長い旅の経由地

2019/7/14
我闘雲舞「Gatoh-Move Japan Tour 441」

〇さくらえみ vs 沙也加
練習生のエキシビジョン。
ダレジョと違って打撃ありなので、
さくらさんの逆水平が妙に生々しかったです。
楽しいプロレスから痛みのあるプロレスへの移行って大変よね。
プロレスをどれだけ楽しめるか?っていうのが、
素人のダレジョでもプロのガトムでも共通なんだと思います。
ずーっと楽しいといいですねぇ。

〇紺乃美鶴 vs 杏ちゃむ
ガトムのエースとしてはまだまだだけど、
ガトムのリーダーとして地位を確立しつつある模様な美鶴さん。
杏ちゃむさんってダレジョ出身でいいんだっけか。
最初はグラビアあがりらしくポーズを決めるだけのプロレスだったけども、
ここ最近はスピード感も安定感も出てきて、きちんとしたいいレスラーになっている。
すばらしさある。
プロレスって結局は人に魅せるものなので、
自分の魅せ方を理解しているのは大きいのかも。
美鶴さんはそれの真逆にいく相変わらずの泥臭さで非常にグッときます。
大技も決まるようになってきているので応援のしがいもあります。

〇SAKI&チェリー vs 駿河メイ&アントーニオ本多
ちゃんこ用に高価すぎるサーモンを購入してしまったメイちゃん。
その理由が「お肉を食べられないアントンさんのため」…泣ける。
一般的な切り身の鮭じゃ駄目だったんだよね。
レシピを調べたら出てきたサーモンの形が違ったんだよね。わかる。
で、急遽結成されたくまとサーモン aka りんごとはちみつ。
アントンのごんぎつねはここ一番の出来でした(バスバイト嫌)。
そしてアントンのプロレスが一番生き生きしているのはガトムな気がしている。
この前のマッスルは別として。
メイちゃんを担ぎ上げての風車攻撃が、
壁を蹴り上げてのバックドロップの誤爆に変化するの名作すぎた。
くまとサーモンの解散が非常に残念でなりません。
そして新生りんごとはちみつが結成!やったぜ!なんだそりゃ!

〇高梨将弘 vs バリヤンアッキ
この試合が市ヶ谷のマットで開催されたというスペシャル感。
プロレスの技術の高さはもちろんのこと、
イマジネーションの高さやバリエーションの多さにため息ばかり。
高梨さんは本当に過小評価されているレスラーだと思うし、
本当に真剣にプロレスに向かい合っているんだなぁと感心しきり。
そしてそのプロレスについてこれたバリアンアッキの成長に目を見張る気持ちです。
ガンプロで突然現れた謎のインド人が日本で頑張って、
これだけまとまった期間、日本にいたのに表立って名をあげたわけではなく、
こういう地道に練習して、実力をつけたのはいい方向に向かうとイイナ!って。
とにかくこの試合は生で見られてよかった!という試合。
たまにこういう試合にあたると得した気分。
そして高梨さんは今回はアッキを見送る立場。
いろんな選手が高梨さんの世話になり、それを見送っていく…
さみしい思いを何度もしてるのすごいな。