2018/9/23
DDT「Road to Ryogoku 2018」
○大石真翔&アントーニオ本多 vs ゆに&赤井沙希
まこりんの上手さが目立ったこの試合。
というかいつだってまこりんは上手い。
ちゃんと真面目にやって欲しいのに。
ゆにはまこりんありきなのでにんともかんとも。
大阪在住で練習とかどうしてるんだろうか。
そろそろ子供キャラから脱却してハード目にやって欲しい。
いつまでもお客さんだといる意味ないでしょ。
あとアントンはチンポキンで最高だった。
\チンポキン/
○西条水姫 vs 高木三四郎 vs 松永智充 vs ランジェリー武藤 vs ももねえ vs モンスター・ハロウィン vs ビッグベアー vs 5代目タイガーマスク(自称) vs 軍団ひとり vs キム・ヨッチャン vs 凡人パルプ vs ZIMA吉田 vs ONAKIN vs ヘン・チーナ vs エリリン高木 vs ムービースター
ひどかった!(褒)
誰一人ちゃんとしたレスラーがいなかったのが凄い。
シャイニングウィザードを逃げるのはもう最低レベルだと思いました。
結局、ランジェリー武藤を見ることが出来たお得感と、
強いて言うなら5代目タイガーマスク(自称)の完コピが面白かった。
それとYMOのシャツいいわねー、っていう。
あとは本当にどインディーで、こんなにたくさんいるんだな…って感心した感じ。
ALLDOINで本当に興行するっぽいけど、ひどすぎて逆に伝説になりそうでいいと思います。
○渡瀬瑞基&ジェイソン”ザ・ギフト”キンケイド vs 飯野雄貴&石井慧介
キンケイド、帰って来てる!うれしい!
まあ、みどころはそれぐらいな試合…
○高梨将弘&KUDO&坂口征夫 vs タノムサク鳥羽&奥田啓介&今成夢人
今成さんが後楽園でDDTに出場するのって初めてみる気がする。すごいことだ…
ただガンプロで見せていることをDDT本体でやってみると、
レベルの違いがこんなにあるの?という悲しみが襲ってきました。
インディとはいえDDT傘下なんだからそれなりのレベルにしないと、
本当にガンバレ☆プロレスはお荷物団体になってしまうのではないか?と心配になったり。
でも、それでいいのか…ガンプロはそれでいいのか。
奥田選手がDDT所属になったのはいいと思いました。
あれだけの総合格闘家のテンプレのような、
旧時代のヤンキーみたいなギラついた感じは最近なかったのでなんか新鮮。
微妙にいい人さが染み出していて憎めないのもいいと思います。
征夫さんとのバチバチは見ていて楽しいし、
逆に酒呑童子に欲しいなー!という感想です。
○イーサン・ペイジ vs 樋口和貞
スピード感のないもったりとした試合。
パワー系のおふたりなのでしかたがないのかもしれないけど、
それでもペイジさんが見得を切りながら試合をするレスラーなので、
一層のもったり感を増幅させていてなんか集中力が切れる感じに。
アメプロ的なものは長年身についたものなのでしかたがないけど…
好みの問題なのかな。
そして樋口くんが負けちゃうんだ?っていう実力じゃなくて、
レスラーとしての格やら地位やらが結果に結びつくのがにんともかんとも。
○佐々木大輔&高尾蒼馬&遠藤哲哉&マッド・ポーリー&島谷常寛 vs 平田一喜&HARASHIMA&大鷲透&上野勇希&スーパー・ササダンゴ・マシン
ダンゴがディザスターボックスに加わっている理由…
旧ディザスターボックスを存じ上げてなかったので、
「そうだったんだ!?」っていう驚きと納得。
イルミネーションマッチの妙で残されたメンバーに絶望感が漂ったり、
それでも頑張ってもしかして勝てるかも…?みたいな雰囲気になったり、
いい5対5の試合でした。
普通のタッグよりもりあがるわね、この形式。
ダムネは島谷がいい意味でも悪い意味でも目立っていて、
島谷は活躍(?)の場が与えられてよかったねぇ…という気持ち。
○MAO&マイク・ベイリー vs バラモンケイ&バラモンシュウ
バラモン兄弟がバラモン兄弟の試合をしてそれでお腹いっぱいになった試合。
バラモン兄弟はそれ以上でもそれ以下でもないことがよくわかりました。
この試合にタイトルがかかっているのが微塵も感じられなかったのも凄い。
MAOベイリーは…なんだろうな。うーん。
○竹下幸之介&彰人&勝俣瞬馬 vs 菊タロー&サブゥー&葛西純
サブゥーは知人が熱狂的なファンで、話をいろいろ聞かされていたのだけれども、
その話に誇張がなく全く持って思っていた通りのレスラーだった。
すばらしい!すばらしい伝統芸能!
ただひたすら椅子!椅子!椅子!なのは見ていて気持ちがよかったです。
観られてよかったなぁ…というレスラーはいろいろいるけど、
サブゥーもその一人だと思うので、生で見られて得した気分でした。よかった。
そして菊タローのブレーンバスターの前口上も見られて得した気分。
で、その前口上を竹下もジャーマンスープレックスを放つ前に行ったのがよかった。
竹下の大阪というバックボーンの中には確実に大阪プロレスがあって、
先日のくいしんぼう仮面もそうだけど、菊タローも確実にそこに根付いているんだな、と。
彼のそういうコミカルを経由してきた部分をもっと出してくれるのは嬉しい気持ち。
多少の親近感を感じられるかも。
で、本編は試合のあとにやって来て。
CIMAがいろんな団体に参戦しているっていうのは噂にはちらっと聞いていて、
それが実際にDDTにやってきたのはおもしろい流れ。
というか、かなり興奮しましたね!いいとおもいます!
ドラゲ勢はマイクがちゃんとこなせはするけれども、
なーんか台本を感じる喋りかたなのでそれが鼻につくのが難点。
でも、会場が久しぶりに「敵が来た!」みたいないい雰囲気になったので、
これはいい流れ!
両国単発なのはもったいないなー。
○男色ディーノ vs 里村明衣子 vs 入江茂弘
ディーノが王座奪回っていうのは確かに一番予想してなかった結果!
というかてっきりフェイタル3WAYで勝ち抜けかと思っていたので、
入江くんがディーノに勝って、里村は負けずして王座陥落ってのを予想してた。
もう試合形式ごと勘違いしていたのでうっかりも甚だしい感じに…
入江くんが負けたシーンは里村の技でフォールがディーノっていう凄い展開だった。
あそこの流れは感心した。
その前に入江くんに徹底的に痛めつけられていた里村だったので、
ディーノは簡単に勝てた雰囲気ではあったなぁ。
里村vs入江っていうのがメインコンテンツとしてこの試合にあって、
中盤までのやりとりは二人のマッチアップが印象的。
それの結果として里村さんにはかなりのダメージが蓄積されてしまって、
ディーノにデスバレーに行くのにもちょっと崩れてしまったし、
ちゃんと立てずにプロレスが出来なかった場面にもなってしまったのでは?と。
その中盤の入江くんがディーノと里村さんをコーナーから担ぐやつも、
なんとなーく上手くいかなくてディーノが頭から落ちたりして、
ちょっとしたぐだぐだ感はあったのが残念。
まあこの試合で大切なのはストーリーと結果だから…
そして3人が綺麗に和解。
いまいち盛り上がりのなかった両国までのKO-D戦が盛り上がったのは里村さんのおかげだし、
入江くんは辞めないよね?という気持ち。
しかし報われないな、入江くん…
両国メインは佐々木vsディーノで決定なのかしら。
本当に赤いいつどこはなかったことにされちゃうのか。
そのへんのがっかりが凄い。ちゃんと考えて欲しい。
これで「実はみつかりました!いつどこ!」ってなったら逆に凄いけど。
でもなーんか想像できないなー。その試合。