2017/02/19
DDT「Into The Fight 2017」
●伊橋剛太 vs 島谷常寛
プロレスをプロレス的な見方をするのはよくないんだけども、
島谷がダークのベルトを持っている限りDNAには出ない、ってことは、
ダークを手放してDNAに出られる。
つまりは伊橋が負ける、というのが事前にわかってしまったのが興ざめ。
なんか最近そういうのが多いですよね、DDTさん。
島谷くんは技の精度(入りとかホールドとか)がまだまだよなぁ。
レスラーのレベルってそういうところなんだろうな。
確実性みたいなの。
○彰人&ヤス・ウラノ&高尾蒼馬 vs 岩崎孝樹&渡瀬瑞基&ワンチューロ vs 大石真翔&勝俣瞬馬&MAO
いろんなテーマが見え隠れ。
6人タッグのベルトがいまちょっと影が薄いので、
あとから「これって前哨戦だったのか…」って思い出した。
そしてもうひとつのテーマがスマスカに高尾くんさんが加入したこと。
誤爆アンド誤爆の流れがあって、それをもう少し派手にモメたらよかったのになぁ、と。
まだなんとなくユニットに馴染めてないものね。スマスカポーズもしないし。
ユニットの再編とかないのかな。ないか…
そして今日も渡瀬くんは空気でした。なんなのか。
○平田一喜&高木三四郎&大鷲透&赤井沙希 vs 中澤マイケル&高梨将弘&松永智充&チェリー
中澤マイケルの一時帰国。そして国外追放。
なんかいろいろすごかった…
人数が多かったのでどったんばったんだったけど、
赤井さんと高梨が分かれて戦うのも珍しい気が。
まっちゃんは最近のちゃんとプロレスしているの好きです。
赤井さんの場外へのダイブは足から自由落下だったのがもったいない…怖いのはわかるけど。
一言でまとめるといつも通りのT2ひ~でしたね。
めでたしめでたし。
○こたつ vs 石井慧介 vs アントーニオ本多
こたつすごい。
脚立よりも表情が豊かでいい感じに強い!
手足があるのがやっぱりいいし、入ると寝ちゃうのもぐっとくる。
アントンのロメロスペシャルは芸術的だった…
石井は全日のJr.のチャンピオンだはずなんだけど、こんなことしてていいのかなw
一言でいうとマッスル。
そして試合後の平田とマイケルの寸劇みたいなのああいうのすごい好き。
○高山善廣&樋口和貞 vs 佐々木大輔&マッド・ポーリー
高山、ちょっと足痛めてる?
ひきずってるのっていつものことでしたっけか。
佐々木のTシャツ芸がすばらしかった。
ダムネーションはヒールなんだけど、謎の可愛げがあるのがずるい。
この試合のテーマは高山がポーちゃんをジャーマンで投げられるか?ってところ。
投げ切ってすごいな!と思いました。
で、試合後の高山の無駄遣いはなんか思うところありすぎる…
そういう汚れ役でも受けるんだなー、高山は。って気持ちになりました。
むー。やさしいというかなんというか…
×男色”Bin Bin”ディーノ vs コルト”Boom Boom”カバナ×
男色せんせいのすごみが増している気がする!いいかわるいかは別として!
そしてコルトカバナの適性の高さたるや!
ジョーイライアンがわりとテンプレレスラーなのに対して、
カバナはちゃんとした幅の広さと対応力がある。気がする。
男色殺法を受け切った結果のノーコンテストだもんね。すごいわ…
Bin! Bin!という単語の奇跡があったなぁ。
いいもんみた感がすごい。
ジョーイとカバナが同時に立つことが来るのを期待。
○遠藤哲哉 vs 坂口征夫
タッグの前哨戦。船木は?
征夫さんのシングルって久しぶりな気がします。
序盤のエンテツの奇襲は悪くなかったと思うんだけど、
征夫さんの上着を脱ぐまでが長かったなぁ。
そしてフィニッシュがびしーっと決まらなかったのに試合が決まって、
「あら?これでおわり?」っていうがっかり感がすごかったです。
本当にもったいない。
ハイフライ系は誤爆/自爆と確実に決まったときの差が大事だと思うんだけど…
まだまだなのかなぁ…
○HARASHIMA&KUDO vs 竹下幸之介&ディック東郷
HARASHIMAさんとKUDOさんとディックさんがすごかった。
中でもディック東郷は神々しくもあった。
既にベテラン勢の3人はプロレス的な巧さをもちろん感じるんだけど、
じゃあ、その巧さに勝つためには絶対的な強さが必要で。
強さとは?筋力?スタミナ?
たぶん筋力では竹下くんが優位では確かにある気がする。
それでもHARASHIMAさんに竹下くんが勝てるイメージがまったくわかない。
新日でいうとオカダさんが凱旋帰国して大プッシュされて棚橋に勝ったとき…か。
あの時のオカダさんは不気味さを纏ってたからなぁ。
竹下くんには何もない。
さいたまで勝ったらちょっとDDTの運営のセンスを疑うレベル。
あと前哨戦のタッグで直接決着がついてしまうのはどうなのか。うーん。