あずにゃんは駄目だったんだ?」って。
辰巳さんは白いちんちくりんなのに熱い気持ちをもっているのがさいこうで、
マイクを使わずに対戦要求するのとかかっこよすぎた。
四の字、ドラゴンスリーパー、エンジェルアタックが手持ちのカードかー。
ドラゴンロケットとか使えるようになったらさいこうなんだけどな。
これは紙テープ案件なのか…な、、?
○優宇 vs 才木玲佳
優宇さんがまた強くなってた。どこまで強くなるの。
才木さんも筋肉担当だもんでそれなりに筋力はあるのかもだけど、
優宇さんの地力の筋力も相当なもんだから、そのアドバンテージはない、と。
そうなるともうプロレス的な部分で決着がついちゃう。
才木さんは蹴り主体。優宇さんは逆水平が魅せ技になってる。
そこにグラウンドの技術が、
それも相当のレベルの技術があるんだからもう比較できない。
うーん。引き算ではないんだけどね…
タワーブリッジに持っていく一瞬の流れが沸きましたね。
才木さん、悪くは決してなかったんだけどなぁ。
そしてラストライド…才木さん、よく受けたね…
優宇さんががっちり強さの象徴として君臨している限り、
東女は安泰ではあるけど、相手がいなくなってきちゃいましたね。
で、次の挑戦表明があずにゃん。
うーん。
出てきたときのマイクはやっぱり婚活がらみの導入で、
「ちょっとなにをしにきたのかわからない」という雰囲気だったけど、
欲しいものは欲しいと言わないと手に入らないくだりにぐっときましたね。
そうだそうだ。いいこと言う。
無敗の王者と未勝利のチャレンジャーってすごい。
すごいけど、どうなっちゃうの?って気持ちもすごい。
だもんですごい楽しみ。
おもしろいなー、東京女子プロレス。