敵意のない無自覚な裏切り

2018/6/8
我闘雲舞「Gatoh-Move Japan Tour 360」

○アントーニオ本多 vs エーリエル・スッナイパー・ニック
真面目な方向の試合のアントンはほんとかっこいい1
コミカルができる人は本当の実力を隠し持っていなければ無理なのよね。
ヒールは実はいい人、ってのとおんなじで。
ニックさんは下北沢大会もあまり印象が残ってないのだけれども…
市ヶ谷の狭さにあまり慣れがなかったのかも?
とりあえずアントンがかっこよかった試合。
ナイス逆水平。アントン好きなのでうれしい。

○里歩&紺乃美鶴 vs 駿河メイ&バリヤンアッキ
美鶴さんの負けず嫌い加減がここ最近さいこうで。
同期だったアーサさんが欠場中で、そこに来た逸材感いっぱいのメイちゃん。
やー、負けたくないよね!
メイちゃんはもう(周りに活かされてるのは当然あるだろうけど)遜色ないように見えて、
それでもってキャラ的にもお客さんに愛されるガトムらしい選手。
美鶴さんは不器用にも気持ちでどんどこ突き進んでいる選手だけど、
昔見たときはちょいちょい細かいミスとかあった印象だったけどそれがなくなってた。
やー、練習してるなー。本当に、この団体は。
里歩さんの安定感はもう安心でしかないけど、市ヶ谷は狭い。
もっと大きなところで羽ばたいてほしいけど本人はそういう気持ちはないのかな、といつも思う。
詳しいことはわからないしそんなに長く里歩さんを見て来たわけではないので個人的な疑問。

○趙雲子龍&高梨将弘 vs 水森由菜&沙紀
趙雲高梨組の安定感と安心感よ。
ゆなもんさんはみるのは2回目かな。
身体の大きなことはそれだけで個性につながるので、
ガトムでは唯一、そしてすでにナンバーワンなわけで。
それをどう活かすのかは本人の努力次第…
で、彼女は絶対的に努力をしている。期待感あるー。

市ヶ谷は試合の内容云々よりも個々の個性を見られるプロレス。
そして座談会というスタイルでストーリーが動くのが面白い。
ストーリーを深く理解するためには市ヶ谷に足を運ばないとダメなのよね。
ふむ。
今回はゆなもんが美鶴さんを無自覚に裏切って、
その時の美鶴さんのコロコロ変わる表情が最高でした。
いいよー、いいよー。そのままやっていこー。