2018/7/1
よしむらプロレス「よしむらプロレス旗揚げ戦」
○大谷譲二 vs 田馬場貴裕
田馬場選手は初見でした。
総合畑のプロレスラーってことでいいのかしら。
キックの重さが凄そうだった…音で判断だけども。
マット慣れしているそうなので迫力のあるいい一戦に!
迫力がありすぎてお客様の1歳児がギャン泣きするハプニングもあっていい盛り上がりでした。
大谷選手はほぼ押され気味だったけど、一瞬の隙をついて丸め込み。
一瞬の隙をついて丸め込みっていいよね。
○忍 vs くいしんぼう仮面
忍選手をこの距離のマットプロレスで見ることが出来るってなんかすごい。
そしてさすがの躍動感だった。
大日のJr.のチャンピオンは伊達じゃないなぁ。
ニチョプロとかで客がみっちりの場所で試合をこなしているので、
場外乱闘も余裕の安心感。
くいさんのプロレスにしては真面目路線だったのが意外。
意外というか、予想を裏切られる感じでよかったです。
とはいえ、いつものムーブがしっかり見られたので満足度は高い。
いやー、いいもんみた。この一戦はレアすぎた。
○マスクドミステリー vs 室田渓人
プロレスにはドラマがつきものだけれども、
今回のミステリーさんと室田選手のドラマはなかなかぐっとくる。
ふたりの出会いの場であり、今回のよしむらプロレスにまで到達した過程が胸熱。
見ている人にも痛みが伝わるプロレス、ということで、
ゴーイングアップ的な武骨なプロレスが繰り広げられ、
ARENAという会場の特性を生かした技の脱出方法(ノーロープ故の鉄柱エスケープ)や、
ミステリーさんにおける、
遠くの人にまで見られるように気を配ったフィニッシュ(アルゼンチンバックブリーカー)。
なんだかいろんなモノが詰まっていて素晴らしさがありました。
これを見に来た!という気持ちだったので満足度が凄い。
○ブランコ vs くいしんぼう仮面
問題作きた!
ARENAの門番として君臨していたブランコ選手がついにデビュー。
その凶悪性を存分に発揮した名作だった。
ブランコの属性を活かしたスピード感、パワー、そしてテクニシャンぶりが目を見張る一戦。
スイングDDTからの電光石火のブランコクラッチは一瞬の出来事だった…
あのくいしんぼう仮面が防戦一方だったのは意外。
これがデビュー戦だというのが末恐ろしいぜ、ブランコ選手…
この試合が目撃できただけでも十分元が取れました。
○大和ヒロシ vs 大谷譲二 vs 田馬場貴裕 vs 忍 vs くいしんぼう仮面 vs マスクドミステリー vs 室田渓人
全員参加バトルロイヤル!
急遽参戦の大和ヒロシ選手はこれがマットプロレスプレデビュー。
なんでも大和選手から出場のオファーがあったとのこと。積極的な売り込み大切。
興行最後のボーナストラック的なもので、忍選手の悪知恵のようなほぼ全裸祭。
全裸でのパロスペシャル。全裸でのロメロスペシャル。の立て続けのスペシャルがひどくて最高。
特に「下北沢の風紀を乱したため反則負け」をしてしまったくいさんのロメロスペシャルの危険度よ。
今回のよしむらプロレス開催までの紆余曲折がいろいろあって、
その中でガンバレ☆ザ☆DJsとしてのお手伝いの志願。
設営周りのお手伝いをさせていただいた感じではあるのだけれども、
親しみのあるARENAにマットを引いて椅子を並べ終わった後の、
「あ、これ大成功だな」という謎の確信があってとてもぐっときました。
尽力した関係者やチケットを手に入れて観戦に来たみなさまがみんな幸せそうで、
非常にいい興行だったな!と大きく感動した次第です。
マットプロレスには、プロレスには夢がある。