2016/9/22
東京女子プロレス「しんじゅくLOVEりん」
美威獅鬼軍復活!KANNAさん卒業!POP選手権試合!と盛りだくさん。
とにかくも入場式で美威獅鬼軍のみなさまがご登場なさるのとか懐かしい。
愛さんがマイクを離さないクダリとかさいこうでしたね…
やっぱりすごいわ、沙希さま。というか美威獅鬼軍。
○ハイパーミサヲ vs のどかおねえさん
いつものハイパミに戻った気がする。
そしてマスクが取れるムーブが今日もまた。うーん。
トーナメントのときの強いハイパミがまたみたい。
おねえさんはここ最近ジョバーっぽい役回りで少しさみしいです。
おねえさん最近すきなので。
○のの子 vs 滝川あずさ vs 小橋マリカ
劇団のの子新宿公演でしたね。いいとおもいます。
小橋さんはあまりしゃべるイメージとかがないんだけども、
今回で意外とちゃんと喋ってて「おおー」っとなりました。
やっぱりのの子さんが巧い。いろんな意味で巧い。
○辰巳リカ vs 坂崎ユカ
きたぞ、かっこいい辰巳が。
正直なところ、辰巳坂崎だったらまだ坂崎に分があると思ってました。
それでも怪我からの復帰以来(またその怪我の直前も)辰巳さんも強さを見せてたし、
気迫もすごいものがあったりで、説得力は十分あったと思います。
そういえば試合前の入場後にコーナーに立ったあたりから、
いつもは声援に応えてたのにそれをせずにずーっと坂崎さんを見てた。
いろいろプロレス的なことを考えちゃうけども、
一枚皮を剥ける瞬間を見た気がしました。
ドラゴン殺法が本人に合ってるんだろうなぁ。
そして試合後のユカっちの修行宣言…どうなっちゃうの…
あとユカっちのマイクの間に野次を飛ばすばかちんどもを「うるさい!」と一喝したかっこいい辰巳。
坂崎ユカがまとっていたのは狂気で辰巳リカがまとっているのは妙な悲壮感なんだよなぁ。
○KANNA&赤井沙希&清水愛 vs 中島翔子&ミウラアカネ&黒音まほ
そんなにたくさんプロレスを見てきたわけではないけども、
美威獅鬼軍というユニットは唯一無二の最高傑作だと本気で思ったお試合でした。
ゴングと同時にふっとぶフランスパンね。
グローブを噛んで外してナックルに行く沙希様のお姿もお懐かしい。
KANNAさんをかばって愛さん絶命くるか…!と思ったら、
さらに沙希さまが二人をかばって愛さんと沙希さまが同時に絶命。
遺体をごろごろと転がされてリング下に落とされるながれとかさいこうすぎる。
結果としてはKANNAさんがベルサイユの槍で大勝利してめでたしめでたしでしたね。
いいもんみたー。よかったー。
これで美威獅鬼軍は本当に見納めなのだろうか…
愛さんが卒業した時はプロレスを続けている限り可能性はあったけど、
KANNAさんは辞めてしまいますものね…むむー。
シン・美威獅鬼軍とかできないかね。
そしてこの試合でもうひとつ素晴らしかったのは黒音まほさんね。
あの子はすごい…なんかわかんないけどすごい存在感…ビッグになれよ…
○優宇 vs 山下実優
柔道vs空手の代理戦争みたいな煽りではあったけど、
序盤は打撃中心で山下さんに分がありつつも、
山下さんは打撃だけじゃないのでかなり圧倒していた印象。
優宇も食らいついて食らいついて、耐えに耐えて時が来るのを待ってたのかな、と。
空手+テクニック+プロレス。
柔道+パワー+プロレス。
で、トータルで後者が上回った…と。
いままでのタイトル戦って、中島といいのの子といい坂崎といいですね、
プロレスが噛みあった結果の試合だったんだな、って。
旗揚げ近くから一緒にやってきた選手同士で。
で、今回はデビュー一年も経ってない違う世代の選手との試合で。
そっか。新しい種類の試合を見たのか、という納得感をいま。
おもしろい試合でした。すばらしかった。
イッテンヨンからずーっとタイトルを守ってきた山下さんで、
勝てる人いないんじゃ…?って思えるぐらいだったけども、
優宇が来た。ストーリーが動いた。
次の対戦相手に辰巳リカが来た。
ヒエラルキーが少し崩壊し始めていて、
世代戦争じゃないけど、
ちょっと混沌として来ているのがいいと思います。
そしてなによりも推しメンがこうして前に出てくるのはうれしいことこの上ない。
正直不安で不安でしかたがないのですが、それでも下剋上ではないけども、
この波に乗ってるタイミングでなにかでっかくて新しい爆発がみたい。
かっこいい辰巳にご期待ください。という気持ち。
あと怪我しないでね?っていう…
いやー、おもしろいな。東京女子プロレス。