2018/9/29
GOING-UP「middle edgeシリーズ vol.4」
○黒田哲広&渡辺宏志 vs 室田渓人&近藤”ド根性”洋史
室田くんに感情移入してしまう下北の民だったので、
ちょっと注目点が特異だったのだけれども、
やっぱりまだまだな部分があって心配ではありました。
不器用ってどうにもならない部分があるからなぁ。
キャラクターという点では不器用ってのはよさではあるけど、
レスラーとしての強さに直結してマイナス点にもなりかねない…
そういうのってどうしたらいいのかしらね。練習?
あとやっぱりベテランには余裕がある。余裕って大切。
それから#一日一覚醒 のアイディアはいいと思うので、
継続していった方がいいとおもうなー。
なにかしらの発信があるのはレスラーとして有効だと思うので。
○ウルトラソーキ vs 飯塚優
ウルトラソーキ選手が謎すぎてちょっと面白かった。
身体の(いいも悪いも)大きさのわりに動けてたのが意外。
動けて、かつパワー系の技もあっていいと思いました!
調べたらまだ22歳なのか…意外と若かった。本当?
しかし沖縄系のマスクマンのデザインはああいうのが主流なのかしら。
飯塚くんは総合系の選手からプロレスラーになれたら覚醒しそう。
○松田慶三&YUJI KITO vs スーパー・ドクター・秀&松崎和彦
スーパー・ドクター・秀の動きが良すぎて何者だったんだ…という気持ち。
ピーナッツ臭さを感じつつ、軽量級マスクマン的な動き…わからんw
試合は熱波軍が勝ったけど、その後のどたばたでお薬を飲まされるKZ選手。
卒倒からの心臓マッサージ→人工呼吸未遂の流れ。
試合で決着ついたけど抗争が続くってのはあまりないパターン?
○兼平大介&大谷譲二 vs 井土徹也&ガッツ石島
井土選手がよかった。あんなによかったっけか。
身体も厚くなってたし、気迫も前に出ていて伝わってきました。
まだお若いのにたいしたもんだ。
受け止める側のチャンピオンである兼平選手はまだ余裕があったけど、
その余裕を奪うのはどういう要素があればいいんだろうか。
スタミナ?パワー?テクニック?アイディア?
ベルトに届かないという印象は受けなかったので応援したい気持ちに。
しかし綺麗な前哨戦でしたね。
○藤原秀旺 vs マスクドミステリー
やー。なんかいろいろありすぎてw
下北沢の守り神であるミステリーさんの応援に行ったので、
もちろんミステリーさんの敗戦は悔しい。
しかもあの絵に描いたようなヒールユニットの介入による敗戦。
なんでや!勝ってたやろがい!
でもまあ他団体(?)のベルトだし、あのヒールユニットだし。
藤原秀旺というレスラーが謎すぎてちょっとおもしろい。
妙な空気感を持ってるわよね…
間の取りかたとか、凶器のチョイスが意味不明なところとか、
ジャケットを着たりサングラスをしたりとシュール極まりない感じ。
その上でわりとテクニックがあるのがぐっときます。
ニールキックとかびっくりした。できんじゃん!って。
この規模のインディーにちょうどいい感じに客を煽って、
その客に煽りかえされても別に被せてなにも言えないその中途半端加減とか。
胡散臭さが漂うのはクセになるなぁ。
旗揚げ戦以来のGOING-UPでしたが、
王子にちょうどいいサイズに動員だし、
客のわかってる雰囲気もとてもいいし。
比較的ごつごつした武骨なプロレスだけど、
メインストーリーがゆるふわ感もあるのが素晴らしい。
逆に華やかさが皆無ではあるのでこの先どうなるかは気になるところ。
なににしろ、全部がちょうどいい。