2018/11/4
東京女子プロレス「東京女子プロレス誕生5周年記念新木場ツアー2018秋 Two」
○ハイパーミサヲ vs 上福ゆき vs 愛野ユキ
YUKI of YUKI選手権が開催されましたが、
確かにゆきとユキでかぶってるなー、とは思ってました!
どちらも妹気質ですし。
そしてまさかのミサヲが苗字だったとはねぇ…びっくりですよ。
かみーゆとパミさんがおしゃべりをして話を作って、
ユキちゃーんはそれにあわあわと振り回されている感じの試合。
かみーゆは騙されやすいトコロあるから、
簡単に人を信じたら駄目だぞ!って思いました。
ブレーンバスターやってみたい!ってのはよかった。
実際に出来るようになったら高さもあるし見栄えが凄そう。
○中島翔子&伊藤麻希 vs 白川未奈&才木玲佳
白川さんの東女初参戦試合。
ちゃんとプロレスの動きになっているし、
流石の芸能人様なので魅せ方が上手いというか、
わかりやすくプロレスになっているのに感心しました。
最後のノーザンライト受けが気になったけど、まあデビューしてまもないと思うので追々。
でも、芸能人様なので応援するにはよっぽどのことがないとないかなー。
大会後にギョーカイ人的なみなさまと焼き肉を食べながら煙草を吸ったりしてるのを見るとがっかり。
三禁が撤廃されたとはいえさー。イメージめっちゃ悪いよね。
そういうプロのかたはご遠慮くださいなー、みたいな気持ちでいっぱい。
おっぱいとかそういうのいらない。東女にはもっとかわいい子も綺麗な子もいますし。
客層も悪くなるのも本当に嫌だ。あれ、この人きらいだな…まあ、それはそれで。
この試合、伊藤ちゃんさんがアイアンマンを持っていて、
そのベルトがつまらなく剥がされるんじゃないかとひやひやしてました。
翔子さん、才木さんは安定感が凄くて安心なんだけど、
安定しちゃうとおもしろくなくなるのがプロレスの難しいところ…
どっちも好きな選手だし、毎試合おもしろいんだけどもね。
○中島翔子 vs 伊藤麻希
中島翔子がアイアンマンヘビーメタル級第1331代王者様だぞ!
試合後に伊藤ちゃんは無事にベルトを守れた…という安堵感があったあとに、
背後から狙っている翔子さんを観て、とんでもない興奮をおぼえましたね!
どんなベルトとはいえ、シングル初戴冠なのでうれしい気持ち。
○ヒカリ&山下実優&ミウ vs ヒナノ&坂崎ユカ&瑞希
マジラビが凄すぎて試合の印象がマジラビになっちゃうのすごい。
みらクりあんずの時の坂崎中島組の連携っていうのは、
練習に裏打ちされた緻密な連携プレイだったんだけど、
マジラビのふたりはお互いのセンスが共鳴して、
ナチュラルに息が合っている印象がしてすごい。
シンクロ率が異常なんだよなー。一心同体というか。
可愛さの中にふたりとも狂気があるっていうのも最高ポイント。
このメンツの中ではちょっと山下さんが孤立してしまう感覚。
そもそも山下さんはパートナー的なものがいない一匹狼感はある。
エースだからいいのかな。
アプガプはヒナノさんが本当に誰かを怪我させそうで怖い。
出来ることを確実に出来るようにして欲しい。
嘘泣きはヒナノさんだけじゃなくて、
他のみんなが乗っかってきているから救われている。
で、アプガプのプロレス出来る二人がタッグでタイトル挑戦。
まだ早いことは誰の目からも明らかだけど、
タッグ戦線になんらかの動きがあったほうがおもしろいことにはかわりはないので、
さー、どんだけ出来るかみせてもらいましょうか!という気持ち。
○優宇&天満のどか vs ラク&まなせゆうな
この試合のおやすみエクスプレス大喜利は、
まなせさんの母性あふれる天満さま寝かしつけムーブがあってよかったです。
まなせさんが個性をどんどこ出していくのは楽しいのでもっと好き勝手にやって欲しい。
ただ、そういう頑張っている選手を評価してくれる団体であって欲しいなと思う次第。
○伊藤麻希 vs 上福ゆき vs 中島翔子 vs 才木玲佳 vs ヒカリ vs ミウ vs 坂崎ユカ vs 瑞希 vs まなせゆうな vs ハイパーミサヲ vs 愛野ユキ vs 天満のどか
伊藤ちゃんさんがイッテンヨンのメイン!すごい!
そりゃね、技術的にはまだまだだとは思うし、
普通に考えて山下さんの強さに太刀打ちできるとは思えない。
けれども伊藤ちゃんの熱量は既に山下さんを凌駕していると感じるので、
どっちが勝つとは自分では読めない。
むしろ、伊藤ちゃんさんが勝てると思ってるし、信じてる。
山下さんの「お前、すげーな」って一言でなんか確信できる。
あと伊藤ちゃんさんのベルトの似合い方が異常。めっちゃいい顔してるし。
試合の話。
予想と希望では中島翔子の優勝でイッテンヨンにてタイトル挑戦!だったのだけれども、
たぶん誰の頭の中にもそれがあって伊藤vs中島のマッチアップになった時に、
「これは勝った!」と思ってしまった。
ただ、先の試合でアイアンマンを戴冠した時に「おや?」っていう疑念もあって、
もしかして伊藤ちゃんさんが行くのでは?と頭の中にぼんやりあったのも事実。
翔子さんは努力もめっちゃしてるし実力もトップクラスレベルにあるのに、
報われないというか、タイトルに恵まれないというか。
山下さんにだって決して劣ってなんてないし、プロレスだって面白いのに。
どうしてこういう結果になるんだろう。かわいそすぎる。
翔子さんがイッテンヨンのメインに立ったほうが、
自分の熱量は高かったのはずなで悲しい。
もう一つの対抗馬としてマジラビのどちらかというのはあったんだけど、
ベルト持ってるからないのは読めてしまったけど…
みずぴょんすがかなり本気でイッテンヨンメインを狙ってきていたのは感じていて、
落とされたときの「やだー!!!」っていう叫びがもう耳にこびりついちゃって大変。
時間差入場ではあるけどマジラビが揃った時に、
連携が見事すぎて同時に落とされたのは皮肉。
そしてその落ちるきっかけを作った(ロープをぶんぶんした)のが伊藤ちゃんさんってのもさらに皮肉。
マジラビとみらクりと伊藤リスペクト軍団の関係性みたいなのが、
共闘関係にはありそうだけど、
本当のところ、意識しあってけん制し合って不思議な非バランス状態なのが面白い感じ。
ユカっちとみずぴょんすのパートナー同士の決戦でもあったし(かみーゆは置いといて)。
かみーゆの突然の登場は大事件だった。
中島伊藤のふたりの対戦に夢中になったのと、
アイアンマンが移動してしまったので気を抜いていたところにかみーゆの登場。
ちょっとかっこよすぎたな…テンションだだあがりでした。
前日に「仁義なき伊藤会」というトークショーがあって、
伊藤ちゃんさん、みずぴょん、かみーゆの3人の関係性が垣間見れたんだけど、
あんなに仲良く言いたいことを言い合っていたのに、
そこで争うんだ…?っていう謎のエモさがあった。
トークショーに行ったものの特権みたいなおまけみたいな感覚。
ブックとしては最高のストーリーだった。やー、すごかった。
とにかくいま東女は伊藤ちゃんとマジラビで回っているんだな、って思いました。
伊藤ちゃんに対してみんな思うところあるんだろうけど、
自分はこのストーリーに目いっぱい乗っかれているし、楽しめている自信がある。
東女は本当にすごいなぁ。
もうひとつのトピックとしては休憩明けの辰巳リカさまのライブがあって。
リカさまの休場中に自分が東女に感じている物足りなさみたいなものがはっきり。
リング上を走ったりコーナーに登ったりしている姿を観て、
尊さを感じてしまうし、同時にさみしさもあるし、
慌てて欲しくはないけど、早く帰ってきて欲しい気持ちもどかんとあります。
そういうのむずかしいよなぁ…
変にプレッシャーというか気負いというかをかけたくない。
マイペースで帰ってきて欲しいデス。