2019/4/5
よしむらプロレス「室田渓人の逆襲ロードウォリアーズ」
○ジェイソンボーヒーズ vs 室田渓人&大谷譲二
○大谷譲二 vs 室田渓人
よしむらプロレス番外編第二弾。
ジェイソンへの逆襲に燃える室田くんが同じくガッツワールド卒業生の大谷選手と組んでの一戦。
この試合に先立って、室田くんの失踪騒ぎが発生。
連絡が途切れ、前日のDJイベントに姿を現さず、
さて、当日はちゃんと姿を見せるのか!?が謎に注目点に。
プロレスに、そしてプロレスラーに意外と必要なものが、
人間模様や人間性だったりして、
室田渓人というプロレスラーの人となりに迫る!みたいな展開になったのは面白かったです。
前日のDJイベントに姿を現さなかったのは、
当事者の一人として(DJのサポートとして現場待機していた)はどきどきしましたが、
前日はこのまま姿を現さないのがプロレス的には正解だし、
おもしろい方角なので間違いじゃなかったと思います。
そもそも彼の失踪癖のようなものは、
自業自得的な部分まで行ってしまわないように気をつけて頂きたいけれども…
で、当日は客入れDJとしていい仕事をしたと自負しているんだけれども、
彼のテーマ曲的なものでもあるエレカシをかけたタイミングで雰囲気を作ったが
(室田コールも自然発生)、
そこでトイレタイムになってしまったのは「そういうとこだぞ!」という結果に。
ジェイソン戦は予想通りの凄惨な流血試合となり、
場外乱闘でもお客様がだいぶ巻き込まれていたので、
盛り上がり方としてはよかったと思います。
が、試合の終わり方が妙に淡泊…
あれ?こんなもん…?もうおわり?みたいな雰囲気から、
室田大谷のシングルマッチが急遽決定!
これは素晴らしい流れ!場内大納得!
失踪騒ぎを起こした彼に対する教育的な部分もあるけど、
室田渓人という人間が抱えている悩みやそういうのをひっくるめて、
プロレスの試合という形で気合を注入するという美しさ。
彼を救ったのはプロレスであるのは間違いない。
今後とも悩んで迷ってふらふらすることも多いと思うけれども、
そのたびに何度もプロレスに救われていくんだろうな、と考えると、
プロレスラーである彼、彼らがうらやましくも思えました。
プロレスは美しい。心から本当に。